前編では、「会社を辞めたい」という気持ちが、いつの間にか「結婚したい」に置き換わってしまう認知の歪みと、結婚してから気づいた夫婦の心強さについてお伝えしました。後編では、専業主婦という生き方のリアルと、私がたどり着いた「小さなおうち起業」という第三の道、そして今このページを読んでいる未来のお嫁さんたちへのメッセージをお届けします。
ただの現実逃避でもいい
結論なのですが、私は婚活の動機は、「会社を辞めたいから」でもいいと思っています。
ちなみに「専業主婦になりたい」と「今のこの会社を辞めたい」はイコールではありません。
20代の女性特有の、好奇心からくる、もっと違う生き方も知りたい!別の仕事にも興味がある!という欲求はごく自然で、むしろあって然るべきとすら私は考えます。
一方で、専業主婦、すなわち、お給料なしで365日家事という重労働をし続けるという道を自ら希望する人は本当にご立派です。
お料理も、掃除も好きじゃないし、得意でもない私からすると、心底頭が下がります。余談ですが、私自身が36歳で過労のため会社を辞めざるを得なくなり、しばらく専業主婦をした時のあの虚しさ、社会から取り残されたような淋しさを思い出すと、2度と経験したくない、というのが本音です。
とはいえ、とにかく働くことが苦手、働きたくない、という人もいますよね。そんな方への結婚後のアドバイスを経験者としてお伝えします。
専業主婦はいばらの道?
専業主婦であっても家庭以外の居場所は持っておいた方が精神衛生上とても安全です。
趣味のサークルでも、パートでも、SNSでもいいでしょう。あなたなしでは回っていかない、なんらかのコミュニティーを見つけておくことで、世の中から取り残されたような気持ちにはならずに済みます。
いいえ私は子育てに専念したい!
というかたも、子供達もいずれ大きくなって家から出ていくであろうことを考えると、自分の居場所を作っておくことが心のセーフティーネットになります。
さらに付け加えるなら、万が一「離婚」となった際にも、収入源があるとないとでは大違いです。
離婚を推奨しているわけではありませんが、結婚後何があるかわかりません。
稼げないから離婚したくてもできない、は不幸の極み。また夫が失業や病気などの際にも、女性が一定の収入があることで、家族の支えになれることは言うまでもありません。
もちろん、夫との間に何のトラブルもなく定年までしっかり働いてもらえたらラッキーですが、5年、10年、20年先はどう変わっているかわからないのが、今の社会なのです。
今は趣味でも、そのうちビジネスに結びつくかもしれないことがあるなら、サラリーマンのうちに蓄えながら才能を伸ばしましょう。
おすすめは、小さなおうち起業
会社組織での働き方が向いていない女性へのおすすめは、少し未来のおうち起業です。
実は私自身、出版社時代に、入社から社歴6年以上経過で退職金が大きく増える、ということを知って、28歳で脱サラし、数百万を手にしました。
独立とか起業って響きは素敵だけど、実際には売り上げが1円もなくても誰も慰めてくれない厳しさもあります(この話はまた後ほど)。
あくまで個人的な見解ですが、20代はなるべく頑張って、サラリーマンをしながら社会勉強をしましょう。
そこで周りの人よりちょっと得意なこと、人に教えてあげられるようなことや、夢中でやれることを見つけておくのです。
それが、やがて30代・40代もしくはそれ以降に、独立できるだけのものに育てていく最初の「芽」となります。私の周りの女性起業家さんは、皆さんそうやって子育てしながら社長をしていたり、フリーランスで家庭と仕事をバランスよく回していたりしますよ。
会社員が向いていると思うかたは、ある意味ラッキーです。その方が安定したお給料をもらえますし、社会保険も手厚く定年は年々伸びているので、居場所をわざわざ探す必要がないかもしれませんからね。退職金がしっかりもらえる大きな会社なら、少々退屈でも辛抱するのが得策です。
でもどうしても、マイペースに働きたい、とか、子供優先でパートじゃなく自分の才能を活かしたい、という方には断然起業をお勧めします。
起業初期はやっぱりいばらの道
私の場合は、結婚をして旦那さんという稼ぎ手を得てから、安心して独立させてもらいました。とはいえ、独立するためには、
・夫や子供、親の理解と協力も必要
・売り上げがすぐに作れなくても1年は大丈夫なくらいの準備金も必要
・最初は商品設計や集客、接客、確定申告などほぼ全て自分でやることが必要
なのです。私も会社を辞めた30代の頃は、本音をいうと不安で心細くてとても後悔しましたし、辞めた自分を責めたこともありました。フリーランスって響きは素敵だけど、お客様が取れない心細さはなかなか辛いもの。もちろん自分で全てをなんとかしなくてはいけないので、ビジネスが軌道に乗るまではすごく不安です。その後、また再就職を経て土台ができて、40代後半で本格的に独立。現在の結婚相談所開業に至っています。
もしも将来起業してみたいけど不安、という方はご相談下さいね!
結婚・子育ても叶えつつ、お金と働き方の自由を手に入れる、そんな人生の理想を描いて婚活をしましょう。
まとめ:未来のお嫁さんたちへ
女性が独身のまま歳を重ねて生きていくって、正直大変なことです。
風邪で寝込んだりすると、すごく不安になって、このまま働けなくなったらどうしようなんてネガティブな考えが頭をよぎりませんか?
認知症になったら、誰も助けてくれないし、保証人がいなければお金も下ろせないし、老人ホームにすら入れないかも。
一方で、専業主婦だって決して楽じゃないし、どの会社にいても不満はゼロにはなりません。また、独立起業はそれこそ困難の連続です。
とどのつまり、生きるって大変なことには変わりがないのです。
でも、家族がいれば、自分一人で戦わなくて済みます。
辛いね、しんどいね、でも大丈夫だよ、と声を掛け合う家族というチームがあれば、不思議とパワーが湧いてきます。
また、家族がいるぶん、嬉しいことは何倍にも増えます。
結婚相手の親きょうだいだって、あなたの味方になるのです。
だから今、会社から逃げたいだけでもいい、未来のあなたを救うために結婚をしませんか。
もしも結婚生活が楽じゃなかったとしても、必ず成長できます。
あなたの人生という本のページに1行でも1ページでも、書き足すことができると思います。
もしこの記事を読んで、少しでも「誰かに話してみたいな」と思ったなら、一人で抱え込まず、ぜひ一度ぶどうの樹結婚相談所にいらしてください。
あなたの「会社を辞めたい」も、「結婚したい」も、「本当はフリーランスで働いてみたい」も、誰にも言えない婚活のお悩みとして、本音で相談できます。

