忙しい人が成婚できるコツ
結婚相談所では、お見合いの申し込みが受諾された瞬間から、お見合いの日程調整に入ります。 この時に候補日を2、3日あげるのですが、候補日がなかなか上がってこない人がいます。忙しいから仕方ないのですが、損をしていますよ。忙しい人には忙しい人の婚活のやり方があるのです。
日程調整が遅いと損!
恋愛と違って、結婚相談所のお見合い結婚は、お相手に対する感情(好意)が非常に薄いところからスタートします。だからこそ、素早く候補日を出す、または出された候補日に対して、すぐに返信するということが、最初に好印象を与えるチャンスと言えるでしょう。
日程の調整が遅い人に対して、待たされている方は
- 忙しいなら交際に入ってもデートできないのでは?
- このお見合いに、あんまり乗り気じゃないのかも
- 連絡マメじゃない人なの?放置魔かしら?
といったマイナスの感情が生まれたりします。
一方で、日程調整が早い人は、お見合いに前向きであるとか、 交際に入ったとしても、頻繁にデートができそう=プロポーズまでが早そうと言うふうに想像されますよ。
でもどうしても仕事の調整に時間がかかってしまう、休日も仕事がはいったりしそう、という場合のお見合いのコツがあるのです。
ケース1:休日出勤や残業が多い人
拓実さん(45歳・仮名)は婚活を始めて2ヶ月。本来土日休みの職場なのですが、繁忙期に入り休日出勤が1ヵ月ほど続いている状態です。
とはいえ時間は止まってくれないし、「早く子供が欲しい!」と言う気持ちがあり、お申し込みは欠かさずしています。
実は入会後すぐに仮交際していた女性がいましたが、仕事を優先していたらLINEにも返信できないままで、デートのお誘いをどうしようか迷っているうちに交際終了されてしまったのです。お相手からの交際終了の理由は、
LINEを既読無視され、一週間以上放置された。誠意が感じられない
とのこと。「ただ仕事が忙しいだけなのに、なんだかなあ」と思いましたが、ここで結婚への歩みを止めるわけにはいきません。仮交際中のお相手がゼロ=フリーになってしまった拓実さんは、不安な気持ちから20人ほどにお申し込みをしました。
結婚相相談所ではお申し込みに対しての受諾率は平均で10%程度。拓実さんの場合は背が高く爽やかなルックスで年収も平均より少し高いので、20人に申し込んで4人の女性から、お見合い受諾の返信がきたのです。
どこの結婚相談所でもそうですが、お見合いは遅刻厳禁です。ですが万が一会社から呼び出しが来て急に出社してくれと言われたら、流石に仕事を優先しないわけにはいきませんよね。一方でお見合いをドタキャンしたらお相手に超失礼だから絶対にダメ、と言われています。ペナルティー(罰金)の対象になってしまうのです。
それゆえに、どうしようと悩んでいたので、仲人おぎたは「正直に繁忙期が終わるまで1ヶ月ほど待って欲しい、とお伝えしましょう」とアドバイスしました。
忙しい拓実さんのやりくり術
結婚適齢期は忙しい盛りでもあります。だから仕方がない面もある、と言いたいところですが、ちょっとお待ちください。お休みが全く取れない繁忙期に、あえてお見合いを入れることはやめた方がいいです。
なぜならば、お見合いの後にはデートが待っているからです。
結婚相談所には、【交際期間は原則3ヶ月】というルールがあるので、その3ヶ月以内にめいいっぱいデートをして、結婚するかしないかを判断をしなければ婚活の意味がないのです。
拓実さんはお相手に繁忙期が終わるまで待ってもらい、1ヶ月後にやっとお見合いをして、4人中2人の方と交際に入りました。
ところが、土日にもちょくちょく仕事が入ってしまう上に、二人とのデートをローテーションしていくために、どちらの女性とも3週間に一回しか会えない関係になってしまっているというのです。
そこで仲人おぎたは提案しました。
休日出勤の日でも、仕事のあと夜にちょっと1時間ほど会ってご飯だけ食べて解散、とか平日の代休なども上手に利用してね。「デート=終日一緒にいる日」という固定概念をなくすことはできる?成婚の可能性は、デートの頻度によります。短時間のデートでも頻度をあげるほど成婚率が高くなりますよ。
拓実さんはすぐに行動に移しました。
平日の夜早めに仕事が終わりそうな時は、LINEでお相手に打診をしてみて、お互いに出やすいところで落ち合う。休日出勤の時も、夕方からちょっとだけでも会う、など隙間時間をやりくりしてデートを重ねて順調に交際を進めています。
さらに仲人のおぎたと、お相手女性の仲人とで交際の進捗状況やお気持ちをシェアしながら二人を見守っていきました。
「忙しくて会えなくても電話やLINEで会話ができれば嬉しい。それだけで、気持ちが不安にならずに済む。」と交際相手の愛子さん(42歳・仮名)からリクエストがあったので、拓実さんに伝えたところ、「生活が不規則だから電話だと難しい時もある。まずはLINEのやり取りを毎日がんばります!」とのこと。
そうこう言っているうちに、拓実さんの仕事の忙しさが落ち着く秋となりました。
仲人の強い勧めで秋の3連休の3日間は3日とも会って映画をみたり、愛子さんがお弁当を作ってドライブデートをしたりと濃密な時間を過ごしたそうです。
するとすっかりふたりの距離は縮まって、拓実さんの中で愛子さんと自分との未来をみてみたいという気持ちが生まれてきたのです。
「おぎたさん、クリスマスのプロポーズも視野に入れて、真剣交際を申し込んでもいいでしょうか?」
拓実さんから嬉しい相談を受けましたよ。
ケース2 シフト制、夜勤がある
土日に限らず、お休みが定期的にあると、なんとなく毎週○曜日はデートの日、といったルーティーンが出来安いのですが、シフト制の場合そうはいきません。
交際が順調にいくためには、シフトが出たらすぐお休みの日をお相手に伝えるのはもちろん、事前になるべく土日どちらかにお休みが取れるようにシフト管理をしている上司にお願いすることも大切です。ご希望の方には、上手なお願いの仕方を個別にレクチャーしています。
看護師の裕子さん(39歳・仮名)はシフト勤務のためにお見合いの日程調整に苦戦していました。サラリーマンや公務員の男性はほとんどが土日祝日のお見合い、デートを希望するため、どうしてもお互いすれ違いになり、交際に入れた男性とは結局終了してしまったのです
看護師・裕子の婚活打開策
打開策としては、サラリーマンなど土日休みの方は、お申し込みくださった方とは会う、一方で自分からはなるべく個人事業主や経営者など自分の裁量でお休みが取れる人を中心にお見合いを申し込んで行ったのです。
また、サラリーマン・公務員の方でもホワイト企業にお勤めで、有給休暇が取りやすいかどうかをお見合いの段階で確認してから交際に入るようにしました。
交際に入ったのは二人、一人は公務員の武洋さん(44歳・仮名)もう一人は、フリーでITコンサルタントをしている健斗さん(44歳・仮名)です。
武洋さんは年がら年中「有給休暇を消費しなさい」と上司から言われている公務員男性。平日も時間は作れますよ、とのこと。
一方で健斗さんは仕事は在宅ワークが多いので気分転換に裕子さんの職場やお家の近くまで出かけることはむしろウエルカムといっているそうです。
どちらと結婚することになるかはわかりませんが、きっと裕子さんのハートをつかんだ男性と無事にご成婚されることでしょう。
時間は作れる
婚活中の男女で忙しい忙しい、という人は多いのですが、実際にはやる気と工夫次第で一日1、2時間くらいは捻出できるものです。それををしようとまず思わないことが問題です。
寝る暇もない超売れっ子の芸能人カップルでさえ、人目を忍んで交際していたりするのですから、「好きな人に会いたい!」という情熱があれば仕事にも張り合いが出るというもの。
そして、忙しい時に、疲れているから会いたくない、と思うお相手とは結婚しない方がいいでしょう。むしろ疲れているからこそ、顔がみたい、声を聞いて癒されたい、と思うお相手を選ぶこともおすすめです。
- 有給休暇を使う
- 隙間時間を使う
- 電話やLINEを使う
- オンラインデートも取り入れる
こう言った工夫で、とても忙しい男女も無事に結婚ができていますよ。いつまでも「忙しい」を言い訳にするのはやめて、そろそろ婚活を始めませんか?
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ぶどうの樹結婚相談所 仲人のおぎた