婚活では「受け身」であることが足かせになる?!

とかく評判の良くない受け身女子ですが、実は受け身であることそれ自体は特に大きな問題はありません。むしろ婚活している大多数の”真面目男子”からすると、女性の方からグイグイ迫られると引いてしまう傾向があります。男女関係のみならず、人間関係はお互いが心地よく感じる、間合いや適度な遠慮も必要なのです。

ところが、受け身であることにプラスして、以下の5つの行動が合体すると、一気に婚活が難しくなります。その5つの行動は、男性の気持ちをくじけさせ、あなたへの好意までも消滅させてしまうものなので、よく覚えておいていただけると良いかと思います。

ぶどうの樹結婚相談所は、”受け身女性”に強い結婚相談所を標榜しています。それでもどうしても

A:素敵な人とサクッと結婚ができる受け身女子

B:婚活が長引き婚活疲れをしてしまう受け身女子

に分かれるのです。その違いは無意識にやらかしてしまっている行動が、交際相手にダメージを与えているじゃら。ではその5つの失敗を具体的な事例に見ていきましょう。

婚活迷子になっていた受け身女子まゆ子さん(仮名)

まゆ子さんは30代の婚活女子。実は婚活歴は長く、20代前半から婚活アプリと婚活パーティーを同級生の仲間と一緒に利用し始めたそうです。

お友達はアプリで、同学年の結婚相手を見つけたりしましたが、受け身で完璧主義なまゆ子さんは

「私は友達と違って、とりあえず誰でもいいから結婚、みたいなことはしたくない。一生の大切な選択なんだから、ちゃんと納得できる人と愛のある結婚がしたいんです。」

と結婚相談所へとご入会されました。

29歳の時に某結婚相談所へ登録されましたが、活動して2年経ってもいいご縁がないと感じ、カウンセラーに心のうちを話すことなく段々ギクシャクしてしまい、中途退会を決断したそうです。そして33歳のお誕生日を目前に、今度こそは!とぶどうの樹結婚相談所へご入会下さいました。悩みながらも色々な気づきを経て、ご入会から6ヶ月で素敵な男性とご成婚をされましたよ。

そんなまゆ子さんが、「みなさんは自分のように婚活迷子にならないで欲しい。私の経験が役立つなら」と今回のブログへの掲載を許可して下さったので、5つの失敗を紹介させて頂きます。これは多くの女性が無自覚にしてしまっていることなのです。

1.「ネガティブ妄想癖」からの自爆

あなたは人のちょっとした一言に対して、うがった見方で拡大解釈をしていませんか? まゆ子さんも、本命の男性から

「まゆちゃん、普段お友達とはどの辺で遊んでるの?」

と聞かれただけでなぜか、

「彼にバカにされた、私にはまともな友達がいないと思っている」

と半べそ状態で相談していました。実は一事が万事で、ちょっとでも遅刻されると軽んじられた、彼が親の話をすると自分の親が見下されている、メッセージの返信が遅いと他の女性を優先させている、など相手が意図していない事をたくましい妄想力で膨らませて、嫌いになる口実を作ろうとしていたのです。

実際にお相手の男性へ聞いてみたところ、全くそのような意図はなく、むしろ「まゆ子さんとは気が合うみたいでうまくいっています!」と報告を受けていますよ、とのことでした。このように、すぐにマイナスな方へと想像を巡らせて、急いで交際終了へと舵を切ろうとする受け身女性は、実は案外多いのです。

まゆ子さんが言うには、あとで振り返ると、実はそれって、

振られる前に自分から嫌いになっておけば、ダメージが少なくて済むかも。

受け身女子心の声

と内心思っていた、と打ち明けてくれました。

実はこれは珍しいことではなく、特に自分にとって魅力的な人との交際で、劣等感を感じている時におこりやすいのです。この(好きな人を相手より先に嫌いになろうとする)クセは、一種の【自己防衛本能】なので、人から指摘されない限り、自力で気づくのはなかなか難しいのです。無意識にこの妄想グセをして拗らせてしまう人は多いのではないでしょうか?

 実はそんなまゆ子さんの逞しい妄想を一つ一つ潰していくのがカウンセラーとしての仕事でもありました。

2.LINEを待ち過ぎて自然消滅

まゆ子さんは、「仕事の後にふとスマートフォンをみた時、彼からのメッセージが来ているととても嬉しいんです」と話してくれました。ですが、受け身女子なので、自分からはメッセージを送れません。特に前日の夜、自分のメッセージで終わっている時などは、

最後は私からで終わっているんだから、当然今度は彼から送る番でしょ。

こっちが先に送ったら下手に出ているみたいだからなんか嫌!

まゆ子さんの心の声

とスマホを握りしめてずっと待ってしまっていたそうです。

受け身女子あるあるですが、メッセージをどっちがどれだけ送っているか、先に送ったかを気にしすぎる傾向があります。ささやかなプライドというか、ちょっとした意地を張ってしまうようです。まゆ子さんは、過去にもそれで、男性からのメッセージが途絶えて、本当はもっと会いたかったのに交際が終了してしまうことがあったそうです。

なぜメッセージをいつも待ってはいけないのか

いつもいつも男性からのメッセージ待ちだと、さすがに

あれ、これは脈なしかも、、、

婚活男性の心の声

と多くの男性はくじけてしまいます。だから時には明るく、「今日もお疲れさま♡ 週末が楽しみだね」と自分から送ってあげましょう。男性だって傷つきたくないし、いつもいつも”メッセージをして欲しい、デートに誘って欲しい、私を大切にして欲しい”というクレクレ女子では呆れられてしまいます。男性も女性からの気軽で明るいメッセージに対して、ほんのり嬉しい気持ちになるのは同じなのです。

受け身=常に待ちの姿勢を崩さない

だと、”大人しい”を通り越して、頑固な人という印象を持たれてしまっていますよ。

3.「ありがとう、嬉しい」が言えない

これは本当に出し惜しみをしてはいけません。「ありがとう、嬉しい!」という女性の喜ぶ言葉や喜ぶ表情は男性にとってプロポーズへの大きなモチベーションになるのです。ありがとう、を言う側も言われる側も脳が快感を感じて幸福感に満たされるのですから、言わないと損くらいに思って大丈夫です。

まゆ子さんは、交際相手の男性に美味しいイタリアンを予約してもらった時にも、

この程度でありがとうって喜んだりしたら、

「この子よっぽど普段いいもの食べてないんじゃないか」

って見下されるかも

まゆ子さんの心の声

と素直に喜べなかったそうです。でも考えてみて下さい。たった一言、ほんの3秒の”嬉しい!”というリアクションを省略しているせいで、婚活を何年も長期化させるなんて割にあいませんよね?そうまゆ子さんへ伝えると、「確かに!」と納得されてすぐに行動に移せるようになっていましたよ。

4.笑顔が少ない、リアクションが小さい

ありがとうだけでは十分ではありません。それ以外も会話の最中、相手のお話へのリアクションが小さい、笑顔が少ないと、

俺の話、きっとつまらないと思ってるんだな、、、

あーあ、どうすりゃいんだろう

婚活男子の心の声

と男性はどんどん自信を喪失してしまいます。

笑顔やリアクションは会話の潤滑油。楽しそうに聞いたり、大きくうなづいて感心したり、表情豊かに話を聞くことで、会話は弾み、お互いへの信頼感も増していきます。よく美人さんがお見合いでモテても、デートで振られるのは、このリアクションが薄かったりするからです。逆におしゃべりが苦手な女性でもリアクション上手な人は交際が長続きします。女性が楽しそうにしてくれるだけで、男性は(よし、今回のデートは成功だ)と内心自信をつけ、次のデートのお誘いがスムーズに促されると言うわけなのです。

5.お支払いの時黙ってうつむいている

厳しいけどごめんなさいね、受け身だからって、お財布を開かない理由にはなりませんよ。正直、(奢ってもらって当然)と言う女性たちの態度に、男性たちは辟易しているのです。

だって払うって言おうと思ったけど、タイミングが分からなかったし

ここはまかせてって言われたからいいかなと思って

受け身婚活女子

そんな風に思っているのでしたら、せめてプレゼントを用意して、お支払いの直後に渡しましょう

チョコレートでも、ハンカチでもいいのです。それか、お礼を口実に、ちゃっかりお茶や映画に誘ってください。受け身女子でも、育ちのいい人はご馳走になりっぱなしと言うわけにはいかない、と考えるので、あくまで【礼儀として何かお礼をさせてください】といえています。自分から誘っても品位を損なわないのです。

もちろん男性は、そんな風に言ってくれる女性に一目置くと同時に、

大人の女性としての、嗜みがある人だな

と見直すことになりますよ。

案外このあたりは40を過ぎた女性ほど、「男なんだから奢って当然」と主張するので、困ったものです。多くの40代男性たちが、(やっぱり若い女性がいい)となってしまう原因でもあります。奢るのが当然、と言うのは奢る側が言うべきことであって、奢ってもらう人が言うのはいくらなんでもはしたないくらい、くらいに考えておきましょうね。

スピード婚女子の口癖とマインド

さてでは、素早く幸せをつかむ人の口癖はというと

「わあ、嬉しい!本当にありがとうございます」

幸せスピード婚女子

まるで全身から花が咲くような明るい笑顔で、目を見てお礼を言うので、こちらまで嬉しくなってしまうものです。

また、【絶対に結婚して幸せになる!】という強い覚悟を持つことも、幸せな結婚への大切なマインドです。「どうせ妥協でしょ」とか「好きになれない、ときめかない」と嘆く暇があったら、いつでもお嫁に行けるようにと、お料理の腕を磨いたり、モノを増やさないように断捨離しつつ、お嫁に持っていきたい食器やジュエリーなど、厳選していくのがベストです。図らずも(本当にいいお嫁さんをもらったね)、とお相手のご家族や友人も喜ぶような、思いやりと気配りを欠かさないのもポイントですね。

まとめ:受け身な婚活女子がやらかす5つの失敗

  • 「ネガティブ妄想癖」からの自爆
  • LINEを待ち過ぎて自然消滅
  • 「ありがとう、嬉しい」が言えない
  • 笑顔が少ない、リアクションが小さい
  • お支払いの時黙ってうつむいている

いかがでしょうか?どれも受け身女子なら思い当たる節が少なからずあると思いますよ。

そんなに悪いことだとは知らなかった

と言う声が聞こえてきそうですが、こういう小さな習慣を、努力して変えたひとから最高にハッピーな結婚ができていますよ。

あなたのためだけの婚活アドバイスを、絶妙なタイミングでしてほしい、そう思ったらぜひまずは無料相談からどうぞ。ご予約をお待ちしていますよ。

仲人 おぎた