私は3ヶ月に2回ほど美容院に行っています。大きな鏡の前に座り、スマホも触らずにマジマジと眺める自分の顔。良くも悪くも、いろんな発見があります。そして自分の顔って見ているようでちゃんと「見えて」いないと気付かされます。でも結婚相手は毎日毎日この顔を見ると思うと、考えさせられますよね。

顔は自分の表紙です

あなたは1日どのくらいの時間、鏡を見ていますか?

顔を洗って、歯を磨いて、メイクや髭剃り、せいぜい合計しても、10分〜50分程度ではないでしょうか?しかも顔を見るということ以外の「作業」に没頭していることがほとんど。

自分の体にくっついている重要な部分にも関わらず、あまり関心を払っていない部分なんですよね。

特に男性はそうかもしれませんね。婚活で一番最初に見る部分=顔は自分という人間を表す表紙、と考えたことはあるでしょうか?

眉毛で性格が変わった

突然ですが、あなたはどんな眉毛をしていますか?

眉毛って目元の印象をものすごく際立たせるパーツ。太くて盛り上がった眉なのか、薄くて短い眉なのか、で印象は180度違います。ぼやけていると顔全体ぼやけた印象になり、キリリッとした眉は顔全体キリリとしますよ。

私は元々眉毛が黒々としていてくっきりとした「へ」の字眉

上司や男性からどうにも生意気に見られることが多くて、悩んでいましたが、5年ほど前に出会った美容師さんに、

への字の眉頭の上と眉山の下の方を書き足すと、フラットな眉毛になるよ

さらに

眉全体の長さを短くするとフレッシュで若々しく、長く作ると大人の余裕が感じられる

と教えられて、実際にやってみたのです。緩やかな弧を描いて少し長くしてみました。

そうすると、それまではいつも強がっていたのに、鏡の中の自分の優しい眉毛を見て不思議と性格まで丸くなりました。さらに穏やかな印象のせいか、どこにいてもよく話しかけられるようになりました。

美容師さんに意見を聞く

美容室は、伸びた分だけ切ってもらう、とう方も多いのかもしれませんが、私は美容の定期検診と思っています。最近太って顔が丸くなったから、以前の髪型がにあわなくなったとか、お肌がくすんでるな、とか最近髪がまとまりやすい、とか、普段なら一瞬思ってもすぐに頭から消えてしまうようなことに、約1、2時間じっくりむきあい、美容師さんとシェアすることができるのです。

ついでに、最近ダイエットしなくちゃっと思っててとか、髪伸ばそうかと思うんだけど、とかこれからの季節はこういうイメージで行きたい、ブーツが履きたい、スキニーパンツが履きたい、ボリュームのあるイヤリングがしたい、仕事ができるっぽく見せたい、など髪だけでなく「美容・見た目全般について方向性と方法についてのカウンセリング」を頂きに行っています。

定点観測、のようなもので、自分では毎日見ているから気にならない些細な変化も、定期的に会っている美容師さんの方が気づいてくれることがあります。いい変化も、悪い変化もですよ(汗)

もちろん時には耳が痛~いこともありますが、よくない変化にも早めに気がつけるので、できれば正直に意見を言ってくれる美容師さんを一人見つけておくことをお勧めします。

自己診断は危険

自分で似合っているつもりの髪型が、全く似合っていないとか、服装やメイクも性格や個性にあっておらず、チグハグってこと、結構ありますよ。仲人として気がつける範囲ではお伝えしますが、できればもう一人、美や見せ方についての専門家の意見があると心強いものです。

特に、ヘアやメイクといった顔まわりのテクニックに関しては私も素人なので、なんとなくこう思うよ~としか言えません。もしも今、美容師さんと全くお話ししないのであればもったいない!

仕事用の髪なのか、婚活用の髪型なのか、どちらでもない自分らしさを追求した髪型なのか、まずはどうありたいのかを見つめて、今度美容室に行く時は伝えてみて下さい。

「仕事中と婚活の時で、雰囲気を使い分けできる髪型にしたい!」

と言うリクエストも、ちょっと前髪のアレンジを変えたり、分け目を変えたり、長さがあればアップスタイルなどを取り入れて、ファッションや気分に合わせて、あるいはデートプランや交際のステージに合わせて、使い分けできるように教えてくれます。

美容室ジプシー時代

とはいえ大きいサロンだと担当者がコロコロ変わったりってあるあるですよね。私も以前通っていた銀座や恵比寿、青山のサロンでは、お気に入りのヘアデザイナーさんが他へ引き抜かれたり、田舎へ帰って実家の美容室を継ぐからさようなら、なんてあるあるでした。

でも美容室ジプシーって本当に気持ちが落ち着かないもの。行き当たりばったりのヘアサロンだと、当たり外れが大きいですしね。

かかりつけのお医者さんのように、自分の髪の性質や生え方のくせ、見せたいイメージ、そしてライフスタイルに合ったベストな髪型を一緒に模索してくれる美容室を見つけましょう。

十条で良ければお教えしています。(#queue hair)

カラーとパーマで傷んでいた40代前半

青山の宝飾店で店長を任されるようになった10年前(40歳のころ)、カッコつけたくてパーマやカラーを色々していた頃を思い出します。元々くせ毛で、雨が降ると膨らんだりうねったりして厄介だった私の髪。大嫌いでしたが、今の美容師さんに出会ってからは、

「確かに癖もあるけど、私はおぎたさんの髪のこと好きだよ~」

といってもらえて、不思議なくらい心が落ち着きました。いやらしいクセがある髪と以前他の美容師にけなされてから、お金をかけて色々やらないといけないと思って余計にいじめてしまっていたのです。

それからは、カラーも自然派のダメージが少ないものに変えて、パーマははせずに健康的な自髪を活かしたヘアスタイルを提案してもらい、すっかり髪のストレスから解放されています。

まとめ:髪型はセルフブランディングの第一歩

時代にあった、かつ似合う髪型で自分をアップデートすると鏡を見るのが楽しくなり、日々のストレスが減ります。まさに髪は女の命、生き生きとした艶のある髪には若さを感じますからね、年齢が気になっている女性こそ、髪をいつもツヤツヤにしましょう。誰よりも自分自身が気分良くいられるようになりますよ。実は自己肯定感にも直結しています。

髪のストレスがなくなり、自分のことを好きになれる美容師さんを密かに心の師匠と思っています。私も婚活男女のストレスをなくし、ご自分を好きになっていい出会いへと導ける仲人を常に目指しています。

池袋ぶどうの樹結婚相談所 荻田