お見合い結婚だからこそ叶う?!「玉の輿」

玉の輿とはそもそも何なのか、曖昧ではありますが、ここでは

  • 10代以上続く名家の御曹司
  • 年収3千万以上の超高年収男性
  • 総資産が5億以上の億万長者

などをさしていっています。

えっ!いくらなんでもそこまでは求めてません

という女性が多いかもしれませんね。ただ、愛がないだの、恥ずかしいなどと言われる「お見合い結婚の世界」にはこんな方もいるということを知って欲しいのです。「玉の輿なんて別に興味ない」という方でも、結婚相談所に登録している素敵な男性たちが何を考え、どんなお相手を選ぶのかを、ほんの少し垣間見るだけで、参考になる要素がたくさんありますよ。

ちなみに彼らと結婚した女性たちは、こんな方々。

  • 1人目は30歳、非正規雇用。恋愛経験ゼロの奥手女子
  • 2人目は44歳、アプリ婚活で結果がでなかったバリキャリ女性
  • 3人目は56歳のバツイチママ。難病の子供を女手一つで育て上げた苦労人

ざっくりとしたプロフィールですが、いかがでしょう。意外に思われるのではないでしょうか?

では年齢も境遇も全く違うこのお3人の共通点について、男性目線からじっくりとお伝えしていきましょう。

3人の共通点は人柄の良さ

玉の輿に乗った女性たちの人柄について、男性たちの言葉を整理すると

・長年苦労してきたのに、明るくて前向き

といっています。

例えば30歳のまゆさん(仮名)は、父親とまともな会話すら困難で家族がバラバラになったこともありました。でもむしろそこから心理学に興味を持ち、猛勉強してまずはお母さんの心のケアに活かしたそうです。その後心理のお仕事のかたわらで、人の心を癒す優しいイラストを描きも始めたら、それがお仕事になり、新しい夢になったとのこと。

まゆさんを選んだ、33歳の御曹司たかゆきさん(仮名)は「親を選べないのは自分も同じでした。でもその境遇を恨まず、理解して乗り越えようとする姿勢が素晴らしいと思った。彼女の人間性に唯一無二の魅力を感じました」と言っていました。

また、44歳の女性みほこさん(仮名)は、一級建築士。建築業界という男社会で、女性が管理職に就くまでは、筆舌に尽くしがたい困難があったそうです。「困難に負けずに大好きな建築の道を突き進む姿に魅力を感じた。心底人柄に惚れました」と経営者のまさきさん(仮名)は言っていました。

56歳のシングルママくみこさん(仮名)は、先天性の重い病気を持つお子さんを育てる大変さから、前夫が出てゆき離婚。養育費もまともにもらえず、介護をしながら働き大変苦労して女一人で育てあげたそうです。お子さんは長い闘病生活の末、成人して亡くなったとのこと。そんな苦労を微塵も感じさせない明るさと、人の痛みがわかる思いやりの深さが魅力だそうです。億万長者の男性よしひこさん(仮名)は「苦労してきたのに心が純粋で、一緒にいると時間を忘れるほど幸せ。会うたびに好きになる。」と惚れ込んでいました。

もちろん彼らも男性ですから、”見た目が好みのタイプ”であることは必須条件です。が、では選ばれた女性たちが芸能人やモデルのような外見かというと、そうではありません。ただ共通しているのは、健康的で痩せすぎでも太り過ぎでもない、と言う点でしょうか。むしろどちらかというと、若干ふっくらしていて、好き嫌いなく何でも美味しそうによく食べる方、といえます。

そして何といっても

・くったくのない笑顔が素敵で、よく笑う

これも男性たちの言葉です。困難に屈しないしなやかな強さを彼女たちの”笑顔”に見ているのかもしれません。実は婚活が長引く人に共通の特徴は、境遇を嘆いたり、不平不満が多く”笑顔”が少ないものです。ですが、玉の輿に乗った彼女たちはこういっています。

「ひろい世の中には自分よりもっと大変な人はいくらでもいる、まだまだ自分なんて恵まれている方かも」

シンデレラたちの言葉

まさにシンデレラのようなマインド。その結果、本当に王子様から選ばれました。

また、彼女たちは苦労を重ねてきただけあって、

・とても気配りができて、女子力が高い

のも選ばれた理由。

何不自由なく甘やかされて生きてきたお嬢様や、人を見下すクセがある人にはできないことかもしれません。ご本人たちにお話を聞いてみると、婚活のために頑張って女子力を身につけたのではありませんでした。

「女子力なんて身につけようと思ったことありません。ただ自分が心地良い環境を求めていたら、気づけば女子力(笑)と呼ばれるものが身についていました」

シンデレラたちの言葉

とおっしゃっています。

そしてお金を稼ぐことの大変さもよく知っているので

・節約上手で堅実。質素なものを好む

これも共通点です。

華美なものよりも、シンプルで丈夫なもの、手作りのものを長く愛着を持って大切にする、という価値観です。当然、デートも一流レストランよりも庶民的で背伸びをしなくて済むお店を好みます。一方で贈り物やお礼の品にはケチケチしない、と言うのも彼女たちの流儀。ひとことでいうと性格が美人、だから一流の男性から惚れこまれるのです。

彼女なら自信を持って親に紹介できます

そう三人とも男性会員様が口を揃えておっしゃるのもうなづけました。

そもそもなぜ彼らが結婚相談所を選んだか

ここで疑問が生じますよね。どうしてそもそもそんなスーパーエリートが結婚相談所を利用するのか。ここからは彼ら側の事情をお伝えしていきます。

一つ目の理由は、

・マッチングアプリでは不特定多数の人が利用しすぎているから、個人情報の流出を恐れた

アプリの利用者は約2000万人。それに対して結婚相談所の利用者はせいぜい15万人と言われています。実に利用者数は約100分の1以下、それだけアプリでは多くの人に自分のプロフィールを沢山の人に見られる。そのことを嫌がるのも理解できます。

実際に年収3000万円の男性は、ぶどうの樹結婚相談所で使える二つの仲人型システムのうち、一方だけでお相手選びをしていました。それほど「個人情報をなるべく秘密にしたい」というのが彼らエリート男性の心理です。

そもそも結婚相談所で成婚するためには、かなりプライベートなことを打ち明けなくてはなりません。それゆえに担当者がコロコロ変わってしまう大手の相談所を避け、1人の専任仲人が入会から交際、プロポーズまでつきっきりでお世話をする個人の結婚相談所を選ぶのは、よくある話なのです。

二つ目の理由は、私が言うのもおこがましいのですが、

・仲人の人間性を信頼できるから、悩みを打ち明けられた

誰にでも、弱みやコンプレックスはあります。でも弱みを無闇に他人に見せたくない、エリート男性ならではの心理かもしれませんね。

そもそも婚活ではどんな人でも、振られることもありますし、意中の人にふり向いてもらえない、なんてことは普通に起こり得ます。そんな時こそ自分の辛い心のうちに耳を傾け、打開策を示してくれそうな人を、まずはしっかり選びたい、そういう心理が働いたそうです。

三つ目の理由は

・忙しい時には放っておいて欲しいし、自分が必要とした時にだけ相談したい

これは交際相手にも求めることですが、仕事に邁進している男性は、放っておいて欲しい時とものすごく会いたい時の差があります。仕事ができる男性ほど、お仕事の時は100%仕事に全力集中。だからこそ、営業時間を過ぎたらシャッターを下ろしてしまう大手相談所ではなく、深夜でも本当に苦しいとき、切羽詰まっている時に相談できる、個人の結婚相談所を選んだそうです。

エリートゆえの悩みがある

いわゆる超ハイスペックのエリート男性だって、血の通った人間です。むしろ人一倍愛情深く、「たった1人の女性を心から大切にしたい。守るべき家族が欲しい。」切実にそう思って結婚相談所にエントリーしてくださったのです。ですが、なかなか普通の人には理解されない悩みがあるのです。

例えば資産家の男性は、

生まれた時から親が資産家というだけで、他人には理解されたことがありませんでした。

資産があることの不自由さや重圧もあるのに、それを人に話せば”金持ち自慢”とか”嫌味”と受け取られる。

気がつけば誰にも本音が言えなくなってしまったんです。

と打ち明けてくれました。

また、経営者男性は

婚活していると年収や地位にすり寄ってくる女性が、本当に多いですね。

今の立場を築くために、俺がどれほど苦労してきたかもわかろうとしないのに、人のお金で当たり前のように贅沢したがる女性には正直うんざりします。

ただ、一人の男性として中身をちゃんとみてほしいだけなんです。心の綺麗な女性って、どこかにいませんかね。

そうため息をついていましたよ。

いかがでしょうか?

  • いつも年収の数字ばかり見て、何を奢ってもらうか考えている。
  • 仕事の話をされると退屈。彼の仕事に理解を示したことがない。

まさかと思いますが、そんなことはありませんよね?

悩みは価値観に強く影響する

彼らだけでなく、多くの婚活男性は、何らかのコンプレックスや悩みを抱えています。

その悩みをおいそれと他人には相談できない、というだけのことなのです。

ですので、女性であるあなたが今持っている”悩み”や”コンプレックス”を乗り越えた経験はもしかして、

共通の価値観を持つ、世界で唯一の理解者

だと思われる理由になるかもしれません。実はこれが理想の結婚相手へとつながる、最大のヒントです。

今回ご紹介した、3人のエリート男性は他人にはわかってもらえない苦労や困難を抱えていました。だからこそ、苦労を乗り越えて明るく笑っていられる女性たちを「共感できる」と感じて選んでいるのです。

まとめ:玉の輿に乗れた3人の共通点

1.人柄の良さ

具体的にはここまでお伝えしてきた4つの点があげられます

・長年苦労してきたのに、明るくて前向き

・笑顔がチャーミングで、よく笑う

・とても気配りができて、女子力が高い

・節約上手で堅実。質素なものを好む

2.婚活での姿勢

さらにいうなら、婚活での姿勢がとても真面目でした。

・婚活で出会う1人ひとりの男性と誠実に向き合う

・エリートだからと執着しない。普通の男性として接する

・彼に誘われたら、よほどのことがない限り予定を合わせる

3.魅力的な見た目づくり

見た目といっても特別な美容方法はありません。

そういえば、玉の輿女子たちはネイルアートもマツエクもしていませんでした。

・心からの明るい笑顔

・痩せ過ぎも太り過ぎもNG、健康的な見た目

・流行を追いすぎず、年齢なりのキチンとした服

この3つで十分です。

実は一流と言われる男性は、人を見る目と決断力・直感力を普段から養っているので、ほぼ一目惚れでお相手を選んでいます。つまりは「婚活プロフィールとお見合い」でほぼ決まってしまうのです。ですので、素敵な男性と出会ってから慌てて自分を磨いていては遅いと言わざるを得ません。玉の輿にのる!と決めてエントリーした時にはすでに、マインドが美人でデフォルトが笑顔の「ものすごく感じが良い」と言われる人になっておく必要があります。

だからこそ、ご入会前にちゃんと会ってお話ししましょうね、とお伝えしているのです。面談は、結婚したいと思っている女性の伸びしろを見つけるためでもあるのです。すぐには入会しなくて大丈夫ですので、まずはお気軽にご相談くださいね!

仲人 おぎた