私って理想が高いのかな。 だからなかなか婚活がうまくいかないのかも。 自分では「普通の人でいい」って思っているんだけど……。 友達からは「理想が高すぎ!」って言われるんです。

そんな風に悩んでいませんか?

結論から言わせていただきます。 婚活が長期化する(=こじらせる)最大の理由。 実は、『お相手に求める条件の高さ』と『自分の自信のなさ』は、裏表でぴったりくっついているんです。「自分に自信がないから」パートナーでそれを補おうとしてしまうのです。

自信がある人は、お相手に過剰なスペックを求めない

例えば、あなたが年収1500万円のエリート医師だとしましょう。 お相手には当然、高学歴で実家も太い、誰もが羨むような美女(美男)がふさわしい、と思いますか? もしも「そうだ」としたら、そこには「自信のなさ」が隠れているかもしれません。

面白いことに、実際に結婚して幸せな家庭を築いている医師が、必ずしも誰もが振り返るような美人と結婚しているわけではありません。

実は私はかつて、100年以上続く老舗の医学書出版社で編集者として働いていました。東大・京大をはじめ、国内はもとより世界で活躍する医師たちと関わる仕事でしたので、よく知っています。 大成している人ほど、若いうちに上司や先輩、親戚の紹介などでサクッと結婚し、仕事でも頭角を現しているものです。

周囲からの紹介なので、一見すると「型通りの結婚」に見えるかもしれません。でも、お互いを尊重し合い、とても仲の良いご夫婦がたくさんおられます。お互いの立場や役割を理解し、お互いを支え合うことこそが「成功者」の家庭のあり方だと、本能的に知っているからです。

極端な例に思えるかもしれませんが、実はエリートでもそうでなくても、「自分に自信がない人ほど、配偶者に自慢できるような若さや美貌、高いスペックを求めてしまう」という現実を、私は嫌というほど見てきました。

自信を取り戻せば、すぐに結婚が決まる

配偶者にあれこれ条件を求める人は、自分に自信がないケースがほとんどです。 周りから見たら完璧なスペックを持っている人でも、自分で自分に「合格!マル!」をあげられないと、婚活の現場でも異性を値踏みしたり、査定したりしてしまい、結果として婚期を逃し続けてしまうのです。

「え〜、そうかな……。私、よく可愛いねって言われるんだけど……」

という方もおられるでしょう。 もしかして、

  • 少しばかり顔がいいと言われようが
  • 少しばかり有名な大学を出ていようが
  • 少しばかり年収が高かろうが

自分の容姿や内面、スペックに対して、自分でケチをつけていませんか? あるいは、密かに自分を低く見積もる言葉を心のなかでつぶやいていませんか?

その証拠に、一度自信を失っても、それを取り戻せた人たちは、スペックに関係なく異性から熱愛され、プロポーズされています。男性でも、女性でもです。

はっきり言わせていただきます。結婚したいなら、「自信を持つこと」が最短・最速の方法です。 自信とは、自分を信頼すること。 「自分は大丈夫」「自分にはちゃんと魅力がある」と、心の底から思えることこそが自信なのです。

自信とは、人を内側から輝かせる光

自信があると、何が違うのか? そのヒントは、「ポジティブの連鎖反応」にあります。

例えばここに、33歳で年収500万円の大卒、身長170cmという、全く同じスペックの男性が2人いるとしましょう。

  • A君の場合 コミュ力に自信がなく、恋愛経験もほぼないため、「女性の視線が怖い」という強いコンプレックスを持っています。恥ずかしくてちゃんと目を見て話せないし、「どう見られているか」が不安で、デートもお見合いも緊張でヘトヘト。嫌われたくないあまり、食事が済んだらすぐ帰ろうとしてしまいます。 でも「絶対に結婚したい」という焦りがあるため、少し会話が続くと(こんな自分でも受け入れられた!)と舞い上がってしまい、その温度差に女性がドン引きしてしまう……の繰り返し。お相手を好きになる動機さえ、どこか不安や焦りがベースになっています。
  • B君の場合 たいして貯金はないけれど、筋トレをしているから体型には少し自信があります。イケメンではないけれど、ファッションやヘアスタイルを研究して、自分なりに「いけてる」と感じています。 恋愛経験はほぼないけれど、「婚活でそれなりに異性と会って話せているから、自分には伸び代がある」と自己評価しています。異性に対しては、友達以上に丁寧に接しつつ、自分の希望も自然に伝えられる。人付き合いに慣れているので距離感が程よく、女性にとって重たくならない交際ができます。

同じスペックで同時に婚活を始めても、圧倒的に両思いになりやすいのはB君です。 理由は簡単。自信があると変な遠慮がなくなり、一緒にいる人にもその居心地の良さが伝染するからです。逆に、自信のなさや不安もまた、交際相手に伝染してしまいます。これは女性でも全く同じですよ。自信がなさそうで相手に合わせてばかりいる美人と、いつも楽しそうでのびのびと振る舞える普通の女性なら、男性は間違いなく後者を選びます

目には見えない「自信」というものは、実はまるで目に見える光のように、周囲に伝わっているのです。

もちろん婚活ですから、最初はスペックでふるいにかけてくるお相手もいるでしょう。 でも、そういう人とは最初から会わなくて正解です。スペックだけを求めるお相手は、もし結婚できたとしても、後から「もっと上のスペックの人が良かったかも……」などと考えがちだからです。 むしろ、内面の輝きや安心感で選ばれることこそが、一生モノの幸せにつながります。

長所を見つけ、欠点を許そう

自信を持つには、まず自分の「長所」を知ることが大前提です。 長所といっても、他人に自慢できるようなすごいことでなくて構いません。

「自分が自分として生まれ、この世に今生きている。なんかいいじゃん」

くらいのもので十分です。 毎日朝起きて会社に行けているなら、それだけで十分に素晴らしいことです。虫歯がないこと、借金がないこと、ゲームが得意なこと……何かささやかでも、「自分のいいところ」「自分のこだわり」「自分らしくてクスッと笑っちゃうところ」を、毎日見つけて更新し続けることをお勧めします。

ここで勘違いしてほしくないのは、「自信がある人は、一点の曇りもなく自分が好きか?」というと、決してそんなことはないということです。

欠点があっても大丈夫。人間だもの、欠点がない人なんてこの世にいません。 大丈夫、不完全なのはみんな同じです。あなただけではありません。

「欠点も含めて自分だし、まあ、このくらいは許そう!」と、自分を受け入れてあげるのがコツです。不思議なもので、あなたが自分を許せると、お相手からも「その欠点さえも愛おしい、魅力に見える」と言ってもらえるようになるのですから。

自信を失ってしまう4つの背景

「今すぐ自信を取り戻したい!」と思いますよね。 そのために、まずは「なぜ今、自信を失っているのか」という理由に目を向けてみましょう。婚活現場では、主に次の4つのパターンがとても多く見られます。

  1. 身近な家族から日常的に否定されたり、馬鹿にされたりして自信をなくした
  2. 引きこもりや失業など、社会からドロップアウトした経験が後を引いている
  3. 過去に誰かから言われた心ない暴言が、いつまでも深く心に突き刺さっている
  4. 失恋や離婚などの苦い経験があり、異性と付き合うのが怖くなってしまった

こうした理由から、今、自信をなくしている人は本当にたくさんいます。

ただ、過去の苦痛をいつまでも引きずってしまうことで、現在のあなたが輝きを失い、未来の結婚の可能性までも閉ざされてしまうのは、あまりにももったいないことです。 ここで一度、「過去の経験」と「現在のあなた」を切り離して考えてみましょう。

まずは過去の心の傷を、「あれも一つの人生経験だった」と受け止め、あなたが強く優しくなれる理由へと昇華していくことが、自信を取り戻す第一歩です。

誰かに言われた間違った言葉を、心の中で何度も何度もリピート再生してしまう人がいます。 相手に言われたのは、たった一回きり。なのに、何度も傷ついているとしたら、そのシーンの「再生ボタン」を、自分自身が繰り返し押してしまっているからかもしれません。実は、カウンセリングをしていても、この『過去の呪いの言葉』に縛られている方が本当に多いんです。でもね、言った相手はもう忘れてのんきに暮らしています。ではどうすればいいのか、と言うと簡単です。 「あ、また再生ボタンを押しちゃったな」と気づいたら、そっと止めてみましょう。いま、あなたを傷つけているのは過去のその人ではなく、記憶を大切に握りしめているあなた自身かもしれないのですから。

コンプレックスこそが、唯一無二の魅力になる

ここで、一つの例をお話しします。 最近、私が注目しているあるパーソナルスタイリストの女性がいます。彼女はいわゆる「プラスサイズ(ふくよかな体型)」の女性です。

かつては「痩せていることこそが正義」というファッション界の常識に苦しんだ時期もあったそうですが、彼女は現在の自分のボディを愛し、自信を持って魅せることで、唯一無二のブランディングを確立されました。 常識をパッションでぶち破り、「オンリーワンの存在感」を放つことで、今や大変な人気を集めています。コンプレックスを最大の武器に変えた、素晴らしい事例です。

実際の婚活の現場でも、辛い離婚を経験して異性が怖くなってしまった方や、厳しい家庭環境で育てられて自信を失った方、過去のいじめの記憶に足がすくんでしまう方がたくさんおられます。

それでも、ご自身の過去の傷を受け入れ、「これが自分!」と開き直れた瞬間に、その人の魅力が一気に開花し、自信が解き放たれていく姿を私は何度も見てきました。 その自信は内側からの光となって、「あなただから結婚したい」と言ってくれる素敵なお相手を、自然と引き寄せるのです。

傷あとがある人ほど、逞しく美しい

もし今、あなたが傷ついて自信をなくしているなら……それは、これから大きな魅力を手にするチャンスでもあります。 痛みを経験したからこそ、優しく穏やかな世界の素晴らしさを、誰よりも深く理解できるはずです。 そして、自分と同じように心が傷ついている人に、本当の優しさを分け与えることができるはずです。

今はまだ自信を失っていて、幸せになるための一歩を踏み出せずにいるかもしれません。 それでも、「半歩でも前へ進んでみたい」と思ったら、まずはそのお気持ちをカウンセリングでお聞かせくださいね。まずはあなたの『心の再生ボタン』を止めるお手伝いから始めさせてくださいね。

ぶどうの樹結婚相談所 荻田由佳