30代女性が成婚までに経験すること

婚活は「戦場」かそれとも「宝探し」か

婚活を始めるにあたって、自分がこれから経験するかもしれないことを、ある程度知っておくことは大切です。そうでないと、婚活の壁にぶち当たった時に愕然としたり、訳がわからないままどんどん時間だけが過ぎていくことになるのです。

大袈裟でもなんでもなく、アプリや大手相談所で婚活をしてみたけどマトモな人がいなかった、と嘆く婚活女性の嘆きを日常的にお聞きしているのでこれは間違いありません。それでも少しでも早いうちになんとかしたい、そう思っている方のために、結婚相談所で理想の結婚を叶えた30代の女性がほぼみんな通った、10の事実をお伝えさせていただきます。

考え方や取り組み方ひとつで、婚活は戦場となりますし、ワクワクドキドキの「宝探し」にもなります。ぜひお宝を探し当てる旅へとご案内させてくださいね！

その１

思ったほど大量には申し込みが来ない

盛れた写真、いいことばかり書いてあるプロフィール、「これはイケる！どこにも欠点がない！」という100点満点のプロフィールを持つ女性でも、マッチングアプリのように大量の“いいね”やハイスペ男子から次々にお申し込みが来るわけではありません。

それはなぜか、ちゃんと理由があります。

理由は30代はライバルが最も多いから

30代の女性は最も婚活をしている女性が多い世代です。

どう多いかというと、ざっと男性会員の２倍は女性が在籍しているのが現実なのです。特に、恋愛は苦手、とか草食男子なので自分からはガンガン申し込まない、という人が多いのが結婚相談所の30代男性。女性の方からもお申し込みをするか、それが難しいなら「お気に入り」だけはせっせとしていきましょう。

もちろん仲人からの個別紹介も上手に利用していただければチャンスはより濃厚です。

数字で見る30代女性

東京在住のの３０～３９歳の会員女性は合計2007人、一方で同じく東京の３０～39歳の男性は1134人（２システム合計・2024年4月17日現在、重複会員もあり）なのです。

一見したところ、男性の方がかなり選びやすい、男性優位な条件ともみえるでしょう。（実際には似たような条件の男性に人気が集中しやすいので、必ずしも男性の婚活が楽とは一概に言いづらいのですが。）

ちなみに世代でざっくりみていくと

20代の女性は、390人
30代の女性は、2007人
40代女性は、1774人

となっています。

東京都内在住者限定の数字はありますが、20代で婚活をスタートするとなぜ有利なのかがよくおわかりいただけるかと思います。でも諦めなくて大丈夫、やり方を間違わなければ、結婚できる可能性は十分にありますよ。数少ないラッキーチャンスを確実にものにしていくという心構えと、いいなと思ったら仲人に早々に伝えて相談する姿勢が必要です。

その２

全然タイプじゃない人から申し込まれる

タイプじゃない人ばっかり！と30代女子がおっしゃる具体例は、

年齢が上すぎる
年収が低すぎる
お住まいが遠すぎる

に始まり、スポーツマンすぎる、高学歴すぎる、身長が低い、顔が好みではない、毛深そう、趣味が合わない、休日が合わない、家柄が合わない、服のセンスが嫌、顔がなんか微妙、、などなど挙げていったらきりがありません。でも大丈夫、タイプじゃない人と無理に会う必要はありません。ですが、もし10人中ひとりでも、タイプの人がいたらそれがあなたのお宝です。その他の9人のことは一旦忘れましょう。世の中を見渡してみて、そんなに好みの人がゴロゴロいないように、婚活登録者にもあなたのストライクゾーンに当てはまらない人が大量にいるのは自然なことです。

ところが神経質な女性ほど、好みではない残りの9人をみて、

結婚相談所にはいい人が全然いない

と不満を漏らすのですが、気にしなくていいのです。なぜなら、そもそもたったひとりの男性としかできなのが結婚です。

A子さんが

「なんか変な顔。全然タイプじゃない。パスです」
30代婚活女子A子

とバッサリ切り捨てた男性を、B美さんが、

「彼って超素敵、きっとモテるんだろうな～」
30代婚活女子B美

と言っているのを日常的に目の当たりにしている私からみれば、単純に好みの問題なのです。でも自分の価値観こそ正しい、そう思うのが人の心。仕方がありません。ただ一つ、ここでお伝えしたいことは、捨てる神あれば拾う神あり、ということ。男性側も同じで、ある男性からは全く相手にされなかったとしても、別の男性から

おおお！！なんて美しいんだ

ストライクゾーンど真ん中だぜ～！
30代婚活男性C男

と言われていたりするものなのです。婚活では主観的な評価が最も大きいもの。こうあるべき論は一旦置いておいて、「絵に描いた餅ではなく、出会えた人の中からベストな人を選ぼう」と理解していくプロセスが婚活なのです

その３

会ってみたら写真と違った

そもそも、動くリアルな人間と撮影された人物にはイメージに違いがあって然るべきです。これに関しては、女性側もかなり「奇跡の一枚」に近い写真を選んで使うことになるので、

お互い様だよね、ドンマイ

と思うことと

写真はカメラマンによる芸術作品。あくまで参考程度に！

ということを肝に銘じておいてくださると、ショックが少なくて済みますよ。たまに

プロフィールでは180cmと書いてあるけど、絶対にそんなに高くない！

と憤慨する女性もいますが、女性の体重も自己申告。かつてベストだった時の体重を書いている人も多いようなので、写真はあくまで参考程度に！をあい言葉にしましょう。そうすれば、腹も立たないですし、不思議とそんなあなたをお相手も寛大な目でみてくれるのです。

その４

写真と違うけど話してみたら魅力的

これも本当にあるあるです。

写真では生田斗真みたいだったけど、会ってみたらどっちかというと仲野大賀だった（仲野さん、荻田は大好きです）ということが、どうしても起こりがちなのが婚活ですが、「いや、全然こっちのがいいじゃん。」というのもご成婚あるある。

さらにお話ししてみたら、価値観がぴったりだったり、話し方がとても感じ良かったりして、

写真と違うけど、全然いい。顔より中身に惚れてしまった
30代婚活女子

というケースはずっと幸せが続く結婚の黄金パターンなのです。

顔や年収が100点の人よりも、価値観が合う人、一緒にいてリラックスできる人が、結局結婚生活をともに送るにはぴったりというわけですね。

その５

お互い忙しくてデートができない

いざ好みの人と交際が始まったはいいけれど、お互い休日も仕事が入ったり、家族の入院やペットのケアなど家の用事が入ったりして会えないというのも30代婚活ではあるあるです。

職場でも家庭でも、何かと頼られたり任されることが増えてくる30代。友達付き合いもありますしね。婚活中とはいえ、デートだけに集中することができないのも、覚悟しておいて下さいね。

そんな時、ご成婚できたカップルは平日の夜にあったり、オンラインデートなども上手に活用しています。それも無理ならごく短時間でも一緒にお茶をする、電話でたわいもないことをおしゃべりする、といった工夫でみなさん気持ちが離れないように頑張っていますよ。

繁忙期に入る前にできれば真剣交際に入っておきたいものですけどね。

その６

お支払いを手伝わなくて交際終了される

男性も30代だと、年収もまだまだ女性の年収とそれほど大きく違わないものです。下手をすると実家暮らしの女性よりも、お家賃など生活費でカツカツだったりします。

ふん！男なら景気良く奢ってちょうだいよ

などと思っていると、せっかく見つけたお宝なのに、交際終了されてしまうことになりますよ。交際終了はお金が惜しいからではありません（それも若干はありますけど）。女性の気づかいのなさに幻滅してしまうのです。もし結婚をしたら、引っ越しやらお式やら指輪やら何かとお金がかかるのに、この調子じゃ先が思いやられる、、となるのです。

その場で言ってくれれば払ったのに

という女性が多いのですが、男性にだってプライドがあるので、「お支払い手伝って」と言いたくても言い出せず、ストレスを感じていることがよくあります。そして、我慢して男性がいつもいつも支払い続けた結果、

男が金を負担して当たり前と思ってるんじゃないだろうか

そうなると、結婚後の生活が大変そうだ、、、
30代婚活男性

という結論になり、デートのお誘いがペースダウンして最終的には交際終了となってしまうのです。

勘違いしてはいけません。まだ恋人でも婚約者でもない交際中の男性とは赤の他人です。滅多やたらにお金を使わせると、知らず知らずのうちに恨みを買うなんてこともあるのでお気をつけ下さいね。

女性のお支払いを拒否する男性には

逆にお支払いを手伝われるのをすごく嫌がる男性も中にはいますので、そういう時は、

・お礼の気持ちを込めてちょと良いものをプレゼントをする

・映画館のチケットなど事前決済できるものは女性が負担する

という方法もあるので、覚えておいて下さいね。

このお支払いに関するお悩み、ご成婚されたあらゆる世代の女性が婚活中に一度は経験することなのです。

自分だけが特殊かも、、と思わなくて大丈夫ですよ。

その７

スキンシップがなさすぎて戸惑う

実は結婚相談所で婚活している男性は、とても真面目な方が多いのも特徴です。

もちろん中には交際が進んでいったら自然に手を繋いだり、ハグしたりできる男性もいますが、恥ずかしてく繋ぎたいけど繋げない、どのタイミングで繋げばいいかわからない、というお声もよく聞きます。そんな時は女性からそっと肘のところの服をつまんだり、繋がないまでも自然に肩に触れるなど、いやらしくないボディタッチでスキンシップを促しましょう。