マッチングアプリでも結婚相談所でも、婚活を始める前にぜひやっておいてほしいことがあります。

それは、ブレない自分軸をつくるためのトレーニングです。

そうでないと、目先の条件に振り回され、出会いと別れを何度も繰り返して、まるでゴールのないマラソンをしているような気分になってしまうかもしれません。

「これが私。私の結婚観はこんな感じ」

そんな大枠を見失わないために、まずは紙とペンをご用意ください。

それでは、ひとつ目の質問からいきますよ!

1. なぜ結婚したいの?

あなたは、なぜ結婚したいと思いましたか?

生活が苦しいから?

子どもが欲しいから?

支え合える家族が欲しいから?

ずっと裏切られない恋愛がしたいから?

自分が育った家庭が幸せだったから?

それとも、今の生活に不満があって、何かを変えたいと思ったから?

人が「結婚したい」と思う理由は、本当にさまざまです。

だからこそ、自分はなぜ結婚したいのだろう、とじっくり考えてみることには大きな意味があります。

ある会員様は、こんなふうに答えてくれました。

「人生は一度きりだから、まだ見たことのない経験をしてみたい。そのひとつが結婚です」

素敵な考え方ですよね。

友達が結婚したから、の先は?

よくある答えのひとつに、「友達が結婚したから」というものがあります。

もちろん、それ自体は何も悪いことではありません。

でも、そこで思考停止してしまうのは、ちょっともったいない。

友達が結婚したとき、自分はどう感じたのか。そこまでぜひ掘り下げてみてください。

例えば、こんな感じです。

「友達が結婚したら一緒に遊べなくなって、寂しいし退屈だから」

「友達が結婚して、すごく幸せそうだった。羨ましいし、自分もあんなふうになりたいと思ったから」

「友達が結婚して、自分だけ取り残されたような気がして、不安になったから」

同じ「友達が結婚した」という出来事でも、感じることは人それぞれです。

「友達が結婚した」という事実と、「自分はどう感じたのか」を分けて考えること。

そして、自分の気持ちを言葉にしてみること。

それが、自己理解への第一歩になります。

意外と、考えているようで考えていない人が多いものですよ。

2. どんな結婚生活を送りたいの?

細かい条件はいったん横に置いて、まずは、どんな気持ちで毎日を過ごしたいのかをイメージしてみてください。

静かで落ち着いた、愛情にあふれる生活がいい?

優しい安心感に包まれていたい?

それとも、できるだけ笑いあって、楽しく暮らしたい?

相手が誰であっても、「私はこんな結婚生活を送りたい」とイメージしておくことは、とても大切です。

ここで気をつけたいのが、相手に求めることだけで結婚生活を考えてしまうこと。

「とにかくお金持ちと結婚したい」

「ひたすら溺愛されたい」

もちろん、それも願望のひとつでしょう。

ただ、相手に何かをしてもらうことばかりを考えていると、肝心の自分がどんな毎日を送りたいのかが見えなくなってしまいます。

条件は申し分なくても、相手の顔色をうかがってばかりだったり、溺愛されても一人の時間がない生活になってしまったら、幸せとは言い切れませんよね。

「私は、こんな結婚生活がいいな」

自分なりのイメージを持っておかないと、結婚してから「こんなはずじゃなかった……」と後悔することにもなりかねません。

つい目先の欲望に目がくらみやすい人や、自分の希望を主張するのが苦手な人ほど、意識して考えておいてほしいところです。

相手に何を求めるかだけでなく、自分はどんな毎日を送りたいのか。

ぜひ、考えてみてくださいね。

3. こんな人はイヤ!

あなたには、「このタイプの人とは絶対に結婚したくない!」という人物像がありますか?

この質問をすると、スラスラと10項目くらい出てくる人もいます。

これまでの人生で、いろいろな人と出会い、嫌な思いをした経験があるからこそ、苦手なタイプが明確になっているのでしょう。

ここで考えてほしいのは、単に嫌いな人を並べることではありません。

うっかり好きになってしまいそうな相手でも、「これをされたら、もう無理かも」と思うことを挙げておくのです。

例えば、

・「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人

・人をバカにしたり、見下したりする発言が多い人

・不機嫌な態度で周囲をコントロールしようとする人

こんなタイプは苦手、という人もいるでしょう。

一方で、噂話や悪口が大好きな人は苦手という人もいれば、愚痴や悪口を一切口にしない人は、かえって本音が見えず信用できないと考える人もいます。

以前、ハイスペックな男性会員様からは、「不機嫌な態度で相手を困らせる女性は苦手」と聞いたことがあります。

また、「男性に奢ってもらうことを当然だと思っている女性は絶対にイヤ」という男性もいました。

反対に、「奢ってくれない男性はイヤ」という女性もいるかもしれませんね。

何が正解ということはありません。

大切なのは、世間一般の正解を探すことではなく、あなた自身が心からどう感じるのかを明らかにすることです。

もちろん、婚活をしていくうちに価値観が変わることもあります。

まずは今の自分が大切にしていることを、素直に書き出してみましょう。

4. こんな人、大歓迎!

今度は反対に、結婚相手として大歓迎したくなる人物像をイメージしてみてください。

いつも明るい人?

頭が良くて論理的な人?

おしゃべりが上手な人?

それとも、とにかく健康で体が丈夫な人?

何でも結構です。

「こういう人と結婚できたら最高!」

そう思える人物像を明らかにしてみましょう。

例えば、

・明るくて前向きな人

・音楽や食の趣味が合う人

・旅行好きで、いろいろな話ができる人

・一緒にお酒を楽しめる人

・趣味の一致よりも、仕事を一生懸命頑張る人

・優柔不断な人が苦手なので、決断力のある人

・料理が上手で、きれい好きな人

などなど。

ここでは、年収や学歴、身長といったスペック以外の人物像を、ぜひ挙げてみてください。

もちろん、経済力や学歴などの条件も、結婚生活を考えるうえで大切な要素です。

ただ、毎日一緒に暮らす相手だからこそ、性格や価値観、日常の過ごし方も無視できません。

どんな人となら自然体でいられるのか。

どんな人となら、何気ない日常を楽しめるのか。

具体的にイメージしておくと、お相手探しのときに、プロフィールの条件だけでは気づけなかった魅力を発見できることがあります。

実際に、事前に書き出しておくと、出会いの中で「そうそう、こういう人がよかったんだ!」と気づくこともあるんですよ。

理想の人物像を言葉にしておくことは、相手を選ぶときの大切な手がかりになります。

5. 婚活のマイルールを決めておく

最後は、婚活における自分だけのルールです。

自分のクセというのは、自分では意外と気づきにくいもの。

でも、これまでの恋愛や人間関係を振り返れば、「あのとき、こうしておけばよかったな」と思う出来事が、ひとつくらいはあるのではないでしょうか。

その反省を活かして、これからの婚活で意識したいことを決めておくのです。

例えば、ある女性会員様は、こんなマイルールを決めていました。

「第一印象だけで決めつけず、じっくり話してから判断する」

とても賢明なルールだと思います。

というのも、お見合いの場では、普段の魅力を十分に発揮できない男性も少なくないからです。

特に、好みの女性を前にすると、緊張してしまう男性もいます。

プロフィールをしっかり読んできたはずなのに、いざ目の前にすると頭が真っ白になって、何を話したのかさえ、よく覚えていない……なんてことも。

そんな相手に対して、お見合いの短い時間だけで厳しくジャッジしすぎない。

これは、出会いの可能性を広げるうえで、有効な考え方のひとつです。

一方で、笑い方がどうしても苦手、服装の乱れがひどいなど、第一印象で「自分には合わない」と感じることもあるでしょう。

もちろん、それもひとつの判断基準です。

無理をしてまで、誰とでも交際する必要はありません。

ほかにも、こんなマイルールが考えられます。

・デートの最中や終わった後にひどく疲れる相手とは、無理に関係を進めない

・メッセージに絵文字を多用する男性は、自分には合わないので慎重に判断する

・外見ばかり褒めてくる人は、条件が良くても相手の人柄をよく見る

・相手の言葉だけで判断せず、行動も確認する

・不安なことがあれば、ひとりで抱え込まずに誰かに相談する

自分の性格や過去の経験に合わせて、自由に決めてみてください。

もちろん、こうしたルールは、婚活を始めてみて初めて気づくこともあります。

最初から完璧に決める必要はありません。

まずは2〜3人と会ってみて、自分の気持ちや反応を振り返りながら、少しずつマイルールをつくっていけばいいのです。

大切なのは、同じ失敗を繰り返さないために、自分なりの工夫をしていくことです。

まとめ:婚活の主人公は、あなた自身

婚活をしていると、カウンセラーから「ああしたほうがいい」「こうするべき」とアドバイスを受けることがあります。

また、いつの間にか、条件のいい相手から選ばれることばかりを目指してしまうこともあります。

もちろん、アドバイスを参考にすることも、相手から選ばれるために努力することも大切です。

でも、その前に忘れないでほしいことがあります。

あなたの人生の主人公は、あなた自身だということです。

婚活は、結婚することだけが目的ではありません。

結婚した後も、あなたの人生はずっと続いていきます。

だからこそ、どんな人と出会いたいのか、どんな結婚生活を送りたいのか、自分は何を大切にしたいのか。

その答えを、誰かに委ねるのではなく、自分自身で考えてみてほしいのです。

最後に、今回の5つの質問を振り返っておきましょう。

婚活を始める前に考えておきたい5つの質問

  1. なぜ結婚したいの?
  2. どんな結婚生活を送りたいの?
  3. こんな人はイヤ!
  4. こんな人、大歓迎!
  5. 婚活のマイルールは?

一度決めたら、絶対に変えてはいけないというものではありません。

婚活でさまざまな人と出会い、経験を重ねていくうちに、新しい気づきが生まれることもあるでしょう。

たくさんあった条件が、いつの間にかシンプルになっていくことだってあります。

それもまた、自分を知っていく過程なのだと思います。

ただ、どんなに考え方が変わっても、自分の人生を選び、決めていくのは自分自身だということだけは、忘れないでくださいね。

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婚活で大切なのは、条件のいい相手を探すことだけではありません。

自分自身を理解し、自分に合った相手を見極めていくことも大切です。

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まずは、今の気持ちを聞かせてください。

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