ご成婚が早い人たちの共通点

実は、結婚相談所での婚活で1年、いや半年以内に結婚できる人は、ほとんどのお見合いで断られないという共通点があります。

そもそもプロフィールの段階で、スペックや価値観、結婚相手に求めることをしっかり表現できていれば、その情報に問題がないからお見合いができているわけです。あとは会ってみて、会話や身だしなみに大きな違和感がなければ、誰でもお見合いは通過できるはずなのです。今日はお見合いではほぼ無双状態、そんな婚活優等生たちが実践していたやり方をご紹介しますね。

そもそもなぜお見合いで断られるのか

まず大前提となる二つのポイントがあります。それを外すと3つのコツに入る前に試合終了。「この人との交際は考えられない」と思われてしまいます。そんなに難しいことではないので見ていきましょう。

お見合いでの基本ポイント2つ

一つは、写真と極端に違いすぎないこと

お顔を加工しすぎて実物と違うとか、スタイルが別人のように太っているなどをはじめ、髪の色や髪型、服装のイメージまで全く別人だとお見合いで断られやすくなります。

例えばメニューの写真では厚さ10cmのボリューム感があるレタスシャッキシャキのハンバーガーが、オーダーして出てきたら厚さ5cmでレタスの芯しかなかったら、もう2度と注文したくないと思うのが普通です。

稀に、食べてみたら5cmでも許せるくらい美味しいとか、許せるくらいお値段が安いときは例外ですけれど、そのハードルは非常に高いものになるでしょう。

同じように、清楚でキュート、笑顔が爽やかで洗練された女性とのお見合いが成立したら、男性はとても嬉しいし期待します。ですがもし、実際に会ってみたら、ブスッとしていて髪はボサボサですっぴん、アイロンも当てていないシワクチャのTシャツで現れたら、一気に幻滅します。

男性についても同じですよね。

写真ではスーツにネクタイでキリッとした表情で写っている男性が、実際に会ってみたらネクタイもなし、しかも不安そうにキョロキョロしていたり、自信なさげにうつむきがちだったりすると、「思ったのと全然違う!」となるのは必定です。

もう一つは、マナー違反をしないこと

お見合いは、ビジネスに準じたマナーが適用されるとお考えください。ただし、名刺の受け渡しだけはNGです。どういうことかというと

  • ・無断で遅刻しない。やむを得ない時は事前に連絡をする。
  • ・お見合い前に携帯電話の電源をオフにしておく
  • ・重たいお願いをしない(子供を産んでくれ、家を買ってくれなど)
  • ・婚活歴を根掘り葉掘り聞かない(どんな相談所なの?何人と今まで付き合った?など)

そんなの当たり前でしょ?と思った方が多いかもしれませんね。ですが、これができていないのに、この後の【お見合いで好感度抜群の人ができていた3つのこと】を真似したところで、意味がないということをご理解ください。

お見合いで好感度抜群!3つの〇〇上手

お見合い後、仮交際に入れるかどうかの通過基準は、シンプルに「もう一度会いたいと思えるか」です。もう2度度会いたくないくらい失礼だった、とか、あの人疲れるから2度と会う気がしない、というケースのみお断りされるので、かなりハードルは低いはずです。そんな中でも、お見合いの後、ギリギリOKではなく「是非またあの人と会いたい!」と言われている人たちに共通のことがあるのです。

是非また会いたいと思われる3つの上手

  • ・笑顔上手
  • ・聞き上手
  • ・別れ際上手

どういうことなのか詳しくみていきましょう

第一印象を左右する、笑顔上手とは

なあんだ笑顔か、と侮ることなかれ。

笑顔ほど本当に奥が深いものはありません。

なぜならば、笑顔には一瞬で相手を安心させ、話しやすくさせる効果があり、自然でリラックスした笑顔ができれば、お相手に

「なんかこの人信用できそう」

と信頼感を持ってもらうことができるのです。

ただし、笑顔が苦手、という人が最近は増えています。

お仕事であまり人と接しない技術系の専門職の方や、一日中ひたすらパソコンに向かって1人で作業している人はどうしても表情筋が下がって、目はうつろ、顎まわりがたるみやすいのです。

あなたは、自分では普通にしているつもりなのに、

「ねえ、なんか怒ってるの?」

と聞かれることがありませんか?

あるいは、近寄りがたい人、などと職場で恐れられていませんか? 自分でも気づかないうちに不機嫌オーラ全開、誰も目を合わせてくれないし、自分も合わせない。そんなふうになっていたら、即改善が必要です。

日々の何気ない自分の表情から意識をして変えていかなくてはいけません。できるだけ頻繁に鏡を見るようにしたり、パソコンの画面に小さな鏡を貼り付ける、などして油断している時の表情グセを直していきましょう。

また、笑顔って実は顔の筋肉の問題だけではないのです。

心が笑っていないと不自然で引きつった笑顔になってしまいますよ。

むしろ心から笑えないわだかまりや、心の奥底にある怒り・不満・悲しみ・恐怖心といったものに一度しっかり向き合い、そんな自分を受け入れて許してあげることで笑顔が取り戻せたケースもあります。例えば、自己肯定感が低いという自覚のある方は、最高の笑顔へと磨き上げるために、カウンセリングを頻繁に受けた方が良いケースもありますよ。

実はなんの苦労も知らない人の笑顔より、”傷ついた人が立ち直ったあと見せる心からの笑顔”って、何よりも人の心をとろけさせる力が高いものなのです。

会話がついつい弾んでしまう【聞き上手】とは?

お見合いでは「初めまして」のあとお互いに軽い自己紹介をして、趣味や仕事、最近あったトピックなどお話を進めていくわけですが、何を話すか以上に、ちゃんと関心を持って相手の話を聞くということがとても重要です。やってはいけないタブーはこちら

【聞き上手ではない人がやりがちなタブー】

  • ・話の腰を折る(話の途中でまるで筋と違う質問をする)
  • ・先に結論やオチを言う(それ知ってます。~~ですよね!とオチを言ってしまう)
  • ・おしゃべり泥棒(私だったらそうはしないかな、なぜなら…と話題を横取りする)

まずは人の話を最後まで話を聞くことが大切です。

あとは、話の切れ目で短い感想を入れたり、話に関連した質問をすることで、会話はエンドレスにつながっていき、不自然な沈黙は訪れません。

時々、質問しておいて、相手がお返事しても無反応、という方がいますが、これでは会話はすぐいきどまりになってしまいます。

会話がいき止まりになるとまた別の話題を探してきて、質問していかなくてはならないので、会話のコスト(負荷)が大きく、気疲れするのです。

好感度の高い聞き方は、質問に対する相手のお返事を、笑いや驚き、同情など感情を込めてきき、目を見てうなづくことで、短時間でも心地よく話せた、心がつながった、と感じるのです。

え、自分がたくさん喋らなくていいの?

そうおっしゃる方が多いのですが、女性が1人でペラペラと喋っていても男性は特に好感を持ちません。むしろもっと質問してほしいとお互いに思っているのが実情です。また、男性こそ自分の仕事や趣味もことをとうとうと語ってしまうと、女性は退屈しがちです。

自分が話してはいけないわけではありませんが、お違いを知るための場がお見合いですから、相互に関心を持って質問できるのがベストなのです。

そのためには、おしゃべり上手よりも聞き上手であることの方が断然好感度が高いと言えるでしょう。

では最後の別れ際上手について解説していきます。

お見合いの合否に直結する【別れ際上手】

お見合いの最後、今日はありがとうございました、とお互いにいうタイミングで、

・しっかり目を見て笑顔でお礼をいう

・女性なら「お茶ありがとうございました、ごちそうさまでした。」とお茶代のお支払いいただいたことにしっかりお礼を伝える。(結婚相談所のお見合いでは、男性がお茶代を払うルールです)

この辺は当たり前にできているという方も多いと思います。時々、恥ずかしがってうつむいていたり、”奢ってもらうのはルールだから当然” という態度でサッサと背を向けて帰ってしまう女性もうようですが、男性は気分が良くないそうですよ。

さらに一言添えると効果絶大

また会いたいと思われる別れ際上手な人は、

「今日とても楽しかったので、ぜひまたお会いしたいです!」

とその場で好感触を与えている、ということなのです。

そんなの恥ずかしいから言えない?そうですよね、ほとんどの人が「この人すごくいいな~♡ また会いたいな~」と思っても、(向こうはこっちのことどう思ったからわからないし)とモゴモゴとお辞儀をして帰るのが関の山。

でもここが大きな違いを生むんです。すごく成婚が早い人は、結婚するとかどうかは別として、もう一度会いたいと思ったら素直にそれを言葉に出してしまう、ということなのです。

女性はさらに、お別れした後も姿が見えなくなるまでお見送りをしましょうね。気になってふと振り返った時、まだ僕を見送ってくれてた!と感激されること間違いありません。

「また会いましょうね」という言葉とお見送り、この二つが組み合わさればほとんどのケースで簡単にはお断りされなくなります。実はあまりに効果が高いので、濫用はお控え下さいね。

まとめ

お見合いで断られないための基本ポイントは二つ

  • 写真と違いすぎないようにする
  • ・基本的なマナー違反をしない

さらにその上で、「是非また会いたい!」と思われるコツは、

  • 笑顔上手
  • 聞き上手
  • 別れ際上手

の3つでした。

なぜこの3つかというと、出会った瞬間良い笑顔でお迎えして安心感を与え、お見合い中は上手に聞く姿勢でお相手のことを受け入れて、最後お別れの時にキュンとさせるという、全体の流れに沿った一連のアクションなのです。

お見合いが苦手とか、しんどいという人ほど、お見合いイコールただ1時間、見知らぬ人とお茶を飲む試練のように思っていたりします。それだと婚活がどんどん嫌になりますよね。

そうではなくて、お見合いは幸せな結婚への最初の扉であり、いろいろな人と出会い自分の視野を広げるチャンスくらいに考えてエンジョイしましょう。

まだまだお伝えしたいコツやマインドセットがたくさんありますよ。

ぜひ一度あなたのお気持ちや結婚観について、お話をお聞かせくださいね!