初対面の異性となんて、緊張してうまく話せません、、、そんな人ほどコミュ力が爆あがりする5つの方法を今日はご紹介いたします。この5つのコツを押さえたら自分から沢山喋らなくても、一緒にいてなんだか心地いい人、話しをしているとあという間に時間が過ぎてる、とお相手に思ってもらえることでしょう。

沢山しゃべる人はコミュ力が高いのか?

まず前提として、世の中には誤解があります。よくしゃべる人がコミュ力があるというわけではないのです。コミュ力がある人、というのは言い換えると

会話で相手を気分良くさせることができる人

なのです。一人で自分のことを面白おかしくしゃべったりするのは、むしろお相手には迷惑に感じられていることも多々ありますよ。お相手にとって興味のない話をついつい長々としてしまう人の何と多いいことか…だからむしろご安心ください。余計なお喋りをしなくても平気な人の方がコミュ力が爆発的に上がるポテンシャルを秘めているのです。

コミュ力を上げる5つの心理テクニック

そんなに特別なことではないんです。

心理学的に特に即効性があり、取り入れやすいと言われているものを厳選してご紹介しましょう。

  • 1.相手の名前を呼ぶ(ネームコーリング)
  • 2.会話のペースを合わせる(ペーシング)
  • 3.笑顔でうなづく(スマイル・ノッド・カップリング)
  • 4.あいづちと質問を交互にする(フォローアップ・クエスチョン)
  • 5.おうむ返しをする(バックトラッキング)

では一つ目から

1.相手の名前を呼ぶ(ネームコーリング)

名前の通りなのですが、敢えて呼ばなくてもいい場面でもちょっと呼んであげてください。

例えば

おはようございます。今日はよろしくお願いいたします。

ではなく、

山田さん、おはようございます。今日はよろしくお願いします。

にするだけで、好感度は増しましです。

どうしてかわかるでしょうか?

 実は名前と言うのは誰にとっても宝物。

どんな褒め言葉やお世辞よりも、自分の名前以上に人が好きな言葉はない、とも言われています。これは 年齢や性別に関係なく、また生い立ちにも関係なく、だれでもそうです。

人は、生まれてすぐ名前を親からプレゼントされ、物心つく前から何度も何度も繰り返し、その名を呼ばれて呼ばれて育ちます。だから「アイデンティティーのよりどころ」とも言える人格の中心をなす部分、自分と他人とを区別する非常に大切なものなのですって。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」でも、 主人公千尋の名前を奪って、 湯婆婆が千尋の人格を支配してしまうと言う象徴的なエピソードがありましたよね。

名前を呼んだだけで、好感度が上がるなんて、こんな簡単なテクニック他にありませんよね。ぜひ次のお見合いからすぐに取り入れましょう。

2.会話のペースを合わせる(ペーシング)

自分はしゃべれる方、と思っている人の中には、1人ですごく早口で喋りたてる人もいます、

ですが、本当にコミュニケーション能力の高い人は、相手のペースに合わせることができるのです。 会話は競争ではありません。 一緒に並んで気持ちよくキャッチボールをしながら、お互いの理解がどんどん進んでいく、 そういうイメージを持つと良いかもしれません。

 とくに自信たっぷりの方がやってしまいがちなのが、

  • 早口で喋る
  • 大きな声で喋る
  • 相手が返事を考えている間にすぐ次の話題に移ってしまう

といったせっかちで独りよがりな対応です。

逆に、自信がないからといって、声が小さすぎて、相手が聞き取れなかったり、質問への答えが、極端に遅かったりすると、「あーなんかペースが合わないなぁ」と思えてお相手にストレスを感じさせてしまいます。

緊張しすぎて、頭が働かなくなってしまうと言う人にとっては、お見合いを負担と思うかもしれませんね。 でも2、3回経験してみれば、そんなに大げさな難しいことでは無いとわかってくると思いますよ。経験してみて初めて、自分でもできる、大丈夫!とわかれば、次はどうやったらもうちょっとうまくできるかなぁと工夫の余地も生まれてくるというものです。

まとめると、ペーシングのコツは

相手の話し方、相手の状態、相手の呼吸を注意深く観察して、寄り添うこと。

言い換えれば、話し上手よりも、聞き上手の方がコミュ力が高くなれると言えるでしょう。

3.笑顔でうなづく(スマイル・ノッド・カップリング)

おとなしいのに何故かモテる女子に多いのが、この「笑顔でうなずく」という効果を最大限発揮できているタイプです。

ある実験よると、人は笑顔で話を聞いてもらうだけで、ずいぶん相手に好感を持ち、気持ちよく話せるというデータがあります。ですが、さらに笑顔と同時に「うなずき」があると爆発的に効果が高まると言う実験データも出ています。

昔おばあちゃんと話をすると、何でもニコニコとうなずきながら話を聞いてくれたことを思い出します。一緒に走り回れるわけでもないのに、おばあちゃんのことを大好きになれたのは、この笑顔でうなづく(スマイル・ノッド・カップリング)の効果なのかもしれませんね。

メラビアンの法則でも、人は会話の内容以上に目からの情報をインプットしていると言われています。興味のない顔でお世辞を言うよりも、ニコニコしながらうなづくと言う視覚的な情報が人間関係をより良くする、と言うカラクリです。

コミュ力UPテクニック4

あいづちと質問を交互にする(フォローアップ・クエスチョン)

フォローアップクエスチョンの代表と言えば、テレビでお馴染みのMCをやっている方々です。

よく昔から例に挙げられているのは、 タモリさんの「笑っていいとも」でのオープニングのゲストトーク。

  • タモリ「髪切った?」
  • ゲスト 「はい、けっこう切りました。仕事で。」
  • タモリ「 あーそうなの!?よく髪型変えるよね短すぎない
  • ゲスト「 あ、はい、今度の役、裁判官なんで短くして黒くしなければならなかったんです」
  • タモリ「 裁判官!? それはすごいね。難しい
  • ゲスト「 そうですねー難しいです。 裁判中は笑っちゃいけないんで…」

と言った調子です。

もうお分かりでしょう。タモリさんからの会話は全て疑問形で終わっています。それも、いきなり疑問系なのではなく、ちょっとオーバーなくらい相手の答えに対してリアクションしているのもお気づきでしょうか?もう一度見てみましょう。

  • タモリ「髪切った?」
  • ゲスト 「はい、けっこう切りました。仕事で。」
  • タモリ「 あーそうなの!?よく髪型変えるよね?短すぎない?」
  • ゲスト「 あ、はい、今度の役、裁判官なんで短くして黒くしなければならなかったんです」
  • タモリ「 裁判官!? それはすごいね。難しい?」
  • ゲスト「 そうですねー難しいです。 裁判中は笑っちゃいけないんで…」

これがフォローアップ・クエスチョンの真骨頂です。相手の答えに対して、しっかり聞いて反応する。その上で関連した質問を投げかける。質問に対する答えを適当にスルーしたり、 うなずくだけではなくて、しっかりと相槌を打っているんです。注意深く観察すると、テレビでMC司会をやっている方々は、ゲストに対して上手にこのリアクション(=あいづち)+次の質問ということをずーっと回しています。このやり方だとあいづちで終わりにしたら会話が途切れ、会話の流れを仕切ることができるのです。

婚活ならば「そうなの!?」とかではなく、

わ、偶然。自分もなんですよ!

そうなんですか?以外ですね!

それって素敵!すごい!

とか、もうちょっと会話が弾むような少し大きめの相槌を挟んでいけば、確実に話しやすい感じの良い人、という印象を残せるでしょう。

おうむ返しをする(バックトラッキング)

相手が使った言葉と寸分違わず、同じ言葉を発するというのが本来の「おうむ返し」です。

相手が

「ちょっと寒くないですか?」

と言ったなら

「そうですね。ちょっと寒いですね」

がマル。

「 秋ですからねぇと」とか「 上着、貸しましょうか?」「 お席、変わりましょうか?」はその後に続けて下さい。

あいづちが、 お相手が発した言葉と全く同じ言葉であると言うところに意味があるのです。おうむ返しをすることは、相手の意見や言葉遣いをそのまま肯定する意味があり、またちゃんとあなたの話を聞いていますよーと言う意思表示にもなっています。

なので、例えば、相手がフライドポテトのことを

「フレンチフライが食べたい」と言ったならば、もちろん答えは

「フレンチフライ食べに行こう」です

あるいは

「お芋をあげたのが食べたいなぁ。」だったら、

「お芋をあげたのを食べに行こうね」が正解です

そこであえて「えっ?フライドポテトの事?」と言うことももちろんできますが、一旦お相手の言葉を受け入れてあげましょう。

これはほんの一例です。 

ですが、言葉と言うのは、感情や感性と直結しているので、共感し受け入れているよ~ということを伝えるためには、同じ言葉をくりかすのが、手っ取り早く効果的な方法なのです。

まとめ

今回はコミュ力を劇的に上げる5つのテクニックをお伝えしましたが、いかがですか?

1.相手の名前を呼ぶ(ネームコーリング)

2.会話のペースを合わせる(ペーシング)

3.笑顔でうなづく(スマイル・ノッド・カップリング)

4.あいづちと質問を交互にする(フォローアップ・クエスチョン)

5.おうむ返しをする(バックトラッキング)

どれも心理学の世界ではど定番中の定番です。これは婚活だけではなく、職場や家族友人関係でもコミニケーションがスムーズにいくようになるシンプルなテクニックですので、日常会話の中でトレーニングを積むことをお勧めします。

ですがあくまでテクニックはテクニック。

1番大切な事は、あなたがどれだけ相手を思いやり、寄り添おうとしているかということ。

そしてそれが不器用で伝わらないという残念なことがないために、取り入れてもらえると嬉しいそう思っております。

コミュニケーションに関してのお悩みがある方は、ぜひお気軽におぎたまでご相談ください。

池袋ぶどうの樹結婚相談所 仲人おぎた