「おぎゆかさん、幸せって、結局のところ何なんですかね?」

先日、ある40代の女性会員様からこんな質問をいただきました。

結婚に何を求めるべきか迷ったとき、誰もが立ち返る本質的な問いですよね。

実はこの「幸福とは、良い人生とは何か」という問いは、

私自身が20代、30代の頃に散々悩み、考え抜いたテーマでもありました。

私がたどり着いた「幸福の正体」

若い頃、私は周りを見渡して不思議に思っていました。

お金持ちになれば幸せかというと、少しも幸せそうではないケースがある。

頭が良くても世を儚んでしまう人もいれば、誰もが羨む美貌や知名度が、

本人にとっては不幸の種になっていることさえあります。

では、平凡でも充実している人と、恵まれていても不幸な人の違いは何なのか?

突き詰めて考えて、一つの事実にたどり着きました。

それは、

どんなに些細なことでも

「私はこうしたい」と思ったことを、

諦めずに自分の意思で一歩ずつ行動に移せているかどうか

抽象的かもしれませんが、

「自分で自分をコントロールできていること」

これこそが幸福の正体だと思うのです。

やりたいことがあっても健康や経済的な理由でできないのなら、

まずは健康を取り戻す、まずはお金を稼ぐ方法を調べる。

その「最初の一歩」を自分の意思で踏み出している状態が、

自分をそして他人をも幸せにするのです。

結婚は「幸せの自動販売機」ではない

この話を婚活に戻すと、大切なことが見えてきます。

幸せとは、結婚さえすれば自動的に手に入るものではありません。

玉の輿に乗って専業主婦になっても、

行動を制限されて窮屈だと嘆く人もいれば、

共働きで多忙を極めていても「上等だわ!」と

夫婦で協力することを楽しんでいる人もいます。

資産や子供の有無で幸せは計れません。

周りの環境がどうあれ、自分にとって何が幸せかを問い続け、選び、行動し続ける。

そんな人は、自分自身が「幸せを産み続ける源泉」になれるのです。

なぜ、自立した二人が「結婚」するのか

ここで、冒頭の問いに戻ります。

「自分一人が源泉なら、結婚しなくてもいいのでは?」

と思うかもしれません。

確かに、自分一人でも幸せは作れます。

でも、人間はそれほど強くありません。

一人では自信が持てず、勇気が出なくて立ち止まってしまう夜があります。

そんな時、夫や妻という「大いなる味方」がそばにいたらどうでしょうか。

誰に強制されるわけでもなく、自発的に

「この人のために頑張りたい」

「家族と一緒に豊かな老後を迎えたい」

というポジティブな決断力が湧いてくるはずです。

人生のフィナーレを最高のものにするために

結婚は、依存でも甘えでもなく、自立した二人が応援し合い、補い合う関係です。

今の「寂しさ」を埋めるためだけの人や、

わがままを聞いてくれるだけの人を求めても、

その先に待っているのは心の虚しさかもしれません。

幸せは誰かに与えてもらうものではなく、

自分が源となって創造するもの。

そう気づいたとき、世界はあなたの味方をしてくれます。

限られた人生という時間を、誰と、どう有意義にするか。

数十年後の「人生のフィナーレ」を豊かなものにするための選択を、一緒に考えていきましょう。

最後に

幸せは、どこか遠くにある「完成品」を探しに行くことではなく、

あなた自身の内側から湧き出るエネルギーそのものです。

「この人と一緒なら、もっと自分を好きになれる」

「この人のためなら、もっと強くなれる」

そんなふうに思えるお相手と一緒に、

あなただけの「幸せの源泉」を

育てていってほしいと願っています。

今の条件や不安に縛られすぎないでください。

あなたが「どう生きたいか」を大切にすることで、

運命の歯車は必ず動き出します。

もし、一人で答えが出ないときは、私を頼ってくださいね。

あなたの人生のフィナーレが、最高に輝くものになるよう

心を込めて伴走させていただきます。

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