土日祝が休みじゃない人の婚活

世の中には、大きく2種類の大人がいる。土日祝休みの人と、そうではない人たちです。では休日が同じではないお二人はご縁がないのでしょうか？休日が同じではないと言う問題を乗り越える打開策について、成婚実例をもとに考察しました。

私、シフト勤務なんです

最近ご入会が増えているのは、30代女性でシフト勤務というかたです。ですが婚活をしている人たちは暦通りのお休みの人が多く、その中にはお相手も土日祝休みじゃないと絶対嫌！という人もいますよね。

確かに二人とも「暦通り」だと、

・毎週末規則的にデートができるので早く成婚が決まりやすい

と言うメリットがあります。もちろん、どこへ出かけるにも混んでいて疲れると言うデメリットもありますが、

・早く成婚退会して週末はお互いのお家でデートができるようになりたい♡

と言う気持ちが高まるのも、結婚相談所あるあるです。若いお二人なら、いつまでもお出かけデートばかりじゃ飽きてしまいますよね、、お家でなら、

ゲームや映画、マンガを読んだりしてまったり休息しながら会える
レストランに行くよりも安上がりで済ませられる
関係をより深められる

といったメリットがあることは事実。

ではシフト勤務や平日休みの人と、暦通りの人とでは結婚は難しいか、と言うとお互いの努力と工夫で結構乗り越えられています。それにはいくつかの条件が必要なようですので、今日はその辺りをお伝えして行きたいと思います。

４割を結婚対象から外すのは勿体無い

まずはこのデータを見て下さい

Q.勤め先の休日は暦通り(土・日・祝日)ですか?

はい 56.9%

いいえ 43.1%
マイナビニュース調べ

いかがでしょうか？暦通りじゃないお仕事って結構多いんです。

そのまま当てはめるなら、婚活をしている異性の４割が、もしかして結婚対象外になってしまうなんて非常にもったいないですよね。それでも暦通りにこだわりますか？さらにはこんな傾向もありますよ。

シフトのお仕事は素敵な人が多い

シフトのお仕事って素敵な女性が多いんですよ。例えば、笑顔で人と接するサービス業・接客業全般。具体的には、飲食業や服飾などの小売販売業、エステ・美容師さんなどの美容業界。人と接する仕事だから気配り上手でコミュニケーション力があったり、美容への意識が高くおしゃれな人が多いのではないでしょうか？

医師や看護師、介護福祉士などの国家資格を持っている人もそうです。転職にも強く、結婚後もバリバリ働く可能性が非常に高い【手に職をもっている人】たちを、結婚相手から除外してしまって本当にいいのでしょうか？

・

公務員の素敵な男性を射止めたMさん（40歳）

成婚した事例をご紹介しましょう。Mさんは、アパレルの販売員。しかも誰もが振り返るほどの美人で、垢抜けたファッションセンスをお持ちです。コロナの間はずっと地方にいましたが、コロナの終息が近づいてきたタイミングで会社の方から東京でマネージャーをしてくれないかと頼まれたのです。

アパレルといえば、土日がかき入れどき。私も結婚指輪のお店でマネージャーをしていたのでわかりますが、責任あるポジションだとなおさら休みづらいものです。

そんな中でも、この状況を一つのチャンスと捉えて結婚相談所にエントリーしてみたそうです。

ご入会してすぐに申し込んでくれたのは、年収も高くスラリとしている、頭の良さそうな男性でした。年齢は４つ上の44歳Tさん。美意識が高いMさんにとって、お洋服を着る土台になる体型は気になるポイント。やはりスマートでできれば足が長い人がいいな、そう思っていたので、すぐにお受けしてお見合いをし、スムーズに交際へ入りました。

気になったのは、彼は公務員なので、お休みが合わないと言われるのではないか、と言うこと。

Mさんは最初のデートでTさんにこう伝えていました。

「私もできるだけ土日どちらか休めるように会社にお願いしてみるけど、Tさんも平日に有給が取れるなら嬉しいな」

一方で、Tさんも職場では重要なポジションにいる男性。でも有給休暇を取ることが推奨されているホワイトな環境なので、二つ返事でそれに応じました。

「もちろん！Mちゃんのシフトが出たらすぐ教えて、今は比較的ヒマな閑散期だし、有給もたくさん残っているから、安心して！」

TさんにとってもMさんは大本命ということで、自分からもお休みも合わせるように積極的に動いたのです。令和時代のコンプライアンス的には、正社員でしたら基本的に有給休暇は取れるはずです。ですので、お互いが有給を上手に使って、お休みをすり合わせることができれば月に４、5回は会えるはずですよ。

平日の仕事帰りも待ち合わせ

デートだからって何も休日しか会えないと言うわけではありません。Tさんの通勤途中にMさんの職場の最寄駅があったため、お仕事帰りも

今日は仕事が早く終わったけど、この後食事でもどう？

と言う風に一人暮らしの二人なので、夕ご飯を二人で外食するようにして、ほんの１、２時間でも会える時間ももらさずデート。ですので、なんと真剣交際に入るまでの２ヶ月で、もう10回以上はデートしています！といっていたおふたりでした。

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本気になったら行動が変わる

男性は仕事でクタクタだから、平日は早く帰ってのんびりしたい、そう思う人が多いもの。ですが、好きな女性の顔が見られるなら、疲れも吹っ飛ぶ、と言う人が多いのです。

後から聞いた話ですが、実はTさん、平日にお休みをもらう代わりに土日に休日出勤をして仕事の遅れをしっかり補っていたそうです。自分がサボってばかりだと部下に示しがつないし、Mさんが土日に働いている時は、「いっそ自分も仕事をしていた方が寂しさが紛れるから」と爽やかな笑顔でしたよ。

一緒に過ごすと疲れる、のではなく疲れた時こそ顔が見たいそう思われるようになったら、しめたもの。そもそも結婚生活って、むしろお仕事が終わった後帰宅してからが、日常になっていくのに、疲れる人とわざわざ結婚するのは難しいかもしれません。疲れるから、とデートを断られたら、まだちょっとお相手が真剣になっていないサインでもありますよ。

ストレスの少ない職場環境

Tさんがすごくできる人だからと言うのもあるかもしれませんが、仕事についてお聞きすると

「別に忙しくないです、平日の夜は結構暇なんですよ」

と笑って答えていたのが印象的でした。確かに職種によっては、非常に神経をすり減らすような激務もありますよね。ぶどうの樹結婚相談所の会員様でも、お仕事帰りに仲人と面談をしていると、目つきや口調がいつもよりきつくなっている人もいるので、

「この状態で、デートをしたら、きっと険悪になってしまうだろうなぁ」

と思うこともあります。その時はたまたまかもしれませんが、結婚後の家庭内での平和を考えると、なるべくブラックではない環境で働いている人を相手に選んだ方が良いかもしれません。

実は年収の高い低いよりも、労働環境がストレスフルじゃないか、その仕事が本人にとって楽しくやりがいがあるかが、仕事の後毎日顔を合わせるパートナーにとってものすごく重要なんじゃないかしら？と私はいつも思います。ストレスが大きいお仕事をしている男性だと、イライラしたり疲れ切ったりしていて、お家でラブラブモードになることが結婚後すぐに減ってきてしまうかもしれません。