結婚相談所でも両思いってあるの?実はあります。とかく条件やスペックが最優先と思われがちなお見合い結婚ですが、愛情が芽生えなくては誰だって結婚という大きな決断はできません。それでは【両思い婚】できた人はどうやっていたのかをお伝えしていきます。

愛も条件も叶える結婚

お見合い結婚、と聞くと「愛がない」とか「スペック重視」などと悪いもののように言いたがる方はいまだに一定数いるようです。概ねそういう方に限って、ご自身がスペック不足だったり、夜の相性重視だったりするので、ここではっきりとさせましょう。お見合い結婚は、条件をクリアした上で両思いになることができる、最短のルートだということを。そう、心がけ次第で、愛も条件も両方が手に入るのが、結婚相談所での両思いなのです。使わない手はありません。ただし、なかなか好きになれない、好きな人からはすぐに振られる、とお悩みの方が多いのも事実です。

それでは、結婚相談所で婚活をして両思いになれる人はどこがどう違うのでしょうか。

両思い婚できた人に共通の特徴5つ

  • 1.デートのお支払いを2人で分担
  • 2.思い込みを捨てている
  • 3.おしゃれを手抜きしない
  • 4.言葉がポジティブで丁寧
  • 5.受け身な婚活を卒業

それでは解説しましょう。

1.デートのお支払い

両思い婚ができた女性会員様たちに聞いてみたところと、デートでのお支払いは女性もしているとのこと。

例えば、

「今回は彼の行きたいレストランでご馳走になった」

それなら

「次回は私が行きたい水族館にしましょう、チケット代は私が出します。」

いうふうに、かわりばんこにお支払いをしていました。

または、メニューを見たら思ったよりレストランのご飯代が高い、という時はささっと彼に

「これで足りるかな?お支払いお願いします。」と半額くらいのお金を渡す。

レジ前でああだこうだいうより、何倍もスマートです。

もしくはそんなスマートな行動はできない、というなら、お会計の時においくらですか?とお財布を出してもいいでしょう。でもこれだと、払うフリだけで本当は払いたくない、という意思表示にもとれます。お札を「ハイどうぞ」とだしておいて、後で不満を言う女性はなかなか結婚できないので、払う気がないならいっそ出さない方が潔いです。ですが、両思い婚からは遠のくと思って下さい。

というのも、交際中のお気持ち、温度感を、奢ってくれるかどうかで測ろうとするのは、今どきナンセンスです。賢く両思いになれた女性たちは知っていました。お支払いをいつもいつも男性任せにするということは、結婚後は

「誰に食べさせてもらってると思ってるんだ!」

と言われても、文句がいえない、ということを。また、共稼ぎなのに、なぜか女性ばかりが家事をやって、子育ても1人で頑張って、ということを当たり前のように女性に求めてくるケースがあります。それって歪んだ男らしさ(=金払いの良さ)を女性が求めた代償なのかもしれません。考え方を変えて、結婚後も風通しの良い関係にするために、女性からも積極的にお支払いをしましょう。

2.思い込みを捨てる

人って、過去のデータから未来を予測する生き物。

だからでしょうか?元カレや両親をネタに、

  • 理系の男性とは合わない
  • 一流大卒の人としか付き合えない
  • マッチョな男性、顔が綺麗な女性しか恋愛対象に見れない

など、表面的な条件で偏見を持ったまま婚活していると、両思いのチャンスを逃します。両思い婚をした人は、自分が超高学歴でもお相手にはそれを求めなかったり、外見の特徴を大袈裟に騒ぎ立てたりしていませんでした。

  • 「髪の毛はないけど、笑顔が素敵だから好き」
  • 「学歴よりも、価値観が合うし人柄が尊敬できるから好き」
  • 「忙しいのに私と会う時間を優先的に作ってくれるから好き」

のように、結婚に足る相手かどうかが第一の基準でした。

だから、お相手から申し込まれたらざっくり結婚観をみて、あとは「会ってみなければわからない」と実際に会って話してから判断していましたよ。そうしたら他の皆さんがプロフィールだけで ”なんとなくスルー” していたすごく良い人と会えて、とても大切にされ、自分もお相手を大好きになれたのです。

3.おしゃれを手抜きしない

おしゃれと言っても、ブランド物や高級な服を着る必要はありません。

全体のコーディネートや小物づかい、髪やメイクなど

「自分に会うために気を使って、きちんとしてきてくれた」と言うことが伝わればOK。

そもそもおしゃれの好みや合格レベルは十人十色。

だから無理に合わせるとよりも、自分が心地良くいられて、かつ背伸びしすぎずにテンションがちょっと上がる服を着るのが正解です。

ただし、やっぱり女性ならば、女性らしさをほんの少しでも取り入れると上手く行きやすいのは事実。例えばパンツスタイルが好きなら、トップスは少し女性らしいシフォンやフレア、肌のチラ見せがあったり、モノトーンコーデが好きなら、暗くなりすぎないように、白やグレーを取り入れたり、デザインを女性らしいシルエットにしたり、とひと工夫をしていました。いつも全身真っ黒と言う人は、どんなに美人でも冷たくきつい印象を持たれ、なかなか両思いになれないのです。

また、おしゃれの前提として、よく寝てきちんと食べて、肌と髪そして爪と唇は意識してうるつやにしておきましょう。体と心が健かであることは、両思いになるための必要条件なのです。女性だけでなく、男性も肌や髪が傷んでいると、両思いにはなれません。

4.言葉がポジティブで丁寧

両思い婚ができた人は、他人に対してポジティブな評価をしていました。

お見合いの後も、

「優しくて、お話ししやすいいい人でした」

「みんないい人ばかりで悩みます、どうやって選べばいいのかな」

という発言が目立ちます。一方で、婚活が長引く人は、

  • ここが嫌い、ここが無理
  • 鼻毛やほくろ、口臭など気分が悪くなった
  • 生理的に無理

などの発言が非常に多い傾向が見られます。実際に、同じ男性とお見合いをしても

両思い婚できた女性は

「素敵な男性で、頼もしい人だと思いました。またお会いできたら嬉しい」

と言っていたのに対して、婚活が長引く女性は

「子供を産んでもらって当然と言う態度が鼻につく。実家住みだから親から自立できていない。写真と印象が違って老けていた」

など「わざと冗談で言ってる?」と思うほど悪評のオンパレード。同一人物についての感想とは思えない天と地ほどの差がありますよね。

他人のいいところを見つけられる人は、実は欠点も見つけるのが早い、と言われています。でもみつけた上で、どこをクローズアップして、言葉にしているのかで差がついてしまったようです。

仕事の不平不満や悪口は損

口を開けば会社への不満、上司や同僚の悪口、世間への恨みばかりなんてこと、まさかしていませんよね?

中でも特に、身近な人に対する不満や悪口は、

「将来結婚したら自分にその矛先が向けられるかも」

とすぐに想像されてしまいます。

ご自身だって、結婚後自分のことを影で悪くいわれたくないですよね? だったら、交際相手の前で愚痴大会、不平不満を言わないのが賢明です。少しくらいならご愛嬌ですが、日頃のマインドを整えるところから気をつけましょう。

若者ことばで振られる人

また、言葉遣いが汚い人、若者言葉がすぎる人は、結婚相手には選ばれていません。理由は、頭が悪そうに見えるし、「これじゃ親に合わせられない、、」と思わせてしまっているのです。

どんなに見た目が良くても、条件が良くても、やはり結婚相手を紹介する際に、親を失望させたくないのが人の心です。

完璧でなくても、自分なりの誠意ある言葉を話している人は、両思い婚できています。

5.受け身な婚活を卒業する

最後の決め手はこれです。

両思い婚をした人は、最初は受け身な人も、なんとなく気が合うお相手ができて、「この人のこともっと知りたいし仲良くなりたい」と思ったら徐々に変わります。

自分からは絶対にメッセージを送らなかった人も、送れるようになっていきます。試しに勇気を出して誘ってみていい反応だったら嬉しくなり、自信が持てるのでますます積極的になっていきます。

逆にいつまでも「お相手任せ」の依存体質では両思いにはなれません。

でも好きでもないのに無理に積極的になる必要はありませんよ。

好きかも、めっちゃ会いたい!

彼(彼女)が他の人と今ごろ会ってたら凹むな‥‥

そう思った時に、お相手からの連絡を待ちきれなくなって、自然と行動が生まれています。自分からも誘ったり誘われたりしていくうちにだんだんと信頼関係ができて、プロポーズに至るのです。

自分に足りないものを見極める

そもそもですが、恋愛は「自分にないものに惹かれる」という特徴があります。

古今東西、いつの時代も、気が小さい人は器の大きな人に惹かれますし、怠け者はマメな人に惹かれる、というわけですね。

ということは、翻ってみると、自分にたりないものは何か、目をそらさずにしっかりと見極めることが肝なのです。というと、

じゃあ私、お金がないからお金持ちがいいな~

とか

身長が低いからとにかく背が高い人がいい

などとすぐスペックに逃げたがる人が多いのですが。ここでいう両思いになるための足りないもの、自分にないものは、内面的で目には見えていないものということなのです。

そうでないと結局、上から目線な冷たいハイスペ男子や、モテることを鼻にかけて、真面目で不器用な男性を小馬鹿にしているキラキラ女子に振り回され、疲弊しながら婚活沼に陥るのです。そうなってしまったら、他の皆さんが群がる行列の後ろに並んでいるも同然で、【両思い】というお互いが求め合い、対等な関係で幸せになる道は閉ざされてしまうでしょう。

完璧な人間はいない、が両思い婚の始まり

近道は、どんなに素敵な人でも、必ず弱点や欠点はあると知ることです。ところが、誰でも自分のこと、特にダメなところを客観視しづらいのです。仕方ないですよね、ここでカウンセラーの出番です。自分では見えていない長所も短所もカウンセラーにはよく見えます。

残念ですが、親御さんのアドバイスは、我が子可愛さなどの歪み・バイアスがかかりがちなので、あまり当てにはなりません。でもカウンセラーなら客観的にみて、特に婚活においてどこを伸ばせばいいのか、どういう傾向が強いのかがわります。

そして、自分1人では向き合うことが怖い「自分の弱いところ」もおおらかに受け止めながら成長できるのです。結果として、婚活で自己アピールを必死でしたりしなくていいのです。

自分のダメダメなところを見つめた上で、

そうか、誰にでも欠点があるんだ

と気づく。両思い婚ができた人たちは、自尊心を保ちながらも、柔らかく自分のことを客観視できた人たちです。人ってみんなダメなところもある、でもだから可愛い、そう思えたらもう怖いものなしです。

まとめ:両思い婚できた会員様の共通点

  • デートのお支払いを2人で分担していた
  • 思い込みを捨ててお見合いをしていた
  • おしゃれを手抜きしないようにしていた
  • 言葉がポジティブで丁寧だった
  • 受け身な婚活をやめていた

この5つの共通点が見られました。取り止めがないように見えて実はこの5つの力は

  • 結婚後の生活を見すえる力
  • スペック+人柄を見る総合判断力
  • 気配りや社会性の高さ
  • メンタルの安定とコミュ力
  • 依存せずに一緒に協力する姿勢

という5つの添い遂げるスペック、ソイスぺ1を備えていることがわかります。

そう、両思いになって結婚するためには、条件よりも添い遂げる力、協力してやっていける能力こそが重要なのです。まずはいい人がいないから両思いになれない、という先入観を捨て、自分もそれほどご立派なわけじゃないし、まぁまずは会ってみましょ、からスタートすると予想以上に素敵な人と結ばれるものなのです。

  1. Youtube【えんむすチャンネル】でソイスペというユニークで核心をついた概念が発信されています。爆笑必須ですので是非ご覧になってみてください。 ↩︎