結婚相手選びに失敗しないポイントがある

二人の努力なしに結婚した後の幸せを確約する条件はない。しかし失敗しないために結婚相手を選ぶ際いろんな条件を課している人は多い。結婚した後の幸せを考えた時、本当に結婚生活に失敗しないためにはここを外してはダメ、と専門家の意見を参考に、仲人が思うポイントをまとめました。

結婚相手に選ぶなら「離婚せずに済む人」

はじめにお断りしておきますが、離婚は悪ではありません。

けれど、離婚のプロセスで大きなストレスを伴うことはほぼ間違いないですし、一方は経済的な損失を被り、もう一方は子育ての不安と負担がのしかかります。

子供の性格や年齢によっては大きな心の傷を残してしまう可能性もあります。

だからこそあえて言います、楽チンでキラキラの生活を送らせてくれる王子様、お姫様と結婚しようなんて甘ったれた考えはおすすめしません。

結婚生活が破綻しない人、ちゃんと継続できる人を選ぶことが最優先なのです。

実は離婚しやすい性格がある

離婚の根本理由から遡って考えましょう。離婚調査専門の探偵事務所のまとめた調査によると、実際に離婚した夫婦には共通の特徴があるそうです。それは以下の7つ

  • なんでも相手のせいにする
  • 小さいことを口うるさくいう
  • 浪費癖がある
  • 相手に依存している
  • 感謝の気持ちを相手に伝えない
  • 浮気ぐせがある
  • ウソをつくくせがある

逆に言えば

 1.相手やまわりのせいにしない人

 2.おおらかで言葉が優しい人

 3.堅実であまり無駄遣いしない人

 4.他人に依存し過ぎない人

 5.感謝の言葉がちゃんと言える人

 6.浮気しない人

 7.嘘はつかない正直な人

この7つの特徴は結婚に失敗しないために重要だということです。

年収と離婚の関係

結論から言うと、貧困家庭の方が離婚率は高いそうです。

例えばお相手がブラック企業にお勤めだと、拘束時間が長い割に給料は少ないため、パートナーからしてみれば二人で過ごす時間、コミュニケーションを取る余裕が不足します。さらにストレスで八つ当たりされる可能性も高くなります。それに対する対価が大きければまだ我慢ができるけれど、生活費もカツカツとなれば不満が爆発して離婚は必定、というわけです。

また貧困によって、済む環境や食べるもの、子供に与えられる教育などあらゆる面で制約を受け、よほど人間ができていないことには良い家庭を維持することは難しい、といった現実があります。

だからと言って自分に不釣り合いなほどの高年収の方ばかりを求めていても、結婚は遠のくばかり。理想は低過ぎす高過ぎす、ほどほどにしておきましょう。

年齢差と離婚の関係

離婚専門の法律事務所のデータを見ると、年齢差が大きいほど離婚する確率も高まるそうです。

ジェネレーションギャップがあるのは必然で、育ってきた社会情勢が違えば常識に対する考え方も違ってくるでしょう。昭和世代の人たちが育ってきた時代に、パワハラやモラハラ、コンプライアンスといった概念は、ほぼありませんでしたからね。

また、体力面が一致しにくいのは否めません。例えば10歳以上年下のお相手からしたら、「え?もうお疲れ?つまらないなあ」と思わせてしまう局面もあるでしょう。

なるべくなら同世代のお相手と結婚した方が、離婚のリスクは低いのです。

ただ、

嫌だ!俺は誰がなんといってもうーんと若い女性と結婚したい!

という男性の願望には、仲人もただただ「やれやれ」としか言えませんけどね。

そもそも男性の平均初婚年齢は32歳

婚活界隈ではやれハイスペ男子が良いだの、イケメンが良いだのと皆さんおっしゃいますが、そもそも本当に好条件の男性は32歳くらいまでに一度は結婚しているのです。それも、お相手29歳くらいまでの同世代女性と。

35歳、40歳になってまだ一度も結婚していない、あるいは45歳過ぎても初婚というだけで、世間的には恐らく100点満点ではないのだろうという推測は、残念ながら成り立ちます。

でもですよ、世間的には100点じゃなかったとしても、自分にとっては100点になりうるポテンシャルの人っていたりするものです。そもそもちょっとぽやっとしていて婚期が若干遅れてしまった女性なら、お相手にも、ちょっとお仕事に夢中で、あるいはちょっと失恋したりしてて、気がつけばまあまあいい年齢になった、だからお互いにちょうどいいかもね、というのが幸せな結婚だったりします。

以前ご入会のカウンセリングで、亜里沙さん(39歳・仮名)に

「どうしてもっと早く婚活しなかったの?その美貌なら、きっと好きなだけ選べたのに」

と聞いたところ、

「え?だって20代なんてまだ子供じゃないですか!結婚なんて早い早い!、、っていってて30代に入ったらそのうち自然に出会ってなんとかなるだろうと思ってたんですよ。そしたら30代で姉が結婚して、子供を産んで、離婚して、再婚して、とうとう(あれ?私ってのんびりし過ぎじゃない?これってやばいかも)と思ったんです。見かねた姉がここの池袋ぶどうの樹結婚相談所を教えてくれんたんです。」

といっていました。

そのうち自然になんとかなるだろう、という感覚、共感できるという方が多いのではないでしょうか。

子供がどうしても欲しいといっていた亜里沙さん、40歳で年下男性と成婚退会されました。

ところで世の中で初産する方の平均年齢は以下のデータがあります

2021年における第1子出産(出生)時の平均年齢

母:30.9歳、父:32.9歳

ニッセイ基礎研究所より

39歳になってから焦って子供が欲しいというのは、決してスタンダードではないという認識が必要です。とはいえ、結婚相談所には40歳間際になって子供が欲しいと大慌てて婚活している女性や、45歳近くになって30代の女性じゃないと妊娠する可能性が低いから云々と言っている男性の多いこと!

世の中全体的にのんびりムードなのでしょうか。確かに平均寿命は長くなったのですが、妊娠可能年齢はそこまで伸びないので、なんで気づかないかなあ、と思います。後悔しても遅いのが悩ましいところです。

さて、話はそれましたが、

失敗しない結婚相手の条件まとめ

・嘘つきや小言が多い・依存型・浪費癖・浮気癖などの問題がない人を選ぶ

・年収は夫婦二人合わせて無理のない生活を望めるようにする(住む地域や生活レベル、年齢によって必要な金額は変わってきます)

・年齢差は同世代がベストだが、離れても5,6歳差くらいまでがベター

さらに付け加えるならば、顔や身長がどうとか、学歴がどうとかは正直「フィーリングの一致」でカバーできることが多いようです。また、大幅な年の差婚が叶う人は、年収や社会的地位などステータスがその差を補っている傾向は否めません。

いかがでしょうか?あなたの今までの「理想の条件」を少し見直す気になりましたか?

もしも、お友達や姉妹よりも条件のいい男と結婚して見返してやりたい、そんなふうに思っているならば、なかなか幸せにはなれません。結婚相手は誰かに勝つための道具ではないのです。

心から一緒にいて安心できる人、二人協力して生きていきたいと思う人と結婚することが肝心ですよ。

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