「なぜかお見合い後にお断りされてしまう…」と悩んでいませんか?

婚活を頑張る女性の皆さん、あなたが真剣に結婚観や価値観を考えているにも関わらず、男性からのお断り理由は、意外にもっとシンプルで、そして残酷なものです。

この記事では、婚活のプロである私が、男性が女性お断りするリアルな理由TOP3とその具体的な対策を徹底解説します。男性の視点を理解し、小さな工夫をするだけで、あなたのお見合いの通過率は劇的に向上します。「次こそは交際に進みたい」と願うなら、ぜひ最後までお読みください。

1位は【外見のギャップ】!男性がお見合い直後にお断りする決定的な理由

男性が女性に対して、お見合いの直後にお断りをしてくるケースは実は結構あります。

その理由の多くは、実は外見に関すること。もう少し詳しくお伝えすると、

  • 写真の顔や印象と実物とが違いすぎたから
  • 写真では笑顔だけど、実際には笑顔がなかったから

こちらがダントツで多い回答です。

荻田調べでは、30代男性の交際お断り理由の8割以上がこちら【外見に関係するもの】です。女性たちが結婚観などの現実ベースでお断りをするのに対して、見た目かよ!と思うかもしれませんが、逆にこの外見に対するハードルを乗り越えたら、あとはそんなに難しくはないのです。

「写真詐欺」と言わせない!プロフィール写真と実物を近づける3つの努力

あなたが女性で、もしもプロフィール写真が奇跡の一枚が撮れたなら要注意です。

なぜなら男性は、女性の写真のお顔やボディライン、ポーズなどを見て選んで申し込んでいるので、写真と違いすぎると会った時たったの2秒で「写真詐欺だった…」と思ったら、後の1時間は消化試合になってしまいます。

「写真は美人に撮ってくれるものだし、仕方ないでしょ」「そもそも写真写りが悪いせいで、良い人と会えなかったら意味ないじゃん!」と思いますよね。確かに写真が良くないとお見合いは組めないので、とても大切ではあります。ですが、ご本人の持ち味、雰囲気までも別人級に変えてしまうのはむしろ逆効果。

等身大の魅力が伝わる写真、その方向で最大限素敵に見える写真でなければ、もったいないのです。

せめて、

1.写真の体重をキープ、もしくは近づける

2.お肌の手入れを怠らないこと

3.きちんとした印象に見える服を研究しておく

この3つは手を抜かないでいて欲しいものです。

また、写真ではフェミニンな服装でロングヘアーを下ろしているのに、実際にはパンツスタイルで髪がひっつめだった、のようなイメージのギャップも損をします。あなたに悪気はなくても、がっかりさせてしまうのです。写真の「美人度」を維持する努力というよりも、「いつ会っても素敵な雰囲気を維持する努力こそが、婚活成功の鍵です。

写真と違ってもご成婚できた30歳女性

話の趣旨と真逆に感じるかもしれませんが、まりあさん(仮名・30歳)は、控え目にいって大変美しいかたでした。並のスタジオ写真では彼女の美しさは伝わり切らず、仲人としてもどかしく思うほど。そのため、お見合いの後で交際に入ってから、男性から「写真ぜんぜん盛れてないよね〜」と言われるとぼやいていました。

でもそれでいいのです。目的はご成婚なので、1番の理想は「写真では普通に綺麗で、実物はとびっきり綺麗、しかも性格も美人」と男性から思ってもらうことです。

ですので、もしも我こそは、と思うのでしたら、写真はあえて自分の中では「普通」に写っているものをチョイスすること。その方が、理想の男性から”絶対に手放したくない”と思ってもらえるのです。実際に、ご入会から1ヶ月以内に出会った一つ年上のハイスペック男性から

「こんなにも人を好きになったのは、人生で初めて」

と言われて、スピード成婚をされています。

また、一部の相談所で推奨している、ピタッとした肌に張り付くようなニットで胸のラインを強調するのはお勧めしません。男性は”そういう目で見てもいい人”と認識して、興味本位で申し込むので、婚活モテをしても実際には幸せな結婚へ進めなくなってしまうからです。

もしもボディーラインに自信があるなら、あえてプロフィール写真では目立ちすぎないようにしておいて、実際に会ったときにピタッとしたセーターで「思いがけずラッキー♡」と思われた方が、末長く大切にされますよ。男性にとって、予想外のちょっとしたマイナスは大減点になりますが、予想外のプラスはとても価値を感じる、と覚えておきましょう。

2位は【フィーリングの不一致】!趣味・価値観で「一緒にいるイメージが湧かない」

実はかなり多くの男性が、自分の趣味をお相手女性と一緒に楽しみたい、と考えています。ですので、例えば映画好きな男性は、「映画に興味がないんです」と言われると、まるで存在自体を否定されたように感じるし、アウトドアが好きな男性は、インドア一辺倒な女子に対して(一緒に過ごすイメージが湧かない)と思ってしまいがち。モテる男性なら、それ以上深追いせずにあっさりお断りしてしまうケースが見られています。

それなら、最初からしっかり趣味が一致しているかどうか確認してから申し込んでよね!と思いますよね。

ごめんなさい、男性の多くは、お顔と年齢、せいぜい居住エリアだけでエイっと申し込んでしまうので、

  • 休みが全く合わない
  • 女性側の希望条件を満たしていない
  • 持病や親同居希望など書いてあってもスルー

してしまう方が多いのが現実です。なんだったら国籍や婚歴まで、お見合いが決まって初めて気づくくらい、うっかり屋さんが多いのです。といいますか、お顔と年齢の重要度に比べたら低いのです。

その結果、お見合いの1時間前になって初めて、

「どうしよう、趣味がヨガと読書とディズニーって、まったく合わない(汗)オレにはスポーツ観戦とジム通い、あとは酒くらいしか趣味がないのに、いったい1対1で何を話せばいいんだろう…」

と途方に暮れることもあります。

本当はそういう時こそ、お互いの知らない世界を面白がる、というスタンスが大事なのですが、「ごめんなさい、スポーツに興味がなくて…」と言われたら、ゲームオーバーで愕然としてしまう男性が多いのが現実です。人にもよりますが、女性ほどは臨機応変さがなく、知らないことに興味を持って聞く姿勢が持てないのです。

最近では、お相手に合わせられない男性たちに配慮して、女性のプロフィールに「ゴルフやスノボ、野球観戦」「少年マンガ」「グルメや国内旅行」といったわかりやすい「会話のネタ」を載せてくれている人が増えました。そういう気づかいも、性格の良さと受けとられているようですよ。

「一緒にいたい」と思わせる!趣味欄を工夫してご成婚した40代女性の事例

ぶどうの樹結婚相談所では、プロフィールの内容をいつでも変更できます。例えば、苦手なお料理ができるようになったなら、そのことをリアルタイムで載せますし、投資信託を始めたならば、すぐに書き足します。加奈さん(40歳・仮名)はそうやって趣味の欄を工夫することでご成婚へとつながっていきました。

華奢でかぼそい加奈さんの趣味は、占いとカフェでおしゃべり。お料理は苦手だし、運動も嫌い、アニメにも興味なし、とのことで最初は「他に書くことないんでそれでいいです。」とおっしゃっていました。

ところがです。どうしてもお料理が根深いコンプレックスだったため、ご相談をして、勇気を出して食材が届くサブスクへ申し込んで、お料理の練習をはじめてみたのです。

そうこうしているうちに、週に1,2回くらいならなんとかレシピを見ながら作れるようになっていきました。夕食はいつも疲れていて食べずに寝てしまう、といっていた加奈さんでしたが、自分でも作るようになったら食べる量が増え、さらにはだんだんと体力がついていき、登山までできるようになったのです。

最終的には、家庭料理が何種類もできるようになり、そのことをプロフィールに載せて趣味に堂々と「お料理と登山」と書いてみたところ、同じく料理好きで登山好きな男性と話が盛り上がって、ご成婚まで進むことができました。

たかが婚活のために、そこまでやる?と思いますか。結婚は、何十年も続く大きな決断です。だから、結婚できたら頑張ろう変わろう、と思っていることは、前倒しでやっておくといいのです。例えば資産が預貯金だけの人なら、投資信託を初めてみたり、何か老後に備えるアクションを起こす。絶対子供が欲しいなら、子供を授かりやすくなるために、タンパク質を食べてウォーキングを日課にする、などができるはずです。そして、未来を見据えた趣味や習慣はすぐにプロフィールに反映しますよ。

結婚後の生活を具体的にイメージさせることは、お見合いでの断られる理由を減らす最も有効な対策です。プロフィールは過去の自分ではなく、「未来の理想の自分」を先取りして載せる場所だと捉えましょう。いつまでも「ディズニーとスイーツが大好きな可愛い女の子」では彼女に選ばれても、結婚相手には選ばれないかもしれません。

3位【マナー違反】!これがお断りにつながる「配慮不足な行動」

稀ですが、男性が女性に対して、マナーが悪いと感じることがあります。具体的な例を見ていくと、

  • 言葉遣いが汚い
  • 足を組む、爪を噛むなど
  • スマホをお見合い中にいじる
  • 服装の乱れ
  • 勝手に高いものをオーダーする

といったものが代表的です。社会人なら普通はしないこととと思います。特に、お見合い中にスマホを触るのは、タブー中のタブーなのでよく覚えておきましょう。言葉遣いや爪を噛む仕草は、”お育ち”が出てしまうところなので、普段の生活態度から見直す必要があるでしょう。

**【追記】**特に男性がお茶代を負担するルールがある場合、値段を見ずに高価なものを注文する行為は「配慮がない」と見なされ、大きなマイナス評価につながります。

その他:【会話・態度の問題】男性が「疲れる」と感じる態度のNG例

会話が噛み合わない、というのは女性側が男性に対してよくいうお断り理由ですが、男性側からもあります。

  • 声が小さすぎて聞き取れない
  • 受け答えがぶっきらぼうでそっけない
  • 見下した発言があった

このような時、男性は「疲れるし、もう2度と会いたくない。せっかくお茶をご馳走しているのに、そんな態度はひどい」と感じています。

あなたがどんなにご立派でも、あるいは、超恥ずかしがり屋さんでも、大人の女性として、最低限の礼儀は守りましょう。感じよく小一時間お話をして、そっとお断りをする、というくらいのことができないはずはありません。男性も、女性も、お互い婚活中の身であり基本的に立場は対等です。しかもお見合いでのお茶代は、男性が支払うルールである、ということを考えても、少なくともなんとか会話を成立させる努力くらいはした方がいいのです。

というのも、とても失礼な目にあったり、会話で嫌な思いをしたお相手の男性はほぼ間違いなく自分のカウンセラーへその旨を伝えます。そうなると、カウンセラーは自社の他の男性にも、「この女性は、うちの男性会員様にはおすすめできないな…」と考えるのが自然なこと。

マッチングアプリと違って、失礼な振る舞いをやらかし続けていると、どんどん結婚から遠のくのが、結婚相談所なのです。

まとめ:選ばれる婚活女性になるために

婚活において、女性がお見合い後にお断りされる理由は、結婚観の不一致よりも、**「会った時の印象」「一緒にいる安心感」**に集約されます。

改めて、男性がお断りする主な理由は以下の通りです。

  1. 【外見のギャップ】:写真と実物、雰囲気のズレをなくす努力
  2. 【フィーリングの不一致】:結婚後の生活を想像させる趣味や価値観の提示
  3. 【マナー違反・態度】:会話での礼儀や、相手への配慮を示す

30代40代と年齢を重ねても、選ばれる婚活女性は、いつまでも「可愛い彼女」でいることを求めません。未来を見据えた習慣や努力をプロフィールに反映し、目の前のお相手に対して”「心地よさ」と「余裕」”を提供する振る舞いを心がけましょう。

これらの対策を行うことが、あなたの婚活を加速させる最短ルートです。