受け身な方も歓迎します、とうたっているぶどうの樹結婚相談所。ですが、実は受け身すぎることをほとんどの方が「よくないし、できれば変えたい」そう思っておられます。受け身を克服した例をみていきましょう。

受け身すぎる自分が嫌い

ぶどうの樹結婚相談所は、「受け身な方や恋愛初心者でも大丈夫!」とうたっています。ですが、ご相談に来られる方、そして多くの会員さまは「できれば受けな性格をなんとかしたい」と思っているのです。

そして実は、ものすごく受け身な女性でも、結婚できた方は受け身を卒業しているのです。

受け身から卒業できたから、ご成婚へと進めています。

自分には無理、変われる気がしない

そう言っていた会員様でも、結婚できた人たちは変われたのです。

ではどうすれば受け身な性格・行動は克服できるのでしょうか。ご成婚できた方達の例をもとにお伝えしたいきたいと思います。

なぜ受け身になってしまうの?

まず受け身には主に5つのタイプがあり、それぞれに乗り越える方法があるとサラッと以前ブログ1で書いています。5つのタイプとはこちらです。

  • プライド型
  • オクテ型
  • ものぐさ型
  • オタクコミュ障型
  • お姫様願望型

詳しくは以前のブログをご参照ください。

実はどのタイプにも共通して言えることがあります。それは、

  • 色々と理由をつけて、自分から行動しないこと
  • 思い通りにならないと他人や環境のせいにすること

なのです。一言で言うと【他責思考】なのですが、実はそれって当たり前のこと。

だってそもそも人間には本能的に「変わりたくない、なるべく現状維持せよ」と脳が命令する”ホメオスタシス”2という機能が備わっているのですから。

自分から動かずに、周りが勝手に動いてくれて思い通りになったらいいな

はごく自然なことです。

でもね、ごめんなさい、だから結婚できないのです。

結婚はしたいけど婚活が怖い

受け身な人たちのお悩みを詳しく聞いてみると、こんなお声がありました。

  • 誰も人を好きになれない
  • デートの日程やプランを決められない
  • 自分自身のことがよくわからない
  • 自分が嫌い、自己肯定感が低い
  • とにかくすぐ疲れてしまう

でも何らかのきっかけがあり、

「やっぱり結婚したい!せずにはいられない!」

とスイッチが入ると人は変わります。

それではどういう経緯で変われて、受け身な人が結婚できたのでしょうか?

3人の女性の例をお伝えしたいと思います。

大人しいねと言われる30代女性

お父様と一緒にご相談に来られたリコさん(30歳・仮名)は、見るからに内気で大人しい控えめなタイプの女性でした。面談でもほとんど喋らず、目線もほぼ合わせず、こちらの質問にも、

「はい。」「そうですね。」「別に。」「わかりません。」

と2、3秒で終わるお返事が多く、いささか困ってしまいました。

ところがその後、日を改めてお一人でご来所いただいた際には、よくお話しくださり、実は父とはあまり仲良くなくって、、、と打ち明けてくださいました。

お悩みはやっぱり受け身であること。

「私、自分からは積極的に動けないんです、大丈夫でしょうか? 友人からも、リコは大人しいよねって言われるんですよ」

と切実な悩みを抱えておられました。

受け身女子の育成環境

実は親御さんがご立派でこだわりが強く、ご本人より先に親が決めてしまう家庭に育った方ほど受け身になりがちです。例えば、子供の頃から自分の意見を言っても、即座に

「それはだめ、こっちにしなさい。なぜなら…」

などど言われ続けると、大人になってからも自分で決断をすることが怖くなったり、人前ではっきり自分の意見を言うことが難しくなってしまうと言われています。

親御さんとしてはもちろん”我が子可愛さゆえ” ”我が子に幸せになって欲しいだけ”だったりするのですが、その姿勢こそが子供が一人の大人として自信を持つことへの妨げとなるのです。

でも大丈夫。

婚活を通じて、初めて親離れをするケースが多々あります。

婚活を経験しながら、会員さまご自身も親ごさんの本当の思いを知ったり、親ごさんも子供の本当の気持ちを知ったりしながら親離れ・子離れをするのです。

30歳からの親離れ

リコさんも例に漏れず、交際が始まると逐一お父さんがアドバイスをしたり、ダメ出しをしたりしてきたそうです。「お父さんには本当に嫌になっちゃう!」と私に愚痴を言うこともありました。例えばリコさんが(この人とはフィーリングが合う)とか(話していて疲れないから付き合いたい)といくら言っても、お父さんは

「そんなことより、しっかり条件を見て選びなさい。後で苦労するのはリコなんだから」

と一刀両断。逆にリコさんが「イマイチ気が合わないし一緒にいて疲れる人だな、、」と思っても、お父さんが身を乗り出してああしろこうしろと言うケースもあり、反発することもしばしばで、親子ともに疲弊してきていました。

ある時は、真剣交際を打診され、お受けしたい気持ちになった男性に対しても、

年収も学歴もこれじゃあリコが苦労するからやめなさい。

もしどうしても彼がいいと言うならお父さんは知らないよ。

一切援助しないから。わかったね。

と圧をかけられて、泣く泣く諦めることもありました。最終的には仲人が間に入って、リコさんが言葉では伝えられていないお気持ちを、冷静に伝える場面もありました。そのお気持ちとは、こちらです。

「結婚するのは父さんじゃなくて私。だから私の気持ちを尊重して欲しい。好きじゃない人とはどんなに条件が良くても結婚できません。それくらいなら一生独身でも構わないと思ってる。」

それがお嬢さんのお考えですよ。とお父様へお伝えしました。

なんとそれ以来、お父様の口出しはぴたりと無くなりました。お父様の望みは娘の幸せな結婚であって、決してリコさんが一生独身を貫くことではないので当然です。

親も自分も大切にする選択

そうこうしているうちに、4人の男性と交際に入りました。

元々聡明で自立した考えを持っていたリコさんは、4人の方と順番に平等にデートをしていって、最終的に

父が納得できる条件の人で、自分も一緒にいて楽しい人を探す!

と言うところへ理想を落とし込むことができました。その結果、ご家族もリコさんご本人も納得できる結婚相手を選ぶことができたのです。

「私の人生なんだから、私が決めます」

と初めてお父様に独立宣言をしてからというもの、リコさんは以前の受け身女子ではなくなっていました。最も会話が弾む同世代の男性へ、自ら率先して真剣交際を打診していましたよ。そこからのご成婚はとんとん拍子です。

余談ですが、家柄の良い男性、教養豊かな人ほど、自分からガツガツ追いかけたりせず、女性の気持ちを尊重して交際していくものです。それなのに、

「私って受け身だから、、」

と交際をリードされて、サプライズプロポーズされることを夢見ていたら、いつまでも婚活が終わらないことに陥ってしまいがちです。リコさんは、賢明にもそうなる前にしっかりと自分の意思で結婚を決めることができたのでした。

おまかせグセを克服した40歳女性

受け身なまま、あまり良い恋愛を経験せずに40代を迎えるとどうなるかご存知でしょうか?

まず多くのケースで、恋愛だけでなく、人間関係全般が苦手になっています。例えば職場でいつも浮いている存在になってしまったり、友達からもなんとなく疎遠だったり、家族ともギクシャクしていたり、、

その結果、結婚相談所での交際も、自分の思い通りに相手が誘ってくれなかったりすると

「はぁ、なんでこっちの意図を汲み取ってくれないのかなぁ。

だんだんイライラして疲れてきた」

となってすぐに投げ出してしまうのです。

例えば、そろそろ誘って欲しいのにデートのお誘いがなくてモヤモヤしている、と相談を受けることもあります。そんな時おぎたは

「あらそうなのね、でもどうして自分からもメッセージしないの?

とお聞きします。そうすると

  • 「だって最後のメッセージはあちらで終わっているから」
  • 「お店調べてみるね、とあっちが言ってたから」
  • 「風邪がなおったらデートに誘うね、と言われたから待ってる」

など行動しない理由だけは即座に帰ってくるというわけです。

祥子さん(仮名・40歳)もその一人でした。

以前在籍していた相談所でも勧められるまま年上の男性と交際して、自分からはメッセージは送らず、お相手がデートに誘ってくれたらなんとなくついていく、と言うスタンス。結局積極的にリードしてくれた人と、言われるままに真剣交際に応じたものの、とんでもないマザコンと気づいて冷めたそうです。

そのかたは、お母さんに言われるままにメッセージやデートをプランニングしており、彼女との結婚を決めたのもお母さんの指示だったそうです。プロポーズ前に、彼のお母さんとの同居と生活費を折半することは絶対に譲れない、と宣言されて

「ただ受け身で流されるだけでは、こうなってしまうんだ」

と目が覚めた、とおっしゃっていました。

ぶどうの樹結婚相談所で活動を始めてからも、しばらくはメッセージがないと不満を漏らしていました。荻田はこう言いました、

なんでもいいから送ってみようね。もしきついなら、とりあえずスタンプひとつ

”こんにちは!”

でいいからアクションしてみようよ。

は、なんで?ってもしお相手に思われても仲人のせいにしていいから『とりあえず言われたからやってみた』というスタンスで最初はいいのよ。やってみれば絶対に何か反応が返ってくるから、まず投げてみようね。もしも何も返って来ず無視されたとしたら、それは脈なしだから、こちらから終了すれば傷つかないでしょう?

返事がなかったとしても祥子さんのせいじゃないよ、おぎたと失礼なお相手のせいだよ。

だから一歩だけ、ワンアクションだけ動こう。

そう言われて渋々可愛いスタンプを送ったそうです。すると、待ってましたとばかりに先方からデートのお誘いがあり、

「荻田さんありがとうございました。あのまま悶々としていたら、彼も誘えなかったかもしれないです。嫌われたかと思ってたって言ってました。」

そうやって一つずつ、小さな成功体験を重ねていくことで受け身体質を克服していったのです。

運命の彼からのプロポーズ

仲人のアシストを素直に受け取って、少しずつ成長できた祥子さん。

そうこうしているうちに3歳年上の素敵な男性と交際に入りました。今までなら彼からのアクションをひたすら待っていた祥子さんでしたが、彼との交際では

私、行ってみたいお店があります!ここだけどどうですか?

と積極的にデートプランに意思表示をすることができるようになっていたのです。お支払いも、どうしていいかわからずに縮こまっているのではなく、ご自分からもスマートに手伝えるようになっていました。

そしてとうとうやってきた最後のプロポーズの打診の時です。

彼から「指輪は欲しい?いらない?」と聞かれたそうです。

以前の彼女なら、遠慮して

「どっちでもいいからあなたが決めて。」

と言っていたところを、

「口約束だけじゃ心細いから、お気持ちを形で示して欲しい。指輪じゃなくてもいいから。そうしたら私も嬉しいし、両親も安心させられると思う。」

とお伝えできたそうです。その後彼は素敵な指輪と花束で、堂々とプロポーズをしてくれたと涙を浮かべて報告してくれました。

私も、そんなふうにご自分の考えをきちんと言えるようなった祥子さんが誇らしく、また幸せそうな表情を見て、心から嬉しく思ったのです。

人見知りで気疲れしやすい20代女性

若いうちは誰しも慣れていないことが多いものです。

特に対人関係は、事務職・技術職などで日常的に他人と会話する必要がなかったりすると、社会人になって数年経っても”人と話すことに慣れていない”方をお見かけします。慣れていないが故にコミュニケーションに自信がなく、恥をかかないようについ受け身になってしまうようですよ。

萌美さん(28歳・仮名)は、保育士の女性でした。仕事柄、子どもやそのお母さんと会話することには慣れているのですが、女性ばかりの職場ということもあり、大人の男性と話す機会が極端に少ないから緊張しちゃうかも、とご入会の際にお話しくださいました。

そんな萌美さんは婚活を始めると、大変人気で週末のたびに数多くのお見合いで大忙し。案の定、しばらくすると気疲れで塞ぎ込んでしまいました。

「比較的誰とでもお話を合わせることはできるんです。でも話を合わせることに全力を使っていて、ちっとも楽しめない。いつもお見合いが終わるとぐったりしてしまうんです、本当は人見知りなんですよ、、」

と本音を漏らしていました。

それでもご入会から最初の2ヶ月が終わることには、次第にモテ期が落ち着き始め、徐々に成功も失敗も経験できていました。

知的で勉強熱心な努力家の萌美さんは、

  • お見合いでアニメの話で盛り上がっても交際には入れないこともある
  • お見合いでは真面目すぎて合わないかも、と思った人でも交際に入ると話しやすいこともある
  • 写真で超タイプと思ったけど、会ってみるとなんかイメージと違うこともある
  • 条件はめちゃくちゃいいけど、一緒にいて気づまりなくらいプライド高い人もいる

といったことを経験を積みながらきちんと学んでいきました。

そんな中で、3回デートをしてみて、フィーリングが合うなと思った男性から真剣交際の打診をされたのです。

お相手の決め手は自分と違うところ

萌美さんは、ご入会から1ヶ月の活動の間に、ご自分からも申し込んでみたけれど、全然OKがもらえない、ということも経験していました。しかもその方々、特にスペックが高いというわけではないのでした。

あえていうなら、萌美さんご自身、ちょっと自己肯定感が低めでご本人曰く「陰キャ」だからなのか、どこか影のある印象の方ばかり。でも陰は陽を求めるものなので、惹かれ合わないのは自然なことなのです。

そのことに気づいた萌美さんは、

私にない明るさやポジティブな発想力のある健人さん(仮名)なら、きっとうまくいく

という答えを導き出していました。

また、人疲れしやすい萌美さんにとって婚活を長期にわたって続けることは大変な負担だったため、

正直これ以上たくさんの人と交際したら、心がすり減ってしまいそう

と限界を感じていたのでした。そして交際2ヶ月でのスピードプロポーズはもちろん大成功。

実はすでにママになり、母子ともにたくましく成長しておられますよ。

まとめ

婚活では、受け身なので不安で仕方ない、という方を実によくお見かけします。

そしてほとんどの方が、受け身すぎる性格を直したいと、望んでおられます。

大丈夫、受け身な性格は正しく婚活をしていけば、克服できます。

特に経験不足や理由のない不安感からくる受け身の場合、小さな成功体験をいくつも積み重ねていくことで、ブレイクスルーする瞬間が訪れるものです。

ただ、その成功体験への”最初の一歩”を自分一人では踏み出せない、という方が多いのですよね。

私なら、心細そうな会員様の背中を、そっと押すことをたくさん経験してきておりますので、ぜひご相談くださいね。

また、親御さんからの自立と結婚は必ずセットです。結婚とはいずれ自分が親になり、自分の家庭を築いていくことなので、子供のままではどうしてもいられないのです。

お子さんの自立は親御さんにとって嬉しくもあり、寂しいものですが、いずれ「あの時自立してくれてよかった」と思う日が必ずやってきますよ。

受け身な方のご家族も、笑顔になれる婚活を応援しています。サロンでお会いしましょう。

荻田

  1. 「受け身な婚活女性が結婚できている相談所だから知っているタイプ別打開策」(2024年6月のブログより) ↩︎
  2. 恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスターシス: ὅμοιοστάσις、: homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向のことである。(ウィキペディア(Wikipedia)より) ↩︎