今日はうちの夫婦関係を例に、夫婦円満でいる方法をお伝えします。先日会員様から大きな福々とした栗を1kgくらいいただきました。栗ってあまり自分で向いたことがなかったのですが本当に皮が硬くて大変。指の力がなく、ひどく不器用な私が栗を剥こうとしていたら、危なっかしくてみていられない!と夫が全部綺麗に剥いてくれました。一人では歯が立たないことも、すんなり解決数ことが合うのが結婚だな、と改めて思いましたよ。ただし、そのためには《上手に伝える技術》が欠かせませんよ。

栗が向けずに四苦八苦

先日まるまると大きくて艶やかないい栗を、女性会員様からいただきました。ご実家に栗の木が生えていてタワワに実るとのこと。

「面倒くさいけど、本当に美味しいのでぜひ食べてください」

とズッシリと重い栗をわざわざ持ってきてくださって本当に嬉しかったです。ところが剥き方が分からなくて、とりあえず水に半日さらしてから30分ほど茹でたわけですが、これが硬いのなんのって!硬い殻を剥くと今度は、フサフサとした渋皮がぴっちりと栗の実にくっついていて無理にはがそうとすると実がボロボロに崩れてしまうのです。これには頭を抱えました。

YouTubeで一緒に調べる

「なんで先にちゃんと調べないの?」

とさっそく夫のお小言。

「調べたけどやり方が何通りもあって、その中の最もオーソドクスなやつを選んだの」

と言い訳すると、早速ちょっとでも楽に向ける方法をあーだこーだと言いながら二人で調べておりました。

結論は、一旦少し凍らす、そして熱湯をかけ、5分待つ。これがベスト

最初は「そんなやり方邪道」と文句を言っていたダンナですが、夕飯を食べている間にこっそり3粒ほど凍らせて、熱湯をかけてむいてみたら「これはいい」と気がつき、残りの30粒ほども全てこの方法で剥いてくれました。

熱湯をかけたら、しばらく置いて栗の座の部分へ深めにナイフを入れて、一気にゴロンと剥くとあら不思議、皮がふやけてしかも実が縮まって皮とのあいだに空間ができ、さほど頑張らなくてもサクサク剥けて行きました。(私は眺めていただけですが)

まずはダメ出しからはいる夫

いつも夫は最初はなんだかんだとと最初は文句を言いながら、結局全部やってくれます。(夫に言わせると「文句」ではなく現状を分析して、論理的に考え、最も合理的な方法を検証しているらしいのですが)

一度やり始めると案外地味で単調な作業も苦ではないようで、お風呂場の天井の掃除や、換気扇のお掃除、エアコンの掃除や庭木の剪定、iPadの修理も最初だけは私がごちゃごちゃ言いながらやっているけど、あまりにも不器用なので、みかねて手伝ってくれます。実は夫にやってもらうにはコツがありまして、途中から、

あら、あなたの方が上手だから任せていい?

というと、自分の役目と認識して、嬉々として作業をしてくれるのです。

最初からお任せ、ではダメ

こういう、一緒に試行錯誤しながら解決法を見つけ、結局夫が引き受けてくれるというプロセスを、楽しむことが若い頃はできなかったなあ、と思います。

掃除などやりたくないことはお互いにやらないで放置、そのうち見かねて私がやる、すると夫がやり方が下手と口をだして険悪になる、不機嫌になってスネる私、自室に閉じ込もる夫。あきらめて私がやることもあったけれど、夫がいつから家のことをやってくれるようになったのか考えてみたのです。それは私が夫の扱い方に気がついてから、なのでした。特にうちの夫の場合は、最初は一緒にやるということがポイントで、一緒に作業してみて、

「あら、天才!あなたの方がうんと上手ね!まかせちゃっても大丈夫?」

とお願いして一度手放し、途中で進行状況を確認しつつまたお礼を言う、終わったあともう一度「お疲れ様、ありがとうね!」感謝して、寝る前にさらに「今日は助かった~本当にありがとう!」とお礼を言うのです。

そうすると、

「え、何が?俺が楽しいからやってるだけだよ」

と夫も嬉しそうなのです。

最初から丸投げで、ただ「面倒だからアナタやって」だとこうはいきません。やらされている、とか、こき使われていると、不機嫌になるでしょう。いつも最初は私が困っていると伝え、なんとかしようともがいている、そこから二人の問題にして、一緒にきゃっきゃと遊んでいるみたいに初めて、褒めつつ手放して、任せて感謝する。そんなの面倒という人もいるかもしれませんが、子育てもきっと同じ。人を育てるってこういうことなのでしょう。

結婚していてよかった

夫との接し方が変わったきっかけは、30代の頃私がジュエリーデザインの会社を辞めたことがきっかけだったと思います。

頑張りすぎて体を壊し、デザイナーなのにペンを持つと手が異常に痛く、絵が描けなくなって、人生に絶望し落ち込んでしまったのです。失礼ながらその時初めて、「ああ、結婚しておいてよかった、この人がいてくれなかったら私きっと生きていられなかった」ありがたいなあ、と心底感謝したのを覚えています。

実は寄り添って欲しかったのはダンナの方だった、と知ったのはここ数年です。

ツッパっていた私はいつも仕事で頭がいっぱいで、夫婦二人でゆっくりテレビを見たり、のんびりとお散歩をする時間を持たず、シャカリキになっていたのを今は恥ずかしく思います。

愛を伝える方法を知った

仲人を始めてから、色々パートナー失費について学び、愛を伝える方法は5種類ある、と知ったのは最近のことです。ある本と出会い、愛情を伝える方法を知らないと、すれ違いが起き、本当はお互いに愛されたがっているのに心が満たされずに離婚してしまうカップルがたくさんいると知ったのです。

その本についての詳細と解説はご成婚された方にお伝えしています。

皆さんがずっと末長く愛し合えるように。

愛を伝える言葉とは

ちなみに、「愛している」という言葉だけが愛を伝える方法ではありません。

人によっては目を見つめて話す二人きりの時間を持つこと、人によってはお皿を洗ってあげること、人によってはチョコレートをプレゼントすることだって、愛を伝える方法になりうるのです。

何をいっているのかわからない、という人も大勢いると思いますが、

自分が何をしてもらうと心の愛情タンク(ラブタンク)が満たされ、お相手は何をしてもらうとラブタンクが満たされるかを知っておくと本当に結婚生活は楽ちんで愛に満たされ、幸せになります。

お二人だけの愛の言語を知って、一緒にいて本当に頭の先から足の先まで愛で満たされるような結婚をして欲しいと、心から願っています。

池袋ぶどうの樹結婚相談所 仲人おぎた