結婚相談所でのお見合いは、アプリやパーティーとは違った種類の、「婚活疲れ」があります。個人差はありますが、ご成婚できた方でもほとんどの人が経験している婚活疲れ。その原因と乗り越えたかたの例をまとめてみました。

婚活に疲れる原因5つ

1.お見合いの疲れ

結婚相談所で婚活を始めると、毎回同じような条件の人と同じようなラウンジやカフェで会うことにマンネリを感じ、精神的に疲れてしまうという方が目立ちます。

そうは言っても気に入った異性と交際へ入れたら気分はウキウキするもので、ストレスは感じないのが人間です。一方でお見合い後に断られることが続いてしまうと、お見合いそのものへの不安やストレスが高まります。

また、お見合いでの遅刻はご法度ですので、移動やおしゃれといった準備に「面倒くさい・だるい」と感じたら婚活疲れが始まっていますよ。

お見合い場所を変えて気分転換した30代女性

いつもいつも同じカフェだと、緊張はしないものの、悪い意味で緊張感のないお見合いになりがちです。

そこで、いつも同じチェーンの喫茶店を利用していた薫さん(仮名)に、

「喫茶店もいいけど、たまにはホテルのラウンジにしてみない?」

とご提案しました。最初は

「慣れない場所だと緊張するからどうしようかな」

と迷っていた薫さんでしたが、

「たまにはいいかも。お願いします!」

ということで、新宿駅前のホテルの最上階ラウンジでお見合いをセッティングしました。

その結果、

「すごく見晴らしもいいし、接客も丁寧で、セレブ気分が味わえました。たまにはいい刺激になりますね。ありがとうございました。テンションが上がったからか、会話も弾んだので、交際希望でお願いします!」

と仮交際へ進んだのです。

喫茶店は敷居が低く、服装もそんなには気を遣わなくて済むと思って楽していたけど、いつもよりきちんとメイクをして、少しいい服と靴で臨んだら、背筋もしゃんと伸びた気がした、というおまけもあったようでした。

必ずしも、そのお相手と成婚するわけではありませんが、婚活が面倒くさくなったとかマンネリしてきた、と感じたら、思い切って場所や服装をガラリと変えてみるのもおすすめの乗り越え方ですよ。



2.結婚相談所との相性

結婚相談所では、担当者とのコミュニケーションがうまくいかない、サポート体制に不満があるなど、モヤモヤが募ると疲れを感じるとみなさんおっしゃいます。

逆に、少しでも早く婚活の疑問を解消できているとストレスはたまりにくいもの。特に、お見合いや交際がうまくいかない理由、振られてしまう原因などに仮説を立てて検証してみるといった”前向きで建設的なアクション”が取れているとしんどくても乗り越えられたとのお声があります。

ぶどうの樹結婚相談所では、お相手の気持ちがわからない、返信が遅い、などのモヤモヤを相談される前に打診し、カウンセラーを通じて早期に解決しています。だから他社では婚活にくじけてしまった方でも、ご成婚まで頑張れるのです。

結婚相談所のハシゴをしていた40代女性

ぶどうの樹には、結婚相談所を変えて2社目という方も多数おられます。そんなみなさんが以前所属していた結婚相談所への不満でおっしゃることは大抵決まっています。

  • ・10歳以上年上の人ばかりすすめられて嫌になった
  • ・相談したいときに相談できない
  • ・お断りされても「ご縁がありませんでした」で終わり
  • ・担当者がコロコロ変わって、信頼できない
  • ・こちらの気持ちに寄り添ってくれない

というものです。

そんな状態で、カウンセラーに心の内側に秘めた本音を打ちあけるなんて到底できませんよね。私の考えでは、「主役は婚活している会員様」というスタンスを徹底していますので、したくないことや会いたくない人と無理して会う必要はありません。仲人こそ、会員様を信頼して初めて会員様から信頼されるものなのです。

結婚相談所は2社目という女性のご成婚

くるみさん(仮名)は、以前も他社の仲人型相談所で活動をされていました。

ですが、なかなかお見合いが組めなかったため、相談したところ

「もう、贅沢言わないで。あなたの年齢とスペックだとこの辺が妥当ですよ」

と年齢の離れた低年収の男性ばかりを勧められたそうです。

くるみさんがお見合いを渋ると、「そんなんワガママじゃ一生結婚なんてできない」と叱られ、泣きながら家に帰ったこともあったと打ち明けてくれました。

他にも「思い出したくないほど侮辱され、傷ついた」という告白をしばしば面談で耳にします。そんなことはあって欲しくないのですが、それが仲人型こそ慎重に選ばなくてはいけない理由です。

大手相談所に在籍していた20代男性

ある男性会員様は、

「すごく年上の女性とばかりお見合いを組まれて、話が合わなくて大変でした」

とお話しくださいました。

「シフト制で不定休だし、ただでさえお見合いを組みにくいんだから妥協して」

と言われて、仕方なく会っていたけど、正直結婚のイメージは全くわかなかったと思い出しておられました。

現在は2歳差の女性と真剣交際中で、結婚へ向けて生き生きと楽しんで婚活をしておられます。

「趣味も合うし、話題が尽きないんです。結婚観についてこの前話し合ったんですが、好感触でした!」

とのこと。

ご成婚もそう遠くないと思いますよ。


3.活動の停滞


なかなか成果が出ない、理想の相手が見つからないなど、そもそもお見合いが組めていなかったり、交際へと発展できない場合は、出会いの量と質を高める施策が必須です。そのための具体的なアプローチ法として、

  • プロフィールのブラッシュアップ
  • 仲人からのおすすめのお相手に申し込んでみる
  • オフラインでの手組み紹介を活用する
  • 耳が痛いけれど交際終了したお相手の言葉を真摯に受け止める

といった方法が有効です。理想と現実の折り合いがつかずに停滞している場合、ご自身の本当の理想とはなんなのかを一緒に見つめ直すことも必要でしょう。高い理想を掲げて一切の妥協を許さない、という方にはコツがあります。20人に申し込むとして、半分は超理想で好みのタイプ、残りの半分は性格が良さそう、会ってみても良いかなくらいのタイプ、というふうに好き嫌いのバランスをとって申し込んでみるのです。

そうすると、人にはプロフィールには載せられない魅力があることに気づけ、思いがけずあなたにとってぴったりの人に会えたりするものです。

プロフィールを手直しして大逆転

ぶどうの樹結婚相談所では、実はプロフィール写真をいつでも何度でも変えられます

お見合いが成立しづらかったり、交際がすぐに終わってしまう時、プロフィールを最新の状態にすることで、テコ入れできるのです。特にメイン写真の変更は効果絶大。一度お断りされた女性から逆にお申し込みされた、なんていうことは珍しくありません。

30代のしほさん(仮名)は、ご入会時はお申し込みが大量に来ましたが、2ヶ月もすると落ち着いてきてしまい、焦っていました。そこで荻田がおすすめしたのは

  • 背景真っ白の写真に、グリーンがある室内の背景を合成すること
  • 濃紺のブラウスを淡いブルーに調整すること

この2点でした。もちろん撮り直してもいいのですが、スタジオ撮影は1~2万円ほどかかるので、お金をかけずにイメチェンしたところ大成功。好みのタイプの年下男性からお申し込みをされて、真剣交際へと発展しました。

実は交際に入ってからこそ、案外じっくりみられているのが婚活プロフィール。お見合いの時は、顔と年齢と年収と、あとはざっとしか見ていなかった人でも、未来のダンナ様・お嫁さんかも、と思ってもう一度じっくり読み直すというケースは珍しくありません。そのとき写真の好感度が高いと、やっぱり気分は上がり、真剣交際へ進めやすくはなります。

4.金銭的な負担

上記3つに加えて、月会費やお見合い料など、費用がかさむのも婚活疲れにつながると思います。少しお金がしんどい、このままだとボーナスまで持たない、、、と思ったら一旦休会するのも選択肢ですよ。

休会中はお金はかかりませんので、その間にダイエットや筋トレ、料理の腕を上げるなど自分磨きに専念し、ブラッシュアップしてから婚活に戻るのもおすすめです。

ぶどうの樹結婚相談所では、大手相談所と比較してリーズナブルで手厚いサポート体制。お見合い料なしのコースもございます。それでもやっぱり苦しい時は、一旦休むことも考えてみましょう。

男性ならば、あまり痩せ我慢せずに、女性からのお支払いを受け入れることもおすすめします。事実、今どきのご成婚カップルは、どの世代でも9割以上がワリカンもしくは女性もお支払いを手伝っています。贅沢な食事をせっせとおごる男性、おごらせたがる女性ほど、堅実な結婚からは遠のくと覚えておきましょう。


5.将来への不安

婚活していて、期待したお相手との交際が終了してしまうと、急にゴールの見えないトンネルのように感じることがあります。また、複数の人と交際していも、ピンと来なかったりすると「自分は本当に結婚できるのかな」「本当にこの人でいいのか自信が持てない」という迷いや不安が押し寄せてくることがあるでしょう。

実は婚活の当事者こそ、自分が置かれている状況を冷静に見れなくなります。どんなに賢い人でも、恋愛経験が豊富でも、未来に正解を求めだすと逆に不安になるのです。その理由は「絶対に失敗したくない」という考えからマイナス査定が始まってしまうから。そんな不安な時こそ、あなたの婚活に伴奏してきたカウンセラーだからこそできる、客観的アドバイスが生きてくるのです。

また、オンラインでお見合いが組めていなくても、オフラインで手組みの紹介を仲人が持ってきてくれる。そう思うと不安が安らぐと会員様からのお声もあります。事実、システム検索ではお見合いが組めていない方でもご成婚できているのは、手組みだからこそなのかも知れません。

優柔不断な方や心配性な方も、本当にこの人でいいのか、大丈夫なのか、何度も面談をして不安をぬぐってからご成婚へと進んでおられます。

極度の心配性40代女性のご成婚

慶子さん(仮名)は、悩んでいました。真剣交際に入ったものの、お相手の男性がどうにも頼りなく見えるというのです。

慶子さんご自身とても疲れやすくて、仕事をお休みすることも多かったので、お相手の男性には、いざとなったら俺が養っていくという気概のある人を求めていました。

ですが、ことあるごとに、「二人で頑張ろう」「君を応援してるよ」「協力してやっていこう」というお相手に、

この人頼りない男なんじゃないかしら?

と疑問を持つようになったのです。一緒にデートしている時は楽しくて嬉しくて笑いが止まらないのに、ふと一人になった瞬間に、

心の中のモヤモヤや不安が大きくなる。それなのに、どうしてもその不安を口に出して言えない。そうこうしているうちに彼のペースで結婚の話だけどんどん進んでしまうから、余計に怖い。

とお悩みをお話し下さいました。

時間をかけて何度も話し合い、慶子さんの場合は病気というよりも精神的なものだとわかったため、心のケアを重点的にしていきました。また、一方でお相手の男性には、慶子さんの想いを伝えると同時に、もしも結婚したいのなら必要な声掛け(言葉)を具体的にお伝えして、信頼関係を築いていただいたのです。

結果的に、交際期間は6ヶ月近くかかりましたが、お二人とも納得してご成婚へ至りました。

ご退会後、慶子さんにお会いした際には、表情に一切迷いも不安もなく、キラキラと輝いておられましたよ。

「彼にしてよかった、彼じゃなきゃダメだった」

と胸を張って仰っておられました。私もほっと安心した瞬間でした。


まとめ:婚活疲れの5つの原因

婚活疲れは主に以下の5つの原因からくるものです

  • 1.お見合いの疲れ
  • 2.結婚相談所との相性
    3.活動の停滞
  • 4.金銭的な負担
  • 5.将来への不安

以上の5つが主な疲れですが、それらに対するケアを網羅するよう努めております。それでも人間ですから、生きているだけで不安や疲れはつきもの。とはいえ、

私の話を聞いてくれて、心から気にかけてくれる仲人さんが存在している、と思ったらなんとか頑張れる

とおしゃっていただいています。

なにをかくそう、ご成婚まで投げださずにやり切れた相談所が、成婚率の高い相談所なのです。

もちろん投げ出さなかった皆様に心から感謝しております。

そして、ご成婚後のお幸せも、心より願っていますよ。

おぎた