ハイスペック男性にばかり申し込みしていませんか?

あなたが25~34歳くらいなら、多くのケースで結婚相談所にご入会してすぐの1、2ヶ月にお申し込みが殺到します。ご成婚が早い人は、この時期に申し込まれた中で次の3つの条件に当てはまる人を選び、”いいな”と思ったら結婚している、というのが現実です。

その3条件とは、

  • 年収や学歴、ルックスなどそこそこ良いと思えること
  • 性格が温厚で女性の気持ちに寄り添えること
  • デートにせっせと誘い、メッセージを途切らせないこと

この3つ。なぜなら多くの婚活女性は

  • 我慢しなければいけない人は後で無理が祟る
  • 気持ちを察し、共感してくれないと好きにはなれない
  • 誘ってくれないしメッセージもないとよそ見したくなる

ので、よそ見させない努力、二人の気持ちを一つに繋げる努力ができる男性を選ばなくては、結局どんな高年収でも、イケメンで高身長でもうまくかなくなるのです。それは、

別に私じゃなくても良いんでしょ(いじいじ)

他の女性に目移りしているならパス(プンスカ!)

と交際を維持できなくなるからです。

そこでおすすめの優良スペック、荻田のリコメン男子をご紹介します。

そこそこ男子こそが一番おすすめ!

ブログ冒頭にサラッと書きましたが、3条件の一番最初【そこそこ良い条件】というのがポイント。そこそこ良いって実はこういうことです

  • 女性の学歴や家柄とさほどかけ離れておらず
  • 見た目は女性と比べて極端に不自然でない
  • 年収は二人合わせて700~800万あれば上出来

なのです。

賢明な方はお気づきでしょう。全ては”あなたを基準”にして、高すぎず低すぎない、”ちょうど良い”条件であることがおすすめのスペックということを。

その上で家事を全部は女性に負担させない、とか、お互い疲れているなら外食やウーバーにしようと提案できる、”察する力””共感する力”がある人こそが、仲人おすすめの優良スペックなのです。ではなぜハイスペックより、この優良スペックがおすすめなのでしょうか?

ハイスペ婚の闇

突然ですが、想像してみて下さい。どんなにハイスペックでお金持ちでイケメンも、常に見下す意地悪なプライド男との結婚を。あるいは、お財布の紐が硬すぎる、母親の監視付きの良家のおぼっちゃまとの結婚を。

本当のところ普通の家庭で育った、優しい女性にとっては、高すぎるスペックはむしろ邪魔で、往々にして”楽しくない結婚生活”が待っているもの。(家柄がすごく良い人は実はむだづかいを嫌います。もしも数億円の資産があっても、それはあなたが自由気ままに触れないお金と思っておいた方が良いですよ)

結論としては、あくまで相手のスペックをどうこういう時は、【自分のスペックを基準に許容範囲を考える】のが今の時代のスタンダードなのです。

もちろんハイスペ男性でも思いやり深く共感力がの高い男性は存在しています。あくまでスペックと人柄は別ものではあります。けれども、若いうちに高収入や大きな資産を手に入れてしまうと、えてして残念な結果になるということなのです。また、お相手男性から「ぜひお嫁さんに来てほしい」と請われてするのが、失敗しないセレブ婚ともいえます。

33歳でセレブ婚したマミコさん(仮名)

結婚の最大の落とし穴、それは離婚ができることです。そんな当たり前のことを、うっかり忘れてしまうのが婚約中の気の緩み。

入籍前のお相手の前で油断してお金への強い執着を見せたり、お料理を手抜きをするなんてもってのほか。

「私、ずっと貧乏暮らしだったから、とにかく楽がしたい。この狭いワンルームを出てお金持ちになりたい」

と望んだマミコさんは、仲人が止めるのも聞かずに20歳年上のタカアキさん(53歳・仮名)のプロポーズを受け入れました。マミコさんは元々心優しい頑張り屋さんですが、働き過ぎで心身を度々壊すことがあり、どうにか働かずに良い生活がしたいと願うようになりました。

そこで仲人が、セレブ婚がどうしてもしたいという彼女にご紹介したのが、53歳のバツイチのタカアキさんだったのです。

マミコさんとタカアキさん、お二人は

・一刻も早く結婚して子供が欲しい

・専業主婦になりたい/なってほしい

という希望が一致したので、出会って1ヶ月でプロポーズ。「そんなに急いで大丈夫?人柄をちゃんと見てるの?」と仲人は聞きましたが、「やさしそうだから平気です。ほっといて下さい」とマミコさんは聞く耳を持ちませんでした。

何しろタカアキさんは、都心の駅前にマンションをいくつも所有している資産家のご子息で、ご本人も会社を経営している超エリートだったのです。

同居して3日で大げんか

世代が違うのもあるでしょうか。マミコさんは専業主婦への不安を成婚退会のとき口にしていたので、若干心配ではありました。何しろお金を稼ぐことにいつも必死でお料理はあまり頑張ってこなかった、とマミコさんは言っていました。それでも彼のマンションへ引っ越して最初の2日目までは、頑張って家庭料理を作って振る舞ったそうです。

3日目の金曜日、いよいよ週末が明けたら入籍しようと言っていたその晩に事件は起きました。

マミコさんはスーパーでお惣菜を買って、ご飯を炊き、お味噌汁を作ったそうです。意気揚々と帰ってきたタカアキさんは、食卓を見るなり顔色を変えました。

「なんなのこれは?僕に対する裏切りだよね?」

今まで一人暮らしで近所のスーパーの惣菜を買っていたため、惣菜に見慣れていたタカアキさんは、ひと目でそれは手料理ではないと気がついてしまいました。

タカアキさんにしてみれば、

まさか結婚してまであの”いつものスーパーの惣菜”が食卓に並ぶなんて!

と怒り心頭でそれまでの紳士的な態度は消え、「口もききたくない。今すぐ出ていけ!」と話し合いさえも成立しなかったそうです。泣きながらタカアキさん所有の立派なマンションから実家に電話をし、ご両親に迎えにきてもらったマミコさんは、すっかり意気消沈していました。そして後日ぽつりぽつりと話してくれたのです。

「…外から見たら立派なマンションだけど、部屋の中はぐちゃぐちゃでお風呂やキッチンにはカビがものすごかったんです。男の一人暮らしだからでしょうか。必死で掃除をしていたら時間がなくなってしまったので、お惣菜を買ったのが失敗でした、、」

泣く泣く荷物をまとめて実家へ帰り、また婚活再開となったのです。

その後一度大失敗をしたことで、自分の身の丈にあったお相手を選ぶように心がけたマミコさん。再入会をして、4ヶ月後にはとびっきり優しい3歳上の会社員男性からプロポーズされて、今も幸せに暮らしています。

御曹司とスピード婚したアキさん

アキさん(28歳・仮名)は、聡明ですが、恋愛には奥手な女性でした。保育士で子供が好きな彼女は、なんと身分を隠した御曹司マサトシさん(30歳・仮名)からお見合いを申し込まれ、素性を知らずにプロポーズを受けて、成婚したのです。仲人が彼の本当の素性、そして親御さんたちの反対を知ったのは、成婚退会の後でした。

親族から猛反対!婚約破棄を迫られる

御曹司ともなると、親・兄弟はもちろん、親戚からも”長男の嫁”への厳しいチェックが入ります。アキさんは可愛らしくて性格もよく、知的な女性でしたが片方の足が少し不自由で、そのことを理由にご家族からの猛反対にあったと聞きました。何度もアキさんと直接合わせるようにと親御さんからマサトシさんへ連絡があり、その都度「彼女を傷つけるから、絶対に合わせない」とのやりとりがあったと聞いています。

マサトシさんが守ってくれた

当のアキさんは、実は反対されているとはつゆ知らず、マサトシさんと楽しく婚約者としてのお付き合いをしながら、彼の勧めで彼女の実家の近くに住むプランを進めていました。でも時折

「そろそろ親御さんにご挨拶しないと」

とアキさんがいうたびに、「今実家は繁忙期で忙しいから」とか「父が検査入院で、母は付き添っているから、そのうち退院して何もなかったらね」などのらりくらりと交わしていたそうです。

「でもご挨拶もしないなんて、ダメなお嫁さんと思われなかしら?」

と心配するアキさんに、

「大丈夫、両親も兄弟も僕のことを信頼してくれてるからね。幸せになってね、と応援してくれているよ。だからそんな心配はしないで」

と言い続けたそうです。いよいよお引越しが決まり、入籍をしたその日にマサトシさんは全てを打ち明けて、今まで隠していたことを詫びたそうです。

今まで嘘をついていてごめん、僕のこと嫌いになったかな?

でも怖がらないで欲しい。どんなことがあっても僕が君を守るから

そうまっすぐに目を見て、力強くいってくれたマサトシさんを、もうすでに十分愛していたアキさんは、

嫌いになんて絶対なれない!ずっとそばにいさせて下さい

と涙を流して現実を受け入れたそうです。

その後お二人は…

それから半年後、体調が悪くてだるさが続くから、と病院へいったアキさんにお医者さんが

「おめでとう、妊娠していますよ。」

とご懐妊を伝えたそうです。その後無事に出産をして、もちろん今ではマサトシさんのご親族も母子ともに家族として受け入れ、幸せに暮らしているそうですが、

「義父母に大反対されていると知った時は、本当にキツかったです。今まで経験したことのない辛さでした。」

と当時の心境を教えてくれました。

玉の輿は二人で築くもの

多くの女性が憧れる”玉の輿”は、自分はなんの努力をしないまま身一つでお嫁に行ってリッチになれる、というものです。が、玉の輿には困難がつきものです。アキさんのケースでも、最終的に運良くうまくいったものの、プロポーズの後お相手の家族に受け入れられるまで、約2年がかかっています。並大抵のことでは辛抱できませんよね。(今では、会員様にそんな辛い思いをさせないために、成婚退会前のご家族へのご挨拶を推奨しています。)

そこで、数多くのご成婚を見てきた私が推奨する玉の輿は、二人で築く二人の夢のお城です。

というのも、結婚前に”100%完全な出来上がりの状態”を求めると、一緒になった途端に綻びが見えてくるから。

例えば年収が高くて気前が良い人と思ったら、実は貯金がなくてローンだらけだったり。マミコさんのようにお相手が立派なお家を持っているけれど、新居の中はぐちゃぐちゃでカビだらけなんてあり得ることなのです。

それよりも、二人で一緒に選ぶ身の丈にあった夢のお城は、あなたにも正当な居場所があり、自分好みに最初からカスタマイズできるので、他の誰でもない”あなたにとって”快適なのです。

まとめ

仲人おすすめの優良スペック、リコメン男子のポイントは

  • ご自身からひどくかけ離れていないちょうど良い人
  • 思いやりや察する力があり、話し合って問題解決できる人
  • あなたをきちんとデートに誘い続けてくれる人

これに付け加えるなら、あなたのご入会からなるべく早い段階であなたを見つけて、申し込んでくれた人、の中で上記の3つに当てはまる人を選べば最速でご成婚できていますよ。

婚活においては、女性の方が数が多いので競争が厳しいもの。優良スペック男性とて、そこそこ引く手あまたなのです。彼の気持ちが前のめりになっているタイミングを外さない、ということも婚活卒業に欠かせないコツなのです。

幸せな結婚をするためのコツ、会員様には直接その都度お伝えしています。

ぜひ一度ご相談に来て下さいね。

※ブログ内の登場人物とエピソードは実話を下敷きにしたフィクションです。