夏の婚活って、特に服装やエチケットなどに悩む、というお声をよく聞きます。暑さ対策をしつつ、清涼感・清潔感を出して好感度を高めるポイントをまとめました。初対面のお相手や、初めてのデートでドン引きされない、婚活でのポイントとなっておりますよ。

夏の婚活で気をつけたい5つのポイント

今回は、真夏の婚活で特に重要なポイントを重点的にお伝えします。それはこの5つです。

  • 汗、ニオイ対策
  • 見た目の涼しさ
  • 小物にも清潔感
  • 冷房対策
  • 暑さと日焼け対策

以上です。最後に【夏の婚活の鉄板コーデ】についても書いていますので、ぜひお目通しくださいね。

1.汗とニオイ対策

汗を抑える制汗スプレーや塗るタイプなどは使っていますか? ニオイって自分では一番気づきにくいもの。家族が同居していたら匂っていないか聞いて確認しましょう。一人暮らしなら、なおさら気をつけたいですね。汗だけでなく、衣類やハンドタオルなどの繊維の奥に染み付いた加齢臭や汗臭さは致命的なので、お洗濯もいつも以上にこまめにしましょう。

香水のつけすぎはむしろマイナスになりますので、ほんのり香るヘアスプレーくらいがおすすめ。頭皮のニオイは簡単には取れませんので、お風呂は夜派の方でも、出かける前にさっとシャワーを浴びることをお勧めします。暑いお湯を浴びると出た後に温度が下がって涼しくなりますし、気分もシャキッとしますよ。

ボディーシートは夏の必需品

毎年ありますが、約束の時間ギリギリに走ってあらわれた男性の、汗くささにウッとなってしまった、という女性のお声。なるべく予定の20~30分前には到着して、どこかで涼んでおきましょう。ボディーシートでわきや首、肘の内側などの汗を拭き取っておけば、安心です。

2.見た目の涼しさを演出

お見合いくらいは、少しフォーマル感を出したいので、白系や淡いブルーなどのクールカラーを取り入れるのがお勧めです。分厚い生地&黒やダークグレーなど暗い色のシャツは見た目にも暑苦しいもの。デートやカジュアルシーンでは黒いワンピや紺のワイシャツもありですよ。

男性の半袖シャツ問題

おしゃれな男性、特に30歳前後の男性は、開襟シャツなどのカジュアル系なら半袖も着こなしています。ですが、お見合いではビジネスシャツ、またはそれに準じるきちんと感を出したいもの。タイトな半袖シャツなら「おじさんぽく」ならずに済みますよ。長袖の腕まくり(肘下まで)もキレイに折れるなら良いでしょう。

女性は3首出して

女性の夏のおすすめは襟首、手首、足首がしっかり見えるデザインで垢抜け&涼しげに。ですが肌を出せばいいというものではありません。40歳以上なら二の腕が隠れる肘くらいまでの長さがお勧め。20代30代でも、パンパンに張った二の腕丸出しは避けましょう。男性が目のやり場に困ります。

3.小物にも清潔感

靴やカバンの汚れを普段からチェックしていますか? 男性ならズボンのベルトもしっかり手入れしてくださいね。靴に泥がついていたり、金属や革製品がくすんでいるとそれだけでなんとなく暑苦しいもの。女性はアクセサリーもしっかり磨いて、くもりのないクリアな輝きを取り戻しておきましょう。バッグやベルトなどの小物に麻やメッシュなど夏らしい素材をうまく取り入れると好感度がアップしますよ。

ハンディーファンや保冷剤などを持ちあるくのもお勧めです。ついでにハンカチは汗拭き用とお手洗いの後の手拭き用、2枚はもちあるきたいものです。

4.冷房対策

電車の中や喫茶店など、長時間じっとしていると逆に寒くなりすぎてしまうのも、夏ならでは。お見合いはラウンジやカフェなどで1時間以上座りっぱなしです。最初は良くてもだんだん寒くなりすぎて途中から会話に集中できなかった、、、というお声も聞きますよ。女性なら薄いストールや夏用のカーディガンが一枚あるだけで、ずいぶん快適にお見合いができますので、持ち歩くようにしましょうね。

「冷房が寒い」で交際終了

以前女性会員様が、デートの後男性からのメッセージが何もなくて不安になり、荻田に相談したことがありました。先方仲人さんへお尋ねすると、

「デート中に彼女が”寒い寒い”と言って、何度も話の腰を折られた。

気分が悪かったし、きっとお断りなんだと感じました。」

と男性がおっしゃっていたそうです。

「ごめんなさい、そんなつもりではなかったんです」と仲人さんづてにお伝えしましたが、気持ちまで冷え切ってしまって交際終了となったことがありました。

とても条件が良い男性だっただけに、女性はガッカリして大反省。それ以降は夏でもカーディガンを持ちあるいていましたよ。特に冷え性な女性は、冷房が効きすぎて寒いとそれだけで不機嫌になってしまうことがありますよね。自分のことはできるだけ自分でコントロールできるように準備しておくのも大人としての振る舞いです。

あなたがこの男性ならどうする?

デート中に女性が寒がっている!そんな時、あなたが男性ならどうしますか?

もしも男性がジャケットを着ていたら、さっと女性に羽織らせる、なんてかっこいいことができます。でも前述の男性は、ご自分が不愉快に感じたことだけがクローズアップされ、女性への思いやりが持てなかったようです。もし上着がなくても、冷房が直撃しない席へ移動する、お店へお願いして温度を上げてもらう、別のお店への移動を促す、など、こういう時こそ男性の対応が見られていますよ。

男性も寒暖差にご用心

男性でも”冷たいコーヒー”と”冷房”のダブル冷却でおなかが痛くなってしまうことがあるので油断できません。夏場は無理にジャケットは着なくても結構ですが、シャツの下に肌着を一枚着ることで、寒さ対策だけでなく、脇の汗染みが気にならなくなります。速乾性があって、抗菌作用がある下着を用意しておきましょう。

5.暑さと日焼け対策

今年も酷暑になりそうです。熱中症対策にもなりますので、日傘の利用をお勧めします。荷物が増えるから、と嫌がる方もいますが、暑さでぼーっとしてしまったらもったいない。お見合いは万全の体調で臨むことが基本です。日傘や帽子で暑さと日焼けを対策するのは、今や男女問わず大人のたしなみです。

カーディガンは日焼け対策にもなるので、外へ出る際にもさっと羽織れるといいでしょう。さらに将来のしみそばかすを予防するため、日焼け止めクリームはしっかりと塗って、常備しましょう。

美白は男の嗜み!?

余談ですが、50歳の男性会員様がいつも日焼け止めを塗って、美肌をキープしておられたことが忘れられません。つるつるすべすべでシミのない美肌は女性はもちろん、男性でもプラス評価になります。もちろんその男性会員様はちゃっかり素敵な女性とご成婚しましたよ。

夏の婚活勝負服まとめ

さいごに、夏におすすめの婚活ファッションについて触れたいと思います。

夏のレディース服

・イチオシはフレアワンピース

涼しげに風通しよく見えるので夏にお勧めの婚活ファッションです。白やベージュ、淡いグレージュなどのベーシックカラーはどんなシチュエーションでも違和感がなく、万人受けします。

ペールブルーやラベンダーなどのニュアンスカラーを一枚でさらりと着てもきちんと感が出るので、ワンピースは優秀なのです。

・セットアップできちんと感

オフィスにも着まわしたいなら、上下同じ色・素材のセットアップにするとキレイめな印象になります。夏らしいアクセサリーで固さを緩和してお仕事服を婚活仕様に使い回すのもいいですよ。その際、できればハンドバッグは白いものや夏っぽい素材感のものにすると、よりデート服っぽくなるので取り入れてみてくださいね。

どうしても暑苦しく見える黒いワンピースや上下セットですが、取り入れるならあえて首まわりや背中など、スキのあるデザインがお勧めです。ヘアアレンジも少し巻いて動きを出したり、ハーフアップにするなど、お仕事感をなくしてあげると好印象です。

・足元も涼しげに

きちんと感の代名詞=パンプスがお見合いでは定番ですが、夏に関してはストラップのついたサンダルもOK。ストラップなしだと「つっかけ」ぽくなってかジュアルになり過ぎるのと、歩きにくいのでお勧めしません。あまり華美なものやヒールが高過ぎるものも、「この人散財しそう(怖)」と思われるので、3~5cmヒールくらいが良いでしょう。

ウエッジソールやスポーツサンダルはお見合いでは封印です。デートの時まで取っておきましょう。

夏のメンズ服

男性ならユニクロの「感動パンツ+半袖シャツ」一択です。ユニクロでなくてもいいのですが、お見合いではズボン裾に向けてすっきりと狭くなるテーパードシルエットが好印象です。もちろんジャストサイズが推奨です。夏こそあえてピタッとしたシルエットにした方が、きちんと感が出ておすすめなのです。それには体型もすっきりスリムにしておきたいですね。

「暑いから涼しい開襟シャツにダボっとしたカジュアルパンツを履きたい!」というお声が聞こえてきます。お気持ちわかりますよ。大丈夫です、仮交際に入ってデートの時に履くのは全く問題なしですよ。

・靴で遊びごころを表現

靴は、別に革靴でもいいのですが、ビジネスシーンと分けたいのでしたら、ドライビングシューズやスリッポン、ローファーが涼しげでいいでしょう。足元に少し遊び心があると「オンオフの切り替えができる人」という印象になります。

バッグは持たない方が男性はスマートですが、どうしてもの時は、小ぶりのトートバッグやクラッチバッグなどがおすすめです。お見合いに大きい荷物やリュックサックで現れると、「一体何しに来たの??」という違和感を女性が感じます。でもリュックがないとどうもにも落ち着かなくて、、という方は、まずは休日のご近所へお出かけをサコッシュ(斜めかけできるポシェットのようなもの)でトライしてみて下さい。荷物がないことの解放感が病みつきになりますよ。

夏の出会いは秋冬に実を結ぶ

暑いから、と夏場はお見合いをセーブしてしまう人もいますが、一方で「年内に絶対パートナーを見つける!」と真剣モードな人こそ夏の婚活を頑張っています。夏にしっかり動ける人は、気力・体力も十分にだったりするので、幸せな家庭の基礎となる”健康”という資産が約束されてる、ともいえるでしょう。

また、7、8月の出会いは10月、11月にプロポーズという形で身を結び、クリスマスシーズンはお二人ラブラブで過ごせる、というわけです。目先の暑さや面倒臭さに負けず、少し先の未来を楽しみにして頑張りましょう!

ただし、体力に自信がない方は、無理せずマイペースに活動しましょうね。

自分に合ったペースでの婚活を応援しています。お気軽にご相談くださいね。