リベンジ婚活とは?
リベンジには【復讐・報復】といった意味がありますが、婚活においては、こんな事例が考えられます。
・交際している恋人に「結婚したい」と言ったら断られてしまった
・アプリや相談所で婚活をしてみたけれど、うまくいかず落ち込んだ
どちらのケースであっても、リベンジは可能です。
ただしここでいうリベンジは報復というよりも、あなた自身が幸せになることで、あなたのことを見下したり、あざ笑ったりした同僚や元カレ、あるいはカウンセラーを見返すこと、と言えるでしょう。
今回はそんな中でも最も深刻な、失恋からのリベンジ婚活に限ってお伝えさせていただきます。
そもそも恋愛と結婚は違う!?
恋愛経験が豊富な人ほど、恋愛の延長上に結婚がある、という思い込みをなかなか捨てられずにいます。その発想が結婚を遠ざけているとも知らずに。
どういうことかというと、男性は恋人にしたい女性=恋愛向きの女性像と、お嫁さんにしたい女性=結婚向きの女性を分けて考える傾向が強いからです。(もちろん個人差がありますが、少し我慢してお聞きください)
そんなこと言っても好きだから結婚するのが普通でしょう?
愛のない結婚なんて絶対にしたくありません!
多くの女性がそう考えていることを、もちろん私も知っています。
でもね、愛だけでは生活はたち行ききませんし、まして子供が欲しい欲しくない、家をどうする、親はどう考えているのか、など人生の重要な決断に関わる部分が噛み合っていなかったら、どちらかが我慢をしなくてはいませんよね。結婚はした後の時間が長いのです。もしかして50年以上も連れ添うかもしれないお相手ですから、なるべくお互いに無理やストレスが少ない人を選びましょうね。そして長い時間をかけてかけがえのない愛がゆっくりと育っていく、という考え方も素敵だと思いませんか?
男性は親からも期待されている
恋愛と結婚の最大の違いは、お互い相手の家族が自分の家族になる、ということ。男性本人はあなたのことを
”可愛いし俺に惚れてくれてるからOK”
と思っていても、親御さんはそれでは納得いかないこともあります。
親から言葉でははっきりと言われなくても、
- 長男だから子供(跡取り)を作らないといけない
- 実家をいつかは継ぐことを、念頭に置いておかないと
- うちの母は病弱だから、一緒に面倒を見て欲しい
- 資産があるので、いい加減な経済観念の人では困る
など、恋愛感情だけでは処理しきれない様々な事情を抱えているのが、真面目に婚活をしている男性あるあるです。逆に、
- 子供はどっちでもいい
- 受け継ぐものは何もない
- 資産形成にも興味がない
- 親や実家を特別意識する必要がない
という男性ほど、結婚に対してなかなか決断できず、どこか他人事なものです。
愛し愛されて満たされたいという欲求はもちろん男性にもあるけれど、正直なところ恋人で十分満たされてしまうからです。
結婚は社会的な活動
男性にとって結婚は社会的活動であり、社会人としてのステップアップを伴います。だからこそ、女性のわがままやだらしなさ、気遣いのなさを見て、
恋人にするには十分だけど、
お嫁さんにはできないな、、
と思ってしまうことが多々あるのです。
逆にいうと、お嫁さんから除外される項目を知って交際していかないと、何人と付き合っても結婚は難しいかもしれません。好きだから結婚できる、というほど男性にとって結婚って単純なものではなかったりするのです。
結婚はナシ!とお見切りされる条件
男性にとって結婚とは日常生活が大切です。ただでさえ一家の大黒柱なんていう責任の重さにおののく人が多い中、せめて見た目と性格がよく、ストレスフリーであることが最高のお嫁さんです。さらにいうなら最近の男性は、経済力も女性に求めていますよ。
ところが恋愛体質の女性にとって、結婚は非日常、憧れの花嫁へのパスポートなのではないでしょうか? もちろん男性だって、ラブラブな新婚生活を夢見ない訳ではありませんが、次に挙げる性格の女性とは「正直結婚したいとは思えない」のが現実です。
- 怒りっぽい
- 愚痴っぽい
- 依存体質
- 家事が嫌い
- ガサツ、怠惰
- 小言が多い
- 浪費家
- 体が弱すぎる
私が多くの婚活男性を見てきた経験上分かったことですが、上記の女性とは、付き合うところまではセーフでも、家族になることは負担が大きすぎると判断しています。「じゃあ一生怒ってはいけないの?愚痴を言ってはいけないの?休日にダラダラできないの?」というとそうでもありません。そんな完璧ないい子なんて存在しませんからね。
ただ少なくとも婚活中はネガティブすぎる本音や過去の男性関係についてペラペラと話さない、自立しようと頑張る姿勢を見せるということが賢明です。
婚活の前にすべきは、まず自分自身を深く知るということ
さてここまでは、リベンジ婚活を成功させるための土台となる、
・男性が持っている恋愛と結婚の認識の違い
・男性が結婚したくない女性、結婚したい女性の基本条件
をお伝えしてきました。
では、男性のニーズに合わせるだけで、あなたにとって本当に幸せな結婚ができるのでしょうか?私はそうは思いません。
同じ年齢、同じような学歴、年収でも、人って本当に魅力が違うのです。婚活をして、最も理想に近い人と結婚できている女性たちは、自分の魅力を理解し相手に伝えることに成功した人たちです。というのも、男性は、見た目と中身の激しいギャップについていけるほど柔軟性があるものではありません。だからこそ、あなたの魅力を十分に引き出し、それを見える化することで、気が合う人とマッチングすることが可能になるのです。
婚活は魅力をどれだけ深掘りし、開花できるかがカギ
ぶどうの樹結婚相談所では、ご入会の際最初の面談で【魅力の深掘り】をさせて頂いています。そこで、あなたの魅力をしっかりと花開かせて、最も刺さるお相手に届けるのです。
その時に、魅力に気づくのは、お相手だけでなくあなたご自身でもあります。
人は自分の魅力知った時、心から自分を好きになり、どう振る舞うべきかが分かってきます。ここで大切なことは、万人ウケを狙ってはいけない、ということです。あなたにはあなたにしかない個性=魅力があるのですから、それを武器にしなくてどうするというのでしょうか?
でも、本当の自分を知ったらお相手が引いてしまうのでは?
そう思う気持ちはわかりますが、十人十色、蓼食う虫も好き好きです。あなたのいいところと悪いところを可愛くアレンジしたプロフィールを読んで、興味を持ってくれた人となら、交際もスムーズでダラダラと長い婚活をせずに済みますよ。
年収は高ければ高いほどいいの?
リベンジして理想の相手と結婚する、というとすぐに年収の話と直結する女性は多いもの。年収の話は避けて通れません。
仮に同じ年収1,000万の男性がいたとしても、
- 見た目や価値観は人それぞれ
- 年収は高いけど貯金がない人もいる
- 10年20年後の年収まではわからない
- 仕事が忙しすぎて放置される可能性がある
- 転職や転勤などの可能性もある
- 年収と年齢は大抵セット
など年収の見方を知った上で、自分が望む未来に必要な家計は一体いくらなのか?を理解しておかないと、こじらせてしまいますよ。わけもわからず、「とにかく年収が高い人が安心!」とばかり、振り向いてくれない相手にせっせと申し込んでいるうちに、時間だけがすぎていくなんていうことになりかねません。
本当の話、お金は幸せになるのに必要な分だけあれば十分なのです。ありすぎる資産やお金は逆に不安や家庭不和のもと。浮気や家庭崩壊へのキッカケにもなりうることを知っておいて欲しいなと思います。それでも玉の輿がいい、という人にはそれなりの覚悟をお願いして、サポートをしていますよ。
男性が結婚したくなるモチベーションUP法
正直にいうと、多くの婚活男性はガラスのハートです。女性の何気ない一言に傷ついたりしています。
- デートで予約したお店をけなす
- 会話の最中につまらなそうにスマホを触る
- つかれた、だるい、眠いを態度に出す
- 無表情、ノーリアクション
といった女性が出す ”興味なしシグナル” に敏感に反応していますよ。でももしも結婚する気があるのでしたら、少なくとも好みのタイプのお相手とのデートの時は良いリアクション、礼儀正しい態度をキープしましょう。おしゃべりが苦手、という会員様には【お見合い・デートの虎の巻】をお渡ししていいますよ。
婚活中の男性は、
- いつも楽しそうにニコニコしている女性
- 上手に甘えてくれる女性
- 時には甘えさせてくれる女性
を結婚の対象にしています。わがままや贅沢はほどほどに、フレンチやイタリアンのコース料理ばかりを希望するのではなく、彼が肩残らないようなラーメン屋さんやファミレスなどを時には提案したり、たまには自分がご馳走するのも、男性に結婚を決意させる行動です。
リベンジ婚活を成功させる方法まとめ
- 男性に刺さる自分の魅力や個性を改めて理解し、見える化する
- 男性が結婚相手にしたくない条件、したい条件を理解する
- 理想の結婚生活から逆算してお相手を絞り込む
- 交際相手の結婚へのモチベーションを高めていく
もしかしてリベンジを願っているあなたは、上記のことを知らずに、恋愛をすれば自動的に結婚ができる、と思っていたのではないでしょうか?そうだとしたら、男性心理を知らなかっただけなので、今日これを読んだ今からは成長できていると思いますよ。
なお、多くのケースで恋愛経験が豊富な女性が陥りがちなミス、というものがあります。
それは自分の本音を出会って間もないお相手にペラペラと話してしまうこと、そして過去の恋愛についてしゃべりすぎることです。女性同士では過去の恋愛トークはテッパンかもしれませんが、正直婚活中の男性にとって、元カレはこうだったという話ほど聞いてて嫌な気持ちになる話題はありません。そのことを理解して、魅力を伝え続け、正しい場所で婚活をしていけば、きっと理想の相手に巡り会えるでしょう。
あなたご自身が気づいていない魅力を深掘りし、開花させるお手伝いをしていますのでよければご相談くださいね。