実はちょっと危険な婚活モテ 婚活はモテる人の方がダンゼン早く結婚できそう。そんなイメージを持っている人は多いものです。ですが、実は選択肢が多すぎるとかえって婚活が長引くというケースはとても多いもの。その辺りの実情を婚活の現場からお届けします。
婚活が長期化するのはむしろモテすぎる人
婚活アプリで「いいね」が1000以上あるとか、ひと月に10人以上のかたとマッチングできたなど、いわゆるモテる人ってうらやましいですよね。
池袋ぶどうの樹結婚相談所にご入会くださる方でも、ここ数年は婚活アプリ(マッチングアプリ)を使って実際に異性と会ってみた、という方は7割くらい。
そんな中でも、婚活が長期化している人ほど、たくさんマッチングできていたり、いわゆる「モテている」人が多いのが目立ちます。
結婚相談所でモテる人
結婚相談所でも実は同じことが起こっているのです。
アプリ以上に、医師や国家公務員など固い職業の方、高年収・高学歴の方の比率が高い印象がある結婚相談所の会員様。
しかも恋人探しではなく、確実に結婚をしてくれる人を求めているので、本気で結婚したい人からしたら魅力的なはずですよね。
だからすぐにでも結婚が決まりそうなものですが、意外にも5年~10年婚活をしている人によくみられるのは、非モテだけでなく、かなりモテる人なのです。
理想の人を追い求めて10年婚活
婚活を長年やっている、という人の中には10年選手もいます。
涼子さん(仮名)は29歳で婚活を始めて、アプリで恋人のような存在は何人もできるけれど、結婚するにはお相手の条件が不足で踏み切れなかったそうです。
付き合っては別れてまた別の人を探して、と婚活を繰り返し、39歳を迎えてしまったと、結婚相談所へ駆け込まれました。
女性の場合は特にご自身の年収や学歴が高いと、なかなかお相手にOKが出せなくて悩む人が多いのです。貴重な30代に、淡い恋愛ばかり重ねて、結局40歳を目前に焦り出した、という人は実は魅力的な女性にこそ多いものです。
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アラサー時代のモテを引きずる40歳男性
ご自分が31歳の時、21~26歳までの女性たちから随分とアプローチされたという、陽介さん(仮名)はすでに40歳。ご来所された時は今でもモテた当時の21歳~26歳くらいの女性と結婚できると真剣に思っていました。実際に婚活している女性の希望を聞くと、同世代かご自分よりも3歳年上くらいまでがベストと思っている人が多数派です。うんと頑張って5,6歳年上くらいが限界、といっている女性会員様のお声を実によく耳にします。
となると、40歳の彼の場合37歳〜40歳くらいの女性が一番話があいやすく、世代による価値観のズレが少ないため、結婚できる可能性が高いのですが、なかなか納得できないようです。
「結婚って大きな決断だから、妥協はしたくないんです」という陽介さんですが、彼に必要なのは『妥協』ではなく『正しい現状認識』だと早く気づくべきでしょう。
自分にちょうどいい人を選ぶことは、決して妥協ではないのです。でも自分の立ち位置を見誤ると、過去のモテの経験が、かえって婚活の足を引っ張る典型的な例とも言えます。陽介さんは婚活を3ヶ月続けてみてやっと、同世代でも魅力的な女性がたくさんいることに気づき始めました。
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婚活のモテは「ほどほど」がいい
池袋ぶどうの樹結婚相談所の会員様は、人生で初めての「モテ期」を経験する人が男女ともに数多くいます。むしろ、そうではない人の方が少ないくらいです。
というのも、今どきの婚活デビューが遅いタイプの人は、その多くがただ単に自分の魅力に気づいていないだけだったり、今まで異性に興味がなかっただけで、高いポテンシャルを秘めているからなのです。
ですが、異性からチヤホヤされすぎると、誰でもそうですが勘違いをしてしまうもの。昨日まで自分は(非モテの地味なモブキャラ)だと思い込んでいた人が、次から次へと申し込まれるのですから、もっといい人を選びたいとか、あわよくば玉の輿という思いが出てしまうのは仕方ないでしょう。
ここで大切なことをいわせて頂きます。
婚活において、モテは量より質が重要なのです。
ほんの数人とのお見合いでも、ちゃんと好みのタイプとお付き合いができれば、交際人数は5〜8人くらいでもしっかりと理想のお相手と結ばれているのです。
発想の転換で結婚できた36歳女性
2年間の他社での婚活の行き詰まりから、悩みぬいてご相談下さったあきよさん(36歳・仮名)。実は3年前までは彼氏を途切らせたことがなかった、というモテる女性でした。はっきり自分の意見を言うご性格でお嬢様だけあって、お相手男性のエスコートが上手かどうかをとても気にしていました。連れていってくれるお店のセンスがよく、自分が会いたい、といったらいつでも飛んできてくれるような”理想の王子様”を求めていたのです。
そこで、魅力開花カウンセリングをさせて頂いたところ、理想のタイプに出会えない理由は大きく二つありました。
一つはプロフィールで見せていたイメージがぼんやりしすぎていて、タイプではない人からモテていたのです。もう一つは、上から目線で相手をまるでオーディションにかけていたために起こったこじらせでした。
いつもイライラ・悪いのは相手、をやめる
婚活がうまくいかない、と感じた時にお相手を責める人は多いのですが、そればかりでは同じ失敗の繰り返しです。特に、「私はモテる人だから悪くない、悪いのはあっち。ほんとイライラする!」というスタンスをやめて、自分の不完全さや至らなさに気づくことが大切です。その上で、会ってくれただけでも何かしらのご縁があったんだ、と気づくと結婚できるものです。
実際にそのことを伝えたところ、素直なあきよさんはお見合いやデートの時の顔つきが変わっていきました。だからこそ、ご入会してたった3ヶ月でご成婚されたのです。
実際に弊社の男性会員様からも、一見綺麗で素敵な女性がデート中に意地悪な表情をしていて冷めた、という報告も受けています。イライラしたり、お相手を厳しく「査定」している時って、自分では気づかないけど品のない意地悪な顔をしているものですよ。
婚活プロフィールが運命を分ける
モテる婚活のこじらせの多くは、自由にいくらでも相手のスペックを選べるという錯覚から起こります。でも結婚で得られる幸福って、うわべのスペックだけでは測れないものなんです。
だからこそ、第三者から見たあなたが持っているイメージと、あなた自身のセルフイメージを、上手に擦り合わせて、ブレない軸=キャラクターとして「見える化」しないと本当に理想の人には刺さりません。
プロフィールがしっかりあなたを伝えるPRとして機能した時こそ、最速で理想の相手から選ばれて、あっという間に結ばれるのです。
まとめ:理想の結婚を引き寄せたいなら
恋愛が目的ならば、思う存分モテを楽しめばいいでしょう。ですが、婚活である以上、ゴールはモテではなく結婚です。
自分が望む結婚生活を送れ条件・性格の人から、あなたのことをなるべく正しく理解されたうえで「結婚して欲しい!」と言われれば、あなた自身のストレスも少なくて済みますし、結婚生活になってからも幸せでしょう。
自分をよく見せようとして写真を盛りすぎたり、たいして好きでもない趣味を書いてみたり、そんなに得意でもない家事を好きとかできると書く必要はありません。
もっと他にあなたの魅力があるなら、できない点=伸び代さえもチャームポイントになるのですから!
最短ルートのご成婚を体験してみたいなら一度ご相談くださいね。