会話術をマスターすれば、会った人全員が惚れる無双状態

婚活のためにさまざまな自分磨きをしている人は多いもの。ですが、本当に結婚へ直結する自分磨きは?と聞かれたら、筆頭にあげるのが「会話術」です。会話はお見合いからデート中、お断りの理由に直結しているもの。しかも、婚活がなかなか捗らないの人ほど、

交際相手の会話がつまらな過ぎて、デートの後どっと疲れる。

何を話していいかわからないからって、お見合いみたいに薄っぺらい質問ばかりで物足りない。

という風に相手に問題があるかのように言います。ですが実は、お互いに楽しく会話を弾ませるノウハウを知って、つまらないデートにしない工夫を、自分の方がしてもいいのです。

婚活では男性も女性も(ただのお客)ではありません。ご自分が希望したお相手とせっかくデートできたのに、会話が盛り上がらなくて終了、、だなんてあまりにも残念。でも会話が上手なら、自分のスペックに関係なく素敵なお相手のハートを射止めることができていますよ。

意中の男性のハートを射止めた46歳バツイチ女性

みゆさん(46歳・仮名)は20代で一度結婚をして、お子さんを産み、すぐに離婚をしたので、一人で子育てしてきたシングルマザーです。やっと子供たちも社会人になったので、地方から上京して婚活をする、と一大決心をしてご入会されました。

早くに離婚したため、生活をするのに大変苦労をしたそうで、契約社員として働きながら幾つもアルバイトを掛け持ちしたと教えてくれました。その中でも一流企業のコールセンターでの【クレーム対応】のお仕事が一番長いキャリアとおっしゃっていました。

クレーム対応のプロ

電話での対応の大変さは、顔が見えない気楽さから、お客様がつい言いたい放題になること。また、そもそもお相手がイライラした状態でかかってくる電話ですので、かなり上手に対応しないと企業イメージを損ねる可能性があります。一言でいうと、”ストレスが溜まりまくる”お仕事です。

大変なご苦労をされましたね、というと、

確かに大変でしたが、とてもいい勉強になりました。どんなに偉い人でも、いや偉い人こそ、軽く扱われることを恐れるものですね。丁寧に優しくお相手の話したいことを聞く姿勢が、良好な関係を築くコツだとわかったので、とてもいい勉強になりました。

みゆさん

とおっしゃっていました。

その言葉通り、6歳年上のエリート男性のハートを会話術でしっかりと射止めて、スピード成婚されています。そんな彼女から聞いた会話のコツを荻田のノウハウと併せてお伝えします。

会話は3つのポイントを抑える

  • 1.「相手が話したいこと」が会話のメインテーマ
  • 2.笑顔でうなづく
  • 3.キーワードを繰り返して質問する

「相手が話したいこと」が会話のメインテーマ

デートでの会話は、自分の話したいことや聞きたいことを聞く、という方が多いかも知れません。あるいは受け身な女性だと、自分からはあまり喋らないけれど、男性が上手に質問をしてくれると嬉しい、と相手任せにする方が多いのではないでしょうか?

それでいて、自分が気に入るような質問をしてもらえないとイライラしたり、不機嫌になったりしていませんか?これでは他の皆さんと同じ、何度お見合いをしても、何人と交際できても、本当に仲良くなりたい人から大切にされないのです。

もし自分が”いいな♡”と思っている意中の男性がいるなら、いつまでも【お客様扱いして欲しがっている】と交際は進展しません。人気がある魅力的な男性は常にライバルが多いもの。だからこそ、女性の方から、相手が話しやすいテーマに全振りすることで、

他の女性と違って会話が楽しいな♬ こんなに俺がおしゃべりになるなんて、初めて。

もっと会いたい!一緒にいたい、、、

素敵男子の声

と目が離せなくなるのです。たとえそれが仕事の話でも、プロレスでも、合わせてあげるのが正解なのです。

笑顔でうなづくことの効果は絶大

いうまでもなく、笑顔に勝る魅力はありません。特にお見合いで出会った人とは交際、といってもほぼ赤の他人の状態からのスタートなのです。多くの方がほぼ初対面のお相手とのデートで緊張しているので、

笑顔で話を聞いてくれた!

ということは、それだけでおもてなしになるのです。そんなことで?と思うかもしれませんが、男性の話に笑顔でうなづいていてるだけで、「女性からの好意を感じた」といっている男性は非常に多いのです。それで少し恋心を抱く人もいるので、使わない手はありません。

ちなみに電話での対応でも、笑顔での発声は、ちゃんと(今笑顔だな)と伝わるんです、とみゆさんはいっていました。

キーワードを繰り返して質問する

会話中、彼が発した言葉に反応して、繰り返すことはとても有効です。

特に男性が話したいテーマ、というとどうしてもお仕事関連が多くなります。もし何か趣味があれば、お相手の趣味も話題にしましょう。同じエリアに住んでいるならローカルな話題もいいでしょう。

さてここで早速問題が生じます。たまたま自分と同じ業界、同じ趣味なら話は早いですが、もしも男性の仕事や趣味が自分とは全く違うジャンルだったら、もしかしてその時点で匙を投げていませんか?残念、それではせっかくのいいご縁が逃げていきますよ。

あまり知識や経験がないジャンルなら、まずはちょっと調べてみることから始めましょう。調べる、といってもそんなに大袈裟でなくてもいいのです。YouTubeでちょこっと見てみたり、たとえば「釣りの面白さ」「半導体業界」「ITエンジニアとは」などGoogle検索すれば、AIが上手にまとめて教えてくれますよ。もしあなたが勉強好きな女性なら、関連する書籍を図書館で借りて2、3冊目を通しておくといいでしょう。

あとは想像力と好奇心を働かせて、彼がどんな景色を見ているのかをイメージしながら、すごい!さすが!といったありきたりな返事ではなく、彼が使ったキーワードをオウム返して、さらにより深い質問をしていくのです。

「〇〇ですか!それってもしかして⬜︎⬜︎ということですか?」なんてちょこっと専門用語を入れてみたりして、気の利いた質問を繰り出せば、完璧です。

やっと話が通じる女性が現れた!

今まで無理して女性に話題を合わせてきたけど、彼女が合わせてくれるから本当にラクだわ~

素敵男子の声

というふうに、あっという間にほかの女性とは別格になりますよ。

会うたびに関係が深まる会話を

会話には深い会話と浅い会話があります、というと、多くの婚活男性はポカンとするのですが、少し考えればわかると思います。浅い会話とは、今日は何時に帰って何を食べて寝た、などの感情や思考が入らないただの事実です。もしかして、大好きなハンバーグを食べた、かもしれませんが、それに対して、「へえ、ハンバーグお好きなんですね」で終了してしまうのが「浅い会話」です。

さらに深い会話へ踏み込んでいくには、

・ハンバーグはよく食べるのですか?

・どんなハンバーグが好きですか?(私は和風が好きですけど、とか)

・ハンバーグ、子供の時から大好きなんですか?

・ご自分でも作るんですか?ハンバーグ

などいつ・どこで・どのように・なぜとどんどん深掘りすることが大切です。

もちろんこの話の最後は

私もハンバーグ大好きなんです、来週一緒に食べに行きましょう!

で決まりです。さらに、「私が作ったハンバーグも食べてほしいな、結構自信あるんですよ~」と次に会った時伝えられたら100点でしょう。

例えるならバレーボールをイメージしてください。こっち側のコートに入ってきたボールは、どんな形でも全力で拾いに行くのが婚活の会話です。せっかく投げ返してくれたボール(言葉)に対して

ふーん、そうなんですか~。

で終わらせるなんて、努力不足です。まだまだ改善の余地が大アリなのです。

上級編:現在、過去、未来へ話題を振る

さらに上級者になったら、時間軸を飛ばしながら会話の深度を上げていくといいでしょう。

  • ハンバーグは子供の頃からお好きなんですか?
  • 昔インスタントのハンバーグありましたよね、フライパンで焼くだけの。あれはお好き?
  • 部活の時、お弁当に小さなハンバーグが入ってて嬉しかった
  • うちの母ハンバーグが得意料理で、私も特訓しました

といった過去の思い出話から

  • 最近とびっきり美味しいハンバーグのお店が銀座にできたらしい
  • ツナギに玉ねぎを入れる派?パン粉は入れる?気にしない?
  • 煮込みハンバーグは邪道だと思う?

などの現在の好みを聞いたり

  • 今度一緒にハンバーグを食べに行こう
  • いつか私が作ったハンバーグを食べてほしい
  • ハンバーグってお袋の味ですよね、いつか自分の子供に美味しいハンバーグを作ってあげたい

という未来の話へとつなげる

こうやって、たった一つのハンバーグという話題から、デートプランにも未来の家庭にも話を展開させる会話が「深度のある会話」なのです。そうやって展開していけば、どれかが彼の心の琴線にきっと触れますよ。

まとめ:惚れさせる会話術とは

コツは3つです

  • 1.「相手が話したいこと」が会話のメインテーマ
  • 2.笑顔でうなづく
  • 3.キーワードを繰り返して質問する

さらに抑えると良いポイント3つ

  • 相手のことをよく観察すること
  • 質問で会話の深度を深めていくこと
  • 現在・過去・未来を意識した会話の展開

今回はハイレベルなアドバイスもしていますので、まずはやれることからコツコツ取り組んでいただければいいと思います。

【惚れさせる会話術】の真髄は、会話でおもてなしをしながら、相手のことを知り、自分のことを伝えるというものです。それには、相手を喜ばせたいという気持ちを持ち、会話中の相手の表情や仕草、発言をよく観察することが欠かせません。テクニックというよりも、純粋な目の前にいる人への好奇心と敬意が必要なのかもしれませんね。でももしも、超理想のお相手と結ばれたいと願っているのでしたら、やってみる価値のあることだと思います。最初はうまくできなくても繰り返すうちにだんだん上達するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

仲人 おぎた