結婚相談所に入会すれば自動的に結婚できる。そう思っていたら大間違いです。結果的にはそれに近い人もいますが、そういう人は、「自分は絶対に結婚する」と一大決心してから入会して、出会った方とのご縁を本当に大切にして感謝している方ばかり。ではどんな人がラッキーな結婚をして、ちゃっかり幸せに暮らせるのか極意をほんの一部ご紹介しましょう。

婚活難航したら青い海を目指せ

婚活が難航したら、ブルーオーシャン1を目指す、これ鉄則です。

ブルーオーシャンとは直訳すると「青い海」という意味。ご存知の方も多いとは思いますが、マーケティングではよく使われる専門用語です。反対語はレッドオーシャン「赤い海」=血の海ということ。なぜ血の海かというと、競争相手が多く、激しい争奪戦になって血で血を洗う戦いだからレッドオーシャンなのです。

レッドオーシャンな婚活は、まるでドラマや少女マンガの主人公のような、イケメンで高学歴、高収入。さらに性格もいい高身長の男性と結婚したい、というケース。なぜならばまずライバルが信じられないくらい多く、システムの向こう側では、女性からのお申し込みの行列ができている、そう思って間違いがないのということです。「だからいくら申し込んでも振り向いてもらいなのか!」と納得される方もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが、多くの女性が興味を持たない「条件外の」ブルーオーシャン男性なのです。

ブルーオーシャンな男性とは?

一言で言うと、ピンポイントで相手のニーズに自分が刺さるお相手です。

過去の例では、鉄道会社社員の女性会員に電車オタクのエリート男性をご紹介したところ、ズキュンとハートを射止めて、スピード婚した例もありましたよ。お二人ともマニアックな鉄道の話で大盛り上がりして、意気投合でした。

実は彼は女性から人気のエリート男性でしたが、彼の経歴や年収、ルックスににわらわらと寄ってくる女性には目もくれず、価値観が合う女性を求めていました。

一方で彼女はとんでもない美女ですが、男性のスペックよりも、会話重視。話が合わない人とはお茶すらしたくない、と言う徹底ぶりでしたので、お互いがど真ん中だったようですね。

コンプレックスがありそうな男性

また、例えば、イケメンで年収が高いけど、身長が低いとか、学歴が高くないとか、そういった男性は意外に婚活で苦戦をしていたりします。それだけに、交際すると本当に大切にしてくれるので、結婚後の幸福度を考えるのでしたらおすすめです。

逆に、条件面では100点満点の理想の男性とお見合いして交際に入ったけれど、会話が退屈すぎて、我慢ができず交際を終了したというケースもたくさんあります。

内面も見た目も、そして条件までも全部を欲張ると、どうもうまくいかないのが婚活なのです。また、お相手のマイナス面ばかりをフォーカスする女性は、どういうわけかお相手からも減点評価をされいますよ。自分だけが採点できる立場ではないことを理解しましょう。

一流大卒の恋愛ベタな男性

結婚相談所ではそこそこ見かける、超一流大卒で一流企業にお勤めの、まったく女性慣れしていない男性。この方々もブルーオーシャンです。中学からずっと男子校だったり、理系ひとすじ男社会で生きていたので、「女性と何を話していいかわからない」なんて本当にあるあるです。

そういう男性の話を根気強く面白がって聞くことができる女性は、彼らにとって女神のような存在。多少年齢が上でも、外見がキラキラでなくても、心のひだに入っていくことで唯一無二の存在になれますよ。

ただ、プロフィール上では彼らは強者なので、仲人同士による手組みのお見合いか、まずは自分自身が【選ばれるプロフィール】になっていないと難しいでしょう。

ライバルを意識してみよう

例えば「私ってAクラスの見た目だからイケる」と思っていると、同性のライバルは見た目AAAに加えて年齢が5歳若かったり、意中の男性と同じ趣味で盛り上がれたりと太刀打ちできないような猛者がいるものです。

もちろんチャレンジするのは自由だし、応援はしますが、AAA男子にはAAA女子がたいてい収まるので、そこは冷静に自己分析して、半分はチャレンジングな高望み、残り半分は手が届きそうな人を選ぶのが定石です。名より実をとると言う発想で、でプロフィールの上だけの(キラキラ感)に惑わされず、お相手を見極めていきましょう。

男性はレッドオーシャンがお好き

男性の婚活で挫折する人は、このレッドオーシャンばかりをひたすら求め続けて、お見合いが全く組めずに落ち込んで自信喪失してしまうというパターンです。みため(写真が)綺麗で可憐(な感じがする)女性にしか目がいかない、「写真は参考程度にしましょうね」と何度カウンセラーに言われてもどうしても(写真の)お顔が100点じゃないと申し込む気がしないようです。

でもごめんなさい、先に言っておくと、写真通りではない人が全体の4割と思っておくとショックを受けずに済みますよ。逆に写真よりも実物の方が良かった、と言う方もいますから、まずは会ってみないと始まらないのです。男性こそ、ちょっと写真が暗いとか、垢抜けていないブルーオーシャン女子を探した方が素早く良い結婚ができますよ。

運命の人は先入観を取り払うと現れる

運命の人、というとこんなイメージを持っていませんか?

  • 目と目が合った瞬間恋に落ちる
  • 御曹司やイケメンから溺愛されて結婚
  • お相手のリードで自動的にプロポーズされる

これ、恋愛マンガやドラマではよくある設定ですよね。もしもお手元にそのマンガを持っていて、恋愛のバイブルだと思っているなら、申し訳ないですがさっさと捨てて下さい(笑)。また、ドラマのような設定は、現実にありえないから敢えて物語として成立しています。「そんな夢のない話、聞きたくない!」そう思うかもしれませんが、地に足がついた結婚とはそういうものです。

ではすべての結婚は妥協の産物か?というと、そんなこともないんです。

縁は異なもの味なもの2

男女の縁はどこでどう結びつくのか、常識を越えた、不思議でおもしろいものだと言う意味の言葉です。実際に、ご成婚できた方からは、

ご入会前に想像もしなかった素敵な人とすんなり結婚できました!(34歳、初婚女性)

と言うお声や、

彼のことは好きだけど、受け身男子でしんどかった。でもアドバイスを信じてがんばっているうちに、小さなことは気にならなくなり、人間的に成長できました(42歳、初婚女性)

など不思議なご縁で結ばれることを自分に許可すると、願ってもないような幸運な出会いが巡ってくるものです。あとはご縁つなぎをお手伝いする仲人の言葉にも、耳を傾けてみて下さいね!

あなただけのブルーオーシャンを見つけたい、そう思ったら仲人おぎたにご相談ください。面談室でお待ちしております。

  1. ブルーオーシャン戦略(wikipedia)参照 ↩︎
  2. 浮世草子・好色産毛(1695頃)四「仮初(かりそめ)ながらの思ひざし、縁(ヱン)はいなものあぢな物」 ↩︎