クリスマスへの準備期間、始まりました

今年のクリスマスも一人ぼっち。あるいは実家で過ごす、仕事を入れる、独身の仲間とつるむ、なんてダメダメ。今からちゃんと婚活しておけば、必ずクリスマスにはラブラブでロマンティックなデートができますよ

クリスマスの過ごしかたは9月次第

これから婚活をしようと思っているなら、今からですと、クリスマスが一つのゴール。

クリスマスのことは考えないようにしています、なんていう男性や、独身仲間で盛り上がるという女性もいますが、今からそんな消極的な態度でいるなんて勿体無い。

9月からしっかりお見合いをして、10,11月には複数交際に入り12月にはロマンティクなシチュエーションでのプロポーズ、これ夢ではないのです。

29歳瑞希さんの成婚ストーリー

瑞希さん(29歳・仮名)は、友人たちが次々に結婚するのをみて、強い焦りを感じていました。

でも、結婚相手への条件がたくさんありすぎて、なかなか満足がいく人と交際ができません。

学歴もルックスも、性格も年収も、全部100点じゃないと無理!

そんな風に言っていた彼女が変わったのは、9月の婚活からでした。

それというのも、8月の末に仮交際のお相手から、交際終了を言い渡されてしまったのです。

8月のダメージをリセット

毎年両親がラブラブでクリスマス旅行に行くという瑞希さん。ということはつまり、クリスマスを実家で過ごすことが出来ないというのです。

なんとかしてクリスマスを充実させたい、と仲人の私にご相談くださいました。

そこで私は、今までの仲人型お見合いだけでなく、【コネクトシップ】(ゼクシィ縁結びやエン婚活など婚活大手12社が相乗りしているデータマッチング型結婚サービス)にも登録して、婚活を加速させましょう、とご提案したのです。

コネクトシップで出会いをスピーディに

お急ぎの方におすすめしている、コネクトシップは、20代~30代婚活に特に強いツール。なにしろその世代の登録者層が分厚いのです。また、お見合いが成立率が70%以上、とかなり高いので、ハイスペック男子でもキラキラ女子でも案外手が届きやすいという特徴があります。

さらに仲人によるお見合い(=ファーストコンタクト)の手配ではなく、女性側が希望の駅名を登録しておくと、自動でお店の候補が出てくるという便利機能があるので、お見合いの場所決めがスピーディなのです。

仲人型でお見合いに慣れてからがおすすめ

ただし、仲人さんによる、フルサポートはないので、自主性がある人はきちんとデートに誘ったり交際に前のめりですが、受け身同士だと自然消滅になりがちというマイナス面も。

出会いのチャンスをしっかりと拾ったら、あとは本人たちの努力で大きく育ててかなくてはいけません。だから、多少、お見合いや交際の経験が、仲人型でできてからの方がよりスムーズなのです。

ぶどうの樹結婚相談所の仲人の判断で、瑞希さんの意思と積極性を見込んで、コネクトシップデビューしたところ、たちまちお申込みが入り、かなり希望に近い条件のお相手とファーストコンタクト1(=お見合い)が5件成立したのです。

モテモテ気分で秋を迎える

9月に巻き返しをして、あっという間に10月。

お相手はみなさん条件も人柄も良くて、婚活に大忙しとなった瑞希さん。

うまくいかない頃は仲人に悩みやお相手への不満をこぼしたり、「このまま結婚できないんじゃないかと不安で不安で眠れません(泣)」とLINEを送ったりしていましたが、今度は忙しくてそれどころではない様子でした。

暑さに弱い、とこぼしていた瑞希さんにとって、真夏の婚活はなかなか体力的にも辛かったようですが、涼しくなると同時に判断力も冴え、食欲も戻ってきて、いいペースで婚活デートに勤しんでいましたよ。

ひょっこり入った仲人紹介案件

婚活デートで大忙しだったところに、仲人の荻田のご紹介案件でとても優しそうで感じの良い男性、和也さん(32歳・仮名)からお申し込みが入りました。

コネクトシップで仮交際している他の男性たちよりも、少し条件が良くて、かなり結婚への本気度が高いタイプ。

半信半疑でお見合いをして、すぐに交際へ進んだお二人。

後で和也さんがいうには、

「休みのたびにデートに誘っても、たまに会えないこともあり、瑞希ちゃんがモテモテで競争率が高いということは、自然と気づいていました。」

他の男に取られたくない!

和也さんは、良家のご子息で、温厚なタイプでしたが、瑞希さんと1日でも早く多く会いたい、そして他の男性たちには絶対に負けたくない、という気持ちが交際を後押ししたようでした。

「和也さんとは毎週末、土曜日の午後にはデートの約束を入れているのですが、それだけでは足りないみたいなんです(汗)どうすればいいですか?」

と瑞希さんが嬉しい悲鳴をあげて、仲人に相談してくださったので、平日の夜お仕事の後に会うことや祝日もさらにデートの予定を入れたり、お互い有給休暇をとって平日に少し遠出することも合わせて提案したところ、急展開したのです。

交際1ヶ月半でプロポーズ打診へ

和也さんのプロポーズ打診がなぜそんなに早かったか、というと真剣交際2を経なかったからです。

そして、なぜ真剣交際を経なかったのかを後で聞いてみたところ、

「もしも瑞希ちゃんに真剣交際を申し込んだら、他の男性とも会う約束をしているのできっと困らせてしまうと思いました」とのこと。

真剣交際になったら、すでにしているデートの約束を反故にしなくてはいけないし、最悪の場合、まだ会ってから間もない男性と和也さんを比較することが難しいので、「ちょっと今は待ってほしい」と先延ばしされるリスクがあると判断したのだそうです。

さすがは頭の良い男性だけあって、判断力と決断力がすば抜けてました。

また、このタイミングで12月の初旬、クリスマスはもうすぐそこでした。

プロポーズをお受けします!

瑞希さんとしては、和也さんは複数の男性の中で「最も気が合うし、条件も良いし、結婚するなら和也さんがいいなと思っていました」とのこと。でも、「もしもじっくり考える時間を与えられたら、優柔不断になって悩みすぎて決断できなかったかも3」とも言っていました。

まさか、のタイミングでのサプライズプロポーズで、反射的に「はい、お受けします!」と言っていたのだそうです。

まだ現実味がなく戸惑っていた瑞希さんから、

「荻田さん、私本当にこの判断でよかったのでしょうか?」との質問に、こう答えました

「和也さんとの結婚、何か問題があるの?」

すると、

「なんの問題もありません!」とのこと。

「じゃあいいんじゃない?おめでとう!」

その一言で、瑞希さんはほっとして張り詰めていた心の糸が切れたのか、涙を見せていました。

結婚はスピード感も重要

結婚って、本人同士が決断する他ないものです。

よく「お相手選びの正解がわからない」とか「誰を選んだらいいのか、何を基準に選ぶべきか教えて」などと質問を受けますが、お二人の間に大きな問題がないなら、あとは結婚した後で擦り合わせる4ことが重要なのです。

いわば、プロポーズの段階ではまだお二人の関係は、真っ白いキャンバスのようなもの。これから幸せな未来を描いていくのですから、そんなにあれもこれも必要ないのです。逆に、完璧に条件が揃ってから、と決断を先送りにしすぎると、お互いの気持ちがだんだん萎えてきて、お別れしてしまうケースもよくみています。

人間はみんな不完全、だからこそお互いに歩み寄る余地があっていいんです。

月並みに聞こえるかもしれませんが、長年仲人をやっていて改めてそう思います。

もちろん、その年のクリスマスはお二人でラブラブデートをしたそうですよ。

あなたももし今年のクリスマスを充実させたいなら、お気軽にご相談くださいね

  1. 仲人型では初顔合わせのことを「お見合い」と呼ぶのに対して、コネクトシップでは「ファーストコンタクト」と呼びます。小一時間ほどカフェなどでお茶することをさします。 ↩︎
  2. 真剣交際(しんけんこうさい)。本交際ともいう。お見合い後交際に入った段階を仮交際(かりこうさい)とよび、二人が結婚に対して前向きであることが確認できた状態での交際を指す。いわばプロポーズの前段階。今回のケースでは、仮交際からいきなりプロポーズとなった。 ↩︎
  3. せっかくプロポーズまで行っても優柔不断で決めきれずに婚期を逃し、そのあと別の人と交際してもプロポーズをしてくれた人以上の条件を求めてしまうために婚活が長期化するケースもあります。冷静で客観的な判断を必要とする結婚という重要な決断、お一人では難しいのでしたら、ご家族と仲人にもぜひ意見を聞いてくださいね。
    ↩︎
  4. 30年近くも別々の環境で暮らしてきた男女ですから、完全に価値観が一致することはまずありません。結婚した後で価値観のずれを少しずつすり合わせ、受け入れていくことが重要です。 ↩︎