男性は合目的型の行動パターンを通る人が多いけれど、実際にす早く理想的な結婚ができた男性たちを見ていると、感受性が鋭いという印象を受けます。残念ながら理屈っぽすぎて、女性からすると「心がないみたい」に見える男性は、結婚へとなかなか結びつかないものです。男性は論理的、女性は感情的などと月並みなことを言うつもりはありませんが、感受性が豊かな男性の方が速やかに「運命の人」を見つけご成婚できているという事実は否めません。(荻田調べ)
「運命の人」なんて信じない?
先日、会員男性とのやり取りで、仲人おぎたがこう言いました。
「これだけ年内にたくさんお見合いが決まっていたら、運命の人にもう直ぐ会えるかもね。クリスマスまでに見つかるといいですね!」
するとこうお返事がきました。
「それは時間的に難しいでしょう。せいぜい誰か一人と2回目のデートに漕ぎつけたらいいと思っています。」
と冷静なお返事が返ってきました。
運命の人にまだ出会ったことがない、だからイメージできないのは仕方がないこと。ですが、運命の人と出会った時ってどんな感じになるのかを、まず想像して欲しいと思うのです。
お見合いとデートの単調な繰り返し=婚活、それを何度かやっていればそのうちどうにかなる、と言う考え方もあるのかもしれません。多くの男性に見られるのですが、冷静沈着、故にほぼ感情が動かないと、婚活が「単純作業」になってきます。それではまるで婚活ロボット。そんな状態では、ドンピシャで好きな女性が現れた時、気持ちが届かないのです。
43歳婚活男性の不満
涼介さん(43歳・仮名)は条件がよく、ハンサムではないけど朗らかなので、お見合いがよく組める男性でした。ですが、婚活モテするということは、同時に何人も交際することになります。結果的にデート代の出費が多く、また気前よく高いお店に連れていくので、ある時お相手からの交際終了の際、不満を仲人に言ってきたことがありました。
「女の人ってどんなにご馳走しても、交際終了の一言でお礼も何にもなし。こっちには何の見返りもないからやる気がなくなる。割に合わないからもう婚活やめたい。」
と酔っ払って電話してきたのです。(後でシラフになった時、「あれは本音なの?」と聞くと、「酔ってたからごめんなさい、忘れてください!」と大反省して謝ってくれましたが。)
婚活では、いちいち高いお店に連れて行く必要などないのですが、ついつい好みのタイプの女性には見栄を張ってしまう男性が多いようです。
戦略を変えて最速の成婚ルートへ
実は彼は6歳以上年下の女性が希望で、しかもちょっとクールな大人っぽいルックスの女性が理想とのこと。また、すでに一軒家を所有しているので、自分のところへ引っ越してきてくれると言うのも絶対条件でした。
ですが、それまではなるべく幅広くいろんな女性と会ってみて、いわゆる【婚活デート】の経験値を積むために、年齢やエリアなど少々希望から外れた女性ともお見合い・交際をしていたのです。これ以上ストレスを溜め込まないため、仲人おぎたは涼介さんに戦略変更を提案しました。
もう十分経験値は積めましたから、今からは理想の条件を満たす人に絞って申し込んでみましょう!
と仲人の方で見つくろっておすすめをして、本人もそれに倣って検索してお申し込みをしていきました。途端にいきいきと楽しそうでした。
運命の女性との出会い
それで組めた希望条件ぴったりの女性とのお見合いで「運命の人」に出会ってしまったのです。
その時の涼介さんの報告はこうでした。
「彼女は今まで会った人類の中で、比べようがないほど魅力的で、目の前に座っているだけでドキドキして本当に天にも昇るくらい幸せでした。とにかく他の女性とは全く違うんです。僕なんか眼中にないかもしれないけど、どうしても離れがたくて、お見合いの後で食事に誘ってしまいました。そしたらニコニコと承諾してくれて、会話も弾んで盛り上がりました。もちろん交際希望です。ルールを破ってごめんなさい!」
と言葉は恐縮しながらも、声は本当に幸せそのものでしたよ。その後その女性とは交際に入り、真剣交際を経て交際3ヶ月でプロポーズをし、大成功しました。
また別の男性のケースではこんな「運命の人」に関する報告も受けています。
映画好きな49歳男性
賢人さん(49歳・仮名)は、都心で働くエリート。
地方のご出身ながら、東京暮らしが長く洗練されたかたでした。映画が大好きとのことで、独身だから毎日仕事の後好きなだけ映画が見れて、充実している。住まいは社宅でですが、都会の綺麗なマンションなので超快適。でも何かが足りない、このまま人生終わりたくない、とぶどうの樹結婚相談所にご入会くださったのです。
「映画はどんなものが一番好き?」と仲人おぎたが聞くと、「ヒューマンドラマが特に好きです。人の心の優しさやふれあいに感動します」と答えた彼らしく、ご本人も心が広くお相手の条件は「できれば同世代で」という以外ない方でした。
国籍も婚歴も問いません。仕事もしててもしていなくてもどっちでもいいです。
僕の隣で笑ってくれる人、俺が幸せにしたいと思える人と結婚したい。
賢人さん
お互いにお見合いで一目惚れ
賢人さんの運命の人とのお見合いの後での感想はこうでした。
「何だろう、不思議な懐かしかさを感じる人でした。初めて会った気がしなくて、全然緊張はしなかったです。やっと会えたね~と言う感じがしました。あちらもそうだといいんですが。でも多分向こうもそんな感じがしたんじゃないかな、勘ですけどね。」
システムでのお見合いの結果登録画面を仲人が開くと、すでにお相手女性からの【交際希望】が届いており、お相手仲人さんが「賢人さんはとても優しく紳士的で素敵な男性だと思いました。ぜひまたお会いしたいです。」と運命の女性からのメッセージを伝えてくれていました。
嘘やお世辞がないから好き
なんと2回目のデートの後、真剣交際の打診をしてくださったのも、女性から。まさに相思相愛といった感じで、賢人さんからのハッピーオーラがすごかったのを今も覚えています。
成婚後に、彼女の魅力について賢人さんに聞いたら、こう答えてくれました。
他の女性はみんな、曖昧な笑顔で、「大丈夫です、ありがとうございます」って言うんですが「YES」の大丈夫か「NO」の大丈夫かよくわからないことも多くて。きっと僕に合わせようとしてくれてるんだろうけど、なんか居心地が悪かった。でも彼女はしっかり僕の目を見て、「うん!それいいね!私好き」とか「私はそれは嫌です」って感情が目から出てるんです。そこが良かった。この人の目には嘘がないと思いました。
運命の人を見つけるにはコツがある
お見合い結婚は愛がない、なんて言う人もいますが、少なくともぶどうの樹結婚相談所でご成婚されている皆さんは、愛にあふれた結婚をされています。お二人で成婚の挨拶に来られると、眩しくて見ていられないくらいラブラブです(笑)
男性にとって、結婚相手選びはお家を買うよりも大きな決断かもしれません。でもその重大な決断をさせてくれる価値のある女性っているものなのです。
感受性を使っていますか?
運命の人を見つけるコツは簡単です。まず感受性を磨くことから始めてください。と言われても、どうやって?という方が多いかもしれません。難しいことではありません。映画を見るのもいいですし、本を読んだりして思いっきり笑ったり、泣いたりするのがおすすめです。
男だから絶対に泣かない、なんて時代錯誤ですよ。男性だって、感動したり、嬉しいときは感情を表現する方が自然です。それに心は使わないと筋肉と同じでどんどん退化していきます。日常の小さなことにもよく笑い、感動し、涙することで、感受性は磨かれていきますよ。
仕事人間で感情の使い方を忘れているようでしたら、ぜひそこから始めて見てください。
運命の人の特徴
運命の人って、定義が難しいのですが、顔が好みとか、スタイルがいいとかそういうレベルではなく、出会った時から引き込まれるくらいの魅力を感じるお相手です。それを感じとるセンサーみたいなものが感受性なのです。そんなのは幻想だという人は、センサーが鈍くてスルーしているのではないか?と思うほどです。
仲人としてお手伝いできることは、できるだけ理想のお相手とご縁を繋ぐこと、そして感情の使い方を思い出せるように、お手伝いすることです。もしもこれから婚活を始めるのでしたら、喜びや幸福を感じる感受性センサーを普段からしっかり使っていきましょう。
ぜひ無料相談を受けて見てくださいね! 仲人おぎた