婚活ならではの悩みがある
実は恋愛の得意不得意に関わらず、多くのみなさんが「婚活に関してとても悩んでいる」のは事実です。婚活は、愛や恋とは違った成功するコツがあります。だから恋愛のように、気がついたらなんとなく好きになって、ふわっと関係が始まる、という曖昧さが好きな人には、特に悩ましいかもしれません。その代わりに最速で結婚できる、というメリットがあるものなのです。
では早速お悩みランキングを見ていきましょう。
婚活のお悩みランキングTOP6
- 1.自分に合う人がわからない
- 2.誰と会っても好きになれない
- 3.申し込んでもOKがもらえない
- 4.自分が好きになった相手からは振られる
- 5.お会計とか敬語をやめるタイミングなどお作法に悩む
- 6.デートでの会話、メッセージのやり取りが続かない
いかがでしょうか、納得ですか?
多分婚活を少しでも経験したことがあるなら、ご自分にも当てはまるものがあると思います。
婚活において悩むことは良いこと
そもそも前提として、婚活で悩むことは、実は人生におけるとても大切なプロセスです。
その理由の一つは、生きる意味や人生における夢といった「人生観」を形成する役に立つからです。
もう一つは、人との関わり方や信頼関係を築くスキルを身につけるチャンスでもあります。
特に人間関係に苦手意識があったりして、他人と深く関わることを避けてきた、という人にとっては革命的な変化が起こるでしょう。
例えば、
「結婚相手として私にピッタリあう人って、どんな人なんだろう」
「どうしてあの人は、私をデートに誘ってくれないんだろう」
そんな風に悩んでいる時は苦しいけれど、真剣に自分や他人について深く考える機会は、婚活を意識するまでそうそうないのではないでしょうか?
結婚に関してはどんな優等生だって、エリートだって自分の判断に自信が持てなくなるものなのです。
とはいえ、実際に結婚相談所にエントリーをすると膨大な数の異性がいるので、途方に暮れるのも無理もないことです。そこで困難を乗り越える方法が間違っていれば、結局会える人が限られてしまうのです。
ここからは正しい対処方法をお伝えしますね。
“自分に合う人がわからない”お悩みの解決法
このお悩みは、
1.あなた自身がどんな人間で
2.何を結婚に何を求め
3.どんな価値を提供できる人か
をお伝えするフェーズです。そういう意味では、先ほど出てきた
- 自分に合う人がわからない
- 申し込んでもOKがもらえない
については、問題の本質は同じです。
自分自身のことがよくわからないから、合う人がわからない。その結果、スペックや年齢ばかりをみて見当違いなお相手ばかりに申し込んでしまう。そうすると、先方からは「ちがうな~」と思われてしまうのです。
振られても何度も立ち上がれる人は素晴らしいと思いますが、傷つかない人はいません。できるだけ振られたくないならなおさら、《自分が勝負できる土俵》はどこなのかをよく考えて、少しでも有利に戦えるブルーオーシャンを探すのが婚活を卒業するコツですよ。自分を知り、ブルーオーシャンを見つけた女性の婚活ストーリーをご紹介します。
都会にこだわっていた40歳女性
かよさん(仮名)は大都会に憧れて上京した女性ですが、ご出身は地方の自然豊かなところでした。
そして、都会じゃないとお金が稼げない、田舎者と貧乏人はイコールで、なぜか「性格が悪い」という思い込みがありました。そこで彼女があげた理想の条件は
- 都心5区に住んでいる人
- 年収1000万以上
- 同世代男性(年齢差±2歳まで)
の3つでした。その結果、ご入会から1ヶ月が経ってもなかなかお見合いが組めず、苦戦していました。艶やかな黒髪と抜群のスタイル、天使のような微笑みで多くの男性からお申し込みがあったのですが、なかなかお見合いに承諾を出せなかったのです。
お金と性格はイコールではない
かよさんのように
わざわざ苦労することがわかっている人と結婚したくない!
というふうに、結婚=苦労という思い込みが、結果的にハードルを高くしているケース、思い当たる人も多いのではないでしょうか。また、お金を稼げるのは、都心だけという勘違いも、婚活を長引かせる要因です。このように、【確証バイアス】と言って、自分に都合のいい情報だけを集めて、間違った常識を自分自身に信じ込ませることがあるので、1人婚活は危険なのです。
かよさんの場合は、ちょっと発想を変えて、千葉や埼玉、神奈川に住んで東京で働いている人や、結婚したら移動願いが出せる人、また在宅ワークの方、活動エリアが広い自営業の方なども視野に入れるようにしたところ、あっという間に希望条件の方とお見合いが組めるようになりました。そして、いろんな人と会ってみたら、年収の数字が高くても性格のいい人とそうではない人がいることに気がつけたのです。
最終的には、おおらかで優しい、6歳年上の東京近郊にお住まいの経営者男性からプロポーズされ、ご結婚が決まりました。
理想の生活=都会暮らしではなかった
実は先日、かよさんから連絡があり、お話しする機会がありました。かよさんがおっしゃるには、
結局、都会に住んで背伸びをするよりも、都心へも気軽に遊びに来られる地方でのびのび暮らすのが自分にはあっていたと気がつきました。田舎の生活には慣れてますから!(笑)
それと、実は念願の専業主婦も叶えられたんですよ。毎日大好きな手作りパンを焼いたり、家庭菜園で野菜を作ったりするのが楽しくて仕方がないんです。
婚活では本当に助けてくださって、ありがとうございました。
と笑顔でお話しくださいましたよ。
こんなふうに、(思い込みでがんじがらめになった頭で決めた)相手の条件ばかりを一生懸命見るのではなく、自分が心から欲している暮らしを真剣に見つめることが先決です。「まず頭ではなく、心に聞いて下さいね」かよさんに何度も伝えた言葉です。そうは言っても1人ではなかなか難しいのですけどね。
“誰も好きになれない””1人に決められない”お悩みの解決法
ちょっぴり優柔不断な受け身女性なら、経験したことがあるのではないでしょうか? 学生時代、告白されてなんとなく付き合いだしたけれど、
私この人のこと別に好きじゃないみたい…
だから交際し続けるのが気まずい、とか、周りにカップルだと思われれているのが小っ恥ずかしくてモヤモヤする。
実はそんな時は無理に好きになろうとしても、逆効果なことが多いのです。
婚活の場合は自分の気持ちを確かめたり、モチベーションをあげる方法があります。なんと別の人とお見合い・デートをしてみたりするのです。そうすると、彼には他の人と違うこんないいところがある!と気がつけるのです。
【選択回避の法則】と言って、選択肢が多すぎると余計に1人だけを選べなくなることがわかっています。ですので、せいぜい2,3人くらいの違うタイプの方と比べるのが効果的です。
一対一で向き合っている時には気がつけなかった魅力が、他の人との比較でクローズアップされるということは、実はよくあるのです。それでもやっぱり違う、、、と思うのでしたら、思い切ってその人とさよならするのも選択肢の一つですよ。別れて連絡が全く取れなくなったとたん、ものすごく会いたくなって、自分の恋心に気がつく人もいますよ。
自由恋愛で1人の人とだけ付き合いながら、「好きになろうと頑張ってるけど難しい。いい人ではあるんだけど…」なんてよくある悩みですが、それでは結論がなかなか出ませんよね。
1人に決められない時や、交際相手を好きになれない時は
- ・信頼できる人に相談して、客観的な意見を聞く(仲人がお伝えしますよ!)
- ・無理に1人に決めずに他の人とも会ってみる
- ・どうされると嬉しいのかを、お相手に伝える
ことが有効です。
2つ目の、別の人に会うのは後ろめたいかも、、、という方には、結婚相談所が向いています。みんなが複数交際をしていいというルールですから、後ろめたさは半減しますよ。
3つ目の、お相手に伝えるやり方は、ちょっと恥ずかしいし自分には難しいかも、、という場合は仲人を通じてソフトにお伝えすることもできます。なんでも自分の口から伝えるだけが正解ではないのです。
八方美人につきもののお悩み
ついみんなにいい顔をしてしまう、八方美人な人にとって、1人を選んで後の人を振るのは精神的な負担が大きいもの。だからこそ、自分1人で抱え込まず、信頼できる人に相談して決めるのが正解です。結婚相談所なら、お相手が傷つかないように交際終了を伝えてくれるので、人から恨まれるのが怖い、という人でも安心です。
“好きな人からは振られてしまう”お悩みの解決法
厳しいようですが、ごめんなさい。頑張って読んでくださいね。
好きになったお相手から振られて悩む人の特徴としては、
自分が好きなんだから、相手も自分を気に入ってくれるに違いない
という思い込みが見られます。
そこそこ美人・ハンサムだったり、魅力があるね、と言われたりしていて、ご本人もまんざらモテない方ではない、と思っている人ほどよくあることです。それというのも「絶対こっちを振り向かせて見せる!」とばかりにメッセージがしつこくなったり、深夜にいきなり電話をかけたりして、それで余計に引かれてしまうようです。
でも実は、よく観察するとお相手の気持ちが自分の方を向いているかどうかがわかるのです。
🔴交際中の脈なしサイン
- ・会話中あまり目が合わない
- ・誘いを断られることが多い
- ・向こうからの連絡がない
この3つの兆候が同時に見られるようでしたら、脈なし、またはまだ心を開いてもらえていない可能性が高いと思ったほうが良いです。それに気がつかずに、必死にメッセージを送り続けたり、デートに自分からどんどん誘っても、余計にお相手が萎縮するばかりなのです。
ご自分で振ったことがある人ならわかると思いますが、あまり好きじゃない人からグイグイ来られるのってものすごくストレスです。だからこそ、相手からの好意を感じた瞬間、避けられるのはよくあることです。
追われる恋は苦手、自分から追いかけたい、なんていう人ほど、たまにはお相手に追わせてみるのが恋ではなく婚活には有効です。
“会話やメッセージが続かない”というお悩みの解決法
事実として、婚活をしている人の中でも、会話やメッセージのやり取りが上手な人はすぐに結婚できています。
また、どちらかというと営業マンや接客業の人は割と会話のキャッチボールが得意な人が多く、それゆえに、
「会話が途切れるといつも自分から助け舟を出してばかりで正直疲れる」
というふうに思っていますよ。もしかするとあなたもお相手にそう言われているかもしれませんね。
なぜ会話が続かないのかの原因と対策
会話がうまく続けられない原因は複数あり、複雑に絡み合っているのでそう簡単には変えられません。もちろんご本人だけのせいではありませんしね。実はそんなにトーク力がなくても結婚できている人はいますし、口かずが少ないなりに心を通わせる方法はあるので、まずは怖がらないでくださいね。
そうは言っても、デートしている時に会話が途切れると、不安で焦ってしまいますよね。また、お互いのことを知るためにも、会話で自己開示したり、お相手への関心を示すことは信頼関係を築く上でとても大切です。
結論的には、会話は才能というより技術なので、以下のことを訓練していけば誰でも基本的には会話のスキルは上がります。
- 1.会話を展開させるスキルを上げる
- 2.話題の発想力を上げる訓練をする
- 3.会話中のアクション・リアクションのテクニック
- 4.心理面でのブロックを外す
1~3までは努力次第ですが、一番厄介なのは最後の【心理的なブロック】です。
具体的には、他人の話に興味が持てない、対人不安がある、おしゃべりは無駄な時間=悪いこと、という刷り込みがあるなどのケースが当てはまります。(それ以外にもあります)
このマインドブロックがあると、どんなに会話のスキルを向上させても、途中で面倒になったり、嫌気がさしてしまう恐れがあります。そうなると、会話の途中でガソリン切れを起こして、ストップしてしまうのです。長期的な心理アプローチによる改善が必要になってきますので、ご相談くださいね。
ちなみに、デートマナーに関するお悩み(お支払いのエチケットや、敬語をやめるタイミング、名前の呼び方、お店選びやメッセージなどのお作法)は、会員様には個別にお伝えしていますよ。なんでもいつでも気軽に相談できる仲人ですので、メッセージをお待ちしております。
まとめ:婚活の悩みには幸せのヒントが隠れている
婚活について悩んでいる時は、誰もが本当に苦しくて、出口が見えない気がするものです。
ですが、解決の糸口を見つけて、自分の努力や発想の転換でそれを乗り越えた時、見違えるほど成長できています。
ただし、自分ひとりの頭で考えただけでは出口が全く見えずに婚活迷子になってしまいがちですよ。できるだけスムーズに、悩みを成長のきっかけへと昇華して、婚活を卒業するには、多くのケースを見て解決を手助けしてきた仲人の経験と知恵が有効なのです。よければあなたのお悩み、聞かせてくださいね。