「結婚して下さい」というシンプルなワードを婚活中の女性たちがどれほど待ち望んでいるかを、仲人はよく知っています。ですが、恋愛にはご無沙汰で、男社会で生きていた仕事中心のアラフォー男性たちには少々荷が重いようです。

プロポーズは婚活のクライマックス

プロポーズってすごくドラマチック。まるで映画の主人公になったような気分。

そんなイメージを持っているかもしれませんがそんな風にカッコよく指輪の箱をパカっとして

「僕と結婚して下さい。キリッ」

プロポーズを言える人は3割くらいです

特に初婚の男性や、女性に告白したことがない男性にとって、【結婚】の2文字は、意識すればするほど言えなくなる超重たいキーワード。

さらに指輪なんて一人で宝石店に入るのは無理!それだけでもう、逃げ出しちゃう人もいるでしょう。

でも人それぞれの伝え方、やり方で、思いを届けるのがプロポーズなんです。

もしも理想のプロポーズがあるなら、「こういうふうにして欲しい」と彼にちゃんと伝えられるようにしておくといいでしょう。それが無理なら、不器用な彼なりの愛情表現を受け取ってあげるのも必要な知恵です。

プロポーズの表現はひとつではない

例えば

「うちに来てほしいな」

「ご両親に合わせてくれる?」

「僕の仕事を手伝ってくれる?」

これって全部、シャイな男性会員様の

I love you , will you marry me?

愛しています。僕と結婚してください。

という意味なのです。でも女性が「結婚してください」という言葉にこだわりすぎていると、きっとスルーしちゃいますよね。お見合い結婚じゃなかったら、自由恋愛だったら多分

彼がプロポーズをしてくれない!

とすねて、さよならしてしまうかも知れませんね。

仲人が間に入って「翻訳」するとこれがちゃんとまとまって、結婚していい家庭が築けているから私たちの存在にも意味があるかな、と思います。

プロポーズかどうかわからない

S世さん(39歳女性)は、K男さん(38歳男性)と交際スタートから3ヶ月。

そろそろプロポーズしましょうね、と双方の仲人が促しています。

実はもうすでに、S世さんの方は

「いつでもプロポーズして下さって大丈夫です!」

とお伝え済みなので、あとはK哉さんの行動あるのみ、という状況でした。

おそらく13回目のデートでK哉さんは自分のお気に入りのテーマパークへS世さんを誘い、いよいよ、期待が高まります。

ところが、テーマパークでのイベントを迎えてもその気配はなし、さらに食事をしても言い出さず、帰りの電車に乗ろうと駅へと歩き出してもまだプロポーズが言えないK男さん。

ハラハラしたS世さんは、とっさに

「カフェに寄ろうよ!今日買ったお土産を見せ合おう」

と提案しました。そこで、座って紅茶が運ばれてくると同時に

「ねえ、今日何かいうことないの?もう私たち交際3ヶ月だよ」

と背中を押したところ、K男さんはやっと

「うちに大きなミッキーの時計があるんだ。今度見にきてよ、母にSちゃんを紹介するから」

アラフォー婚活男性

と答えたそうです。夜お家に帰ってから

「もしかしてあれってプロポーズなんですかね?」と聞かれたので、仲人からは

「さっきのあれってプロポーズだったの?」とLINEでK君に今ずぐ確認してね!と伝えたところ

早速確認し、「そうだよ」とお返事が来て、無事プロポーズ完了となったのでした。

実は想定内、シミュレーション済み

意外に思われるかもしれません。実はコミュニケーション力が高く、とても優しい男性にこそ多いのですが、たわいもないおしゃべりは延々と続くのに、

結婚しよう

の5文字がどうしても言えないという方は一定割合でいます。

彼らに言わせると、結婚ということの責任の重さにおののくと言いますか、とにかく尋常ではない勇気が必要な言葉なのです。

男女平等と言われる世の中ではありますが、いつの時代も男性にとって「結婚」は最愛の女性に対する人生最大の贈り物。それだけに、誠実で優しい人ほど軽々しくは言えないのです。K男さんがそういうタイプだということは事前に仲人同士の連携でよくわかっていたので、仲人からS世さんへ

「もしも彼がなかなかプロポーズを切り出せないようだったら、あなたが背中を押してあげてね」

とお伝えしていました。誰にでもできることではありませんが、

さあ、プロポーズをするなら今ですよ!

というわかりやすくチャンスを作るととてもスムーズにいくことがあります。デートもそうですが、プロポーズもただ待っているだけではなく、プロポーズしやすい雰囲気を作ってあげるのも、女性の役割なのです。

ご本人とお相手のご性格を考慮し、パーソナリティーに合わせてアドバイスしていますよ。

ガーデンウエディングする新郎新婦

まずはお相手探し

いかがでしょうか。プロポーズというと、すごくロマンティックな言葉を期待する人も、恥ずかしくてそんなの無理という人もいることでしょう。

ですが婚活を始める前に心配しすぎたり、悩みすぎるのは、正直あまり意味がありません。

それというのも動き出すと、経験によって考え方が変わり、それにつれて現実が変わっていくからです。

一人で婚活をしていると、ぐるぐると同じ事ばかり思って、いつまでも堂々巡りしてしまうので、誰かに話してスッキリしたほうが建設的です。もしもいろんな人の成功体験を知っている人に相談すれば、打開策が見えるというもの。

お友達に話しても、お母さんに相談しても解決の糸口が見えない時はプロ仲人の出番かも知れません。

そしていつか、全ての苦労が報われる、プロポーズの瞬間の喜びを私と共有できたら本当に幸せです。

池袋ぶどうの樹結婚相談所 仲人 おぎた